デイリーニュース

  • 米諜報機関がインドネシア市民を盗聴

    ジャーナリストのアラン・ネアンは、ジャカルタに駐在する米諜報部員が、極秘にインドネシア市民の携帯電話を盗聴したり、SMSのテキストメッセージを読んだりしていると報道しました。このスパイ活動に関与するアメリカ人の中には、ジャカルタに本部を置き、米国による訓練・資金提供を受けるインドネシアの準軍事組織「第88分隊」のもとで活動する者もいます。「第88分隊」は、誘拐や拷問、暗殺などで悪名高い、インドネシア陸軍特殊部隊「Kopassus」の分隊です。米議会でインドネシアへの軍事援助を拡大すべきか議論されているさなか、この事件が明るみに出ました。

    dailynews date: 
    2007/12/13(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「拷問で偽自白」の元死刑囚 シカゴ市の2000万ドル補償 示談に障害

    警察の拷問により偽の自白をさせられた元死刑囚4人に2000万ドルを支払うというシカゴ市の歴史的な決断に待ったがかかりました。アフリカ系アメリカ人の男性4人は、1980年代に起きた殺人事件に関し、強制的に偽の自白をさせられたとして、当時のシカゴ市警指揮官ジョン・バージと20名以上の警察官を訴えました。この件を18年前に報道し、以来取材を続けて来た調査報道記者ジョン・コンロイに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2007/12/13(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 2007年12月13日ヘッドライン

    - 米温室ガス削減目標不合意でバリ気候変動会議決裂か - ブッシュ大統領 低所得者層の児童医療保険拡大法案に2度目の拒否権 - グアンタナモ特別軍事法廷の主任裁判官 5年前に同法廷を厳しく批判 - 中東和平交渉再会 ガザ侵攻と入植地拡大計画をパレスチナが非難 - イスラエル 2000-1年の中東平和交渉で西岸地区入植者の8割残留を要求 - パキスタン世論調査 67%がムシャラフ大統領の辞任を希望 - 米民主党クシニッチ大統領候補 アイオワ州での民主党討論会への参加を拒否される - カリフォルニア州ポトレロ ブラック・ウォーター社施設建設で 町おこしグループ内の賛成派5人に罷免投票 - 2007年の米兵自殺者 史上最多の109人 - ホワイトハウス 企業の有毒物質排出に対する監視を弱めるよう環境保護庁に圧力 - 同性愛者の歴史家アラン・ベルベ死去 享年61
    dailynews date: 
    2007/12/13(Thu)
    記事番号: 
    0
  • ジャズと正義 パシフィカ・ラジオWPFWが創設30周年

    ワシントンDCのパシフィカ・ラジオ局「WPFW、89.3 FM」が創設30周年を迎えました。15日にはハリー・ベラフォンテ、ソニー・ロリンズ、ハワード・ジン、ドロシー・ハイト、ディック・グレゴリーらを迎えた記念イベントが行われます。WPFWは首都でジャズを正義をテーマにした唯一のラジオ局です。

    dailynews date: 
    2007/12/14(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ニュージャージー州が死刑廃止法案可決

    ニュージャージー州下院が13日、44対36で死刑制度を廃止する州法案を可決しました。民主党知事であるジョン・コーザインは週明けに法案に署名をすると表明しています。同州はこれで、この40年で初めて死刑を廃止した州となります。New Jerseyeans for Alternatives to the Death Penalty(死刑以外の道を考えるニュージャージー州民)という団体を組織したラリー・ポストに話を聞きましょう。彼は1988年にジョージア州で娘さんを殺害されました。その愛娘への思いを胸にこの団体を創りました。
    dailynews date: 
    2007/12/14(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「もっと私自身がしっかりしていればよかった」──スパイ疑惑無罪のウェン・ホー・リー事件でリチャードソン知事が当時の誤りを認める

    今年最後の民主党候補討論会が13日、アイオワで行われました。そのハイライトを放送します。その中でニューメキシコ州知事のビル・リチャードソンは、クリントン政権下で自分がエネルギー長官をつとめていた時代に、中国スパイ疑惑で起訴され結局無罪となった核科学者ウェン・ホー・リーの事件で、いくつかの誤りを行ったことを認めました。

    dailynews date: 
    2007/12/14(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 野球の恥の殿堂 大リーグ報告で広範なステロイド使用が明らかに 若い世代への影響を危惧

    12月13日は「野球史上最も暗い日の1つ」として語られるかもしれません。米大リーグの公式報告として筋肉増強剤やその他の運動能力増進の薬剤が球界に蔓延していることが明らかになったからです。20カ月に及ぶ調査を指揮してきたジョージ・ミッチェル元上院議員は、ステロイドを使用している高校生もいま数十万人に及ぶだろうと危惧します。スポーツライターのデイブ・ザイリンに最新記事"Absolving the Owners"(球団オーナーの免罪)に関して話を聞きます。またステロイド濫用で息子を失った母親の声もお伝えしましょう。
    dailynews date: 
    2007/12/14(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 2007年12月14日ヘッドライン

    - 米国が温暖化防止バリ会議の最大の障害と非難 - 英調査 2007年の北半球は観測史上2番目の温かさ - 米上院 新エネルギー法案から石油企業課税強化策や再生可能エネルギーの利用などを削除して可決 - 米下院 CIA尋問で水責め拷問を禁止する法案可決 - 米上院司法委 連邦検事解雇問題で証言拒否のカール・ローブとジョシュ・ボルトンを議会侮辱罪で召喚決議 - ソマリア 迫撃砲攻撃で買い物客ら17人が死亡 - 米使節団 東欧のミサイル防衛基地設置で説得行脚 - 赤十字国際委 「イスラエルはパレスチナ人の人間としての尊厳を否定」と異例の声明 - アルゼンチン新大統領 米が告発したベネズエラによる自身の選挙支援疑惑を一蹴 - カゴ・シアーズタワー爆破テロ計画裁判で1被告無罪 他6被告も無評決審理として終了 - ニュージャージー州が死刑廃止へ 合憲復活後では初 - イラク再建監察官を汚職容疑で捜査 - 米民主党 大統領予備選討論会からクシニッチとグラベルを排除
    dailynews date: 
    2007/12/14(Fri)
    記事番号: 
    0
  • 米連邦通信委員会議長のケビン・マーティン メディア所有規制法改正案の投票延期を拒否

    米連邦通信委員会(FCC)議長のケビン・マーティンは、メディア所有規制法の改正案投票を延期することを拒否しました。投票は12月18日に行われる予定です。全米のメディア改革推進団体フリー・プレスのコミュニケーション・ディレクターであるクレイグ・アーロンから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2007/12/17(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 討論:ベネズエラのウゴ・チャベス大統領と否決された改憲国民投票について

    ベネズエラのウゴ・チャベス大統領は、12月初めに行われた69項目にわたる憲法改正案に対する国民投票を小差で否決され、7年前に大統領選で勝利を収めて以来初めての敗北を味わいました。チャベス大統領はこの敗北を受け、2012年に退陣すると発表しました。Changing Venezuela by Taking Power(『権力の掌握でベネズエラを変える』)の著者であるグレッグ・ウィルパートと、ベネズエラ国民議会の元主任エコノミストであるフランシスコ・ロドリゲスによる討論を放送します。

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    dailynews date: 
    2007/12/17(Mon)
    記事番号: 
    4

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