デイリーニュース

  • 内側から見るタハリールの攻防:ムバラク派襲撃後、民主化活動家たちが広場を奪還

    3日、民主派活動家たちが身を挺してタハリール広場に乗り込みました。ムバラク大統領追放のための戦場となったカイロ中心部の公共空間を取り戻すためです。デモクラシー・ナウ!のプロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースとハニ・マスードが街を歩いてカイロの住民と話をしました──多くの人たちが前日の襲撃でケガをしていました──ゴミや石の散乱する広場を片付けている人たちもいます。再び襲撃すると脅すムバラク派勢力から広場を守ろうと草の根の抵抗やコミュニティの互助システムを組織している人たちもいます。★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/2/4(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 目撃者を消せ:ジャーナリスト保護委員会がムバラク政権の報道関係者襲撃を非難

    ムバラク政権の暴力的な弾圧は、エジプト全土の抗議活動を取材するジャーナリストたちも意図的に標的にしています。アルジャジーラ、CBSニュース、ABCニュース、Foxニュース、CNN、BBC、ワシントン・ポスト、ニューヨーク・タイムズ、オーストラリア放送、デンマークのTV2ニュース、スイスのテレビ局などの報道機関が自社の職員に対する襲撃、脅迫、逮捕を報じています。ジャーナリスト保護委員会(CPJ=Committee to Protect Journalists)のフランク・スミスと話をします。彼によると、これまでにジャーナリストへの襲撃が100件、身柄拘束30件、暴行26件、取材機材の差し押さえ8件が確認されています。報道に携わって約24年、CPJで10年の経験を持つスミスは、「これは報道に対する露骨な暴力の最悪のケースだ」と言います。「もちろん責任はムバラク政権にある。今起きていることの目撃者を抹殺する政策を実行しているのだ。ムバラク政権は、エジプトを世界につなげるプラグを文字どおり引き抜こうとしているようだ」

    dailynews date: 
    2011/2/4(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 退場の日:エジプト全土でがムバラク追放デモ クドゥースがカイロから生中継

    ここ2日続いたムバラク大統領支持派による襲撃をものともせず、数十万のエジプトの民主化を要求する人々がカイロのタハリール広場に戻っています。ニューヨークタイムズ紙はオバマ政権がムバラクの即時退任に関してエジプト政府と交渉を始めたと伝えています。米国側の提案は、副大統領のオマル・スレイマンが横滑りして今年9月の選挙までの残余任期のあいだ暫定政府を率いるというものです。しかしスレイマンは、エジプトでは従来まったく人気がありません。民主化デモの指導者たちは今日のこの日を「退場の日」と名付け、ムバラクの即時退陣に向け最後の一押しを行っています。金曜の礼拝後、デモは急激にふくれあがりました。タハリール広場から生中継のデモクラシー・ナウ!シニア・プロデューサー、シャリフ・アブドゥル・クドゥースと話をします。

    dailynews date: 
    2011/2/4(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ホスニ・ムバラクの本当の顔』全世界でテレビ放映: デモクラシー・ナウ! カイロのダウンタウンから生レポート

    エジプトで暴力的衝突が続く カイロからの最新報告によると、7人のデモ参加者が殺害され、1000人以上が負傷しました。ムバラク支持の煽動者たちの多くは、覆面の治安部隊であるとみられています。蜂起の震源地であるタハリール広場では、数千人のエジプト人たちが非暴力の抵抗を続けています。デモクラシー・ナウ! のシニアプロデューサーのシャリフ・アブドゥル・クドゥースが10月6日橋近くの屋上から生放送でレポートします。2日からタハリール広場内にいる活動家のモナ・エル・セイフからも話を聞きましょう。

    dailynews date: 
    2011/2/3(Thu)
    記事番号: 
    6
  • ロバート・フィスク: オバマ政権は、ムバラク政権との交渉で根性なしで腰抜け

    著名な中東ジャーナリストが、カイロから、歴史的な蜂起、そしてオバマ大統領が中東での民主主義運動を支援する機会をいかにして失ったかを語ります。★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/2/3(Thu)
    記事番号: 
    5
  • カイロの鎮圧で逮捕、殴打されるジャーナリストと人権活動家たち

    人権活動家のホッサム・バーガトの報告によると、エジプト軍は、民主主義支持デモ参加者に対する法律的な保護活動の本拠地であるカイロのダウンタウンのヒシャム・ムバラク法律センターのオフィスの強制捜査を行いました。 バーガトの話では、軍はタハリール広場を閉鎖し、広場に入ろうとする人々を検問所で追い返しています。 「現時点で最も危険な兆候は、初めて軍自らが、外国人ジャーナリストとエジプト国内外の人権擁護組織を標的にしようとしていることです」とバーガトはいいます。 「タハリール広場に近づけないとなると、いまにも最悪の事態が起きはしないかと心配です。軍部が外部の世界の人々に目撃させたくない何かが、起きているのではないか、と」。

    dailynews date: 
    2011/2/3(Thu)
    記事番号: 
    4
  • カリフォルニア大の教授 デモクラシー・ナウ!のインタビュー数分後にムバラク支持勢力に殴打される

    2日、カリフォルニア大学デイビス校のノハ・ラドワン教授は、カイロのスタジオで、デモクラシー・ナウ!の取材を受けました。 インタビュー終了直後に、教授は街頭で襲撃を受けました。 「群衆に襲われ、ムバラク支持の暴漢に殴られ、半殺しの目にあいました。悪漢たちは、大喜びで私のネックレスをもぎ取り、シャツを切り裂きました」とラドワン教授は語りました。 番組では、3日、電話で再度インタビューを行い、何が起きたのか聞きました。

    dailynews date: 
    2011/2/3(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 民主主義への戦い: シャリフ・アブドゥル・クドゥース ムバラク政権による鎮圧に抗う反政府抗議者たちをレポート

    民主主義支持の民衆がムバラク勢力の暴力に立ち向かう中、エジプト人たちがホスニ・ムバラク大統領の追放を断固として叫びながらカイロの街頭占拠を続けています。 デモクラシー・ナウ!のシニア・プロデューサーのシャリフ・アブドゥル・クドゥースが、民主主義支持の活動家たちによって民主主義のための「闘争の最前線」として固守されている10月6日橋の様子を屋上からレポートします。

    dailynews date: 
    2011/2/3(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 虐殺の目撃者: ムバラク支持勢力が反政府デモ隊に発砲を始めたタハリール広場からのレポート

    カイロ時間で3日の夜明け直前、過去10日間反ムバラクデモがくりひろげられてきたタハリール広場で、政府支持勢力が発砲しました。 襲撃開始の数分後、デモクラシー・ナウ!は、タハリール広場内でデモに参加しているモナ・エル・セイフとセルマ・タルジに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/2/3(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキー「私の覚えている限りこれは最も注目に値する蜂起だ」

    ここ数週間でアラブ世界での民衆蜂起は、チュニジアの独裁者ザイン・アル=アービディーン・ベン=アリーを追放し、エジプトのホスニ・ムバラク政権の幕引きを迫り、ヨルダンに新政府を誕生させ、イエメンの長期独裁者に今期限りでの引退を誓約させました。マサチューセッツ工科大学のノーム・チョムスキー教授に、この事態が、中東の未来と米国のこの地域での外交政策にとってどんな意味を持つかを話してもらいます。1日のオバマ大統領のムバラクについての発言に関してチョムスキーは「オバマはなにも言わないように細心の注意を払っていた……米国の指導者が従来繰り返してきた対応だ。前にも言ったように、こういう時にはいつもの筋書きってものががあるんだ。つまり親米独裁者がトラブルに見舞われたときには彼を支えて、持ちこたえるよう努力をする。だがそれがある時点で不可能だと分かると寝返るってわけだ」

    dailynews date: 
    2011/2/2(Wed)
    記事番号: 
    4

Pages