デイリーニュース

  • コービー・ブライアントが41歳で死去 バスケットボールのスターが遺したもの

    バスケットボール界のスーパースター、コービー・ブライアントが1月26日、ロスアンジェルス近郊で起きたヘリコプター墜落事故で死亡しました。41歳でした。同乗していたブライアントの娘で13歳のジアーナ、大学野球チーム監督として慕われたジョン・アルトベリ、同監督の妻ケリ、娘アリッサ(13)など搭乗者9名全員が死亡しました。一行は、ユースバスケットボールの試合に向かう途中でした。ブライアントの所属チームはNBAで5度優勝、オリンピックでは金メダルを二度獲得、自身もNBAのオールスター選手に18度選ばれました。2016年に引退するまで20年間、ロスアンジェルス・レーカーズでプレーしました。娘のジアーナは、将来コネチカット大学の女子バスケットボールチームでプレーしたいと語っていたと伝えられています。死を悼む声がファン、スポーツ選手、著名人からメディアに続々と寄せられています。中には、彼の選手歴の初期に出された性的暴行疑惑についてメディアやファンに注意を喚起するものもあります。ネイション誌のスポーツ編集者でポッドキャスト「エッジ・オブ・スポーツ」を運営するデイブ・ザイリン、「全米女性司法センター」(the National Women’s Law Center)CEOで代表のファティマ・ゴス・グレイブに聞きます。

    dailynews date: 
    2020/1/27(Mon)
    記事番号: 
    2
  • トランプ弾劾裁判 ボルトン前補佐官の衝撃的な暴露本が目撃証人の召喚に火をつける

    ニューヨーク・タイムズ紙が、ジョン・ボルトン前補佐官(国家安全保障問題担当)が近く出版する本の詳細を報道しました。これを受けて、トランプ大統領の弾劾裁判に証人を召喚するよう上院に求める声が高まっています。この本の中でボルトンは、トランプ大統領が昨年8月ボルトンとの私的な会話の中で、ウクライナがジョー・バイデン前副大統領およびウクライナのヒラリー・クリントン支援者に関する情報を渡すまでは、ウクライナに対する3.91億ドルの安全保障支援は再開しない意向だとボルトンに語ったと記しています。ニューヨーク・タイムズ紙がこの記事を掲載したのは、トランプ弁護団の冒頭陳述の翌日でした。25日の冒頭陳述では、マイク・パープラ大統領副法律顧問が、民主党が弾劾を求める根拠は推定に基づくものだと主張したほか、パット・シポロン弁護士は民主党が選挙の妨害を企てていると非難しました。トランプ大統領の弁護団は27日も冒頭陳述を行います。下院民主党の弾劾チームは24日、3日間の冒頭陳述を終えています。マザー・ジョーンズ誌ワシントンDC支局のダン・フリードマン記者から詳しく聞きます。彼は外国の影響と国家安全保障を中心に取材しています。

    dailynews date: 
    2020/1/27(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 住宅危機を強調するため空いている物件を占拠したオークランドのママたちは予想外の勝利を祝う

    カリフォルニア州オークランド市で、空いている住宅を占拠した家のない母親の一団と、物件を所有する不動産会社の一カ月にわたる闘争は、今週はじめ当該物件の購入という予想外の申し出で決着しました。住処のない状態と不動産投機の横行に対する母親たちの闘いが大きな勝利を収めたのは、不動産会社ウェッジウッド・プロパティーズが強制手段によって複数の家族を、2カ月以上も住みついていた住宅から退去させてから1週間後のことでした。彼らは”Moms 4 Housing”(住居を求めるママたち)と呼ばれ、そのうち2人の母親と支援者2人が早朝の強制執行で、武装警察官がドアを叩き破って侵入した後に逮捕されました。しかし、20日の月曜日、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デイに、ウェッジウッド不動産は、膨れ上がる世論の圧力の下、問題の不動産をオークランド・コミュニティ・ランドトラストを通じて適正な価格で売却すると発表しました。母親たちは、信託から家を購入できるようになります。”Moms 4 Housing”のメンバーのミスティ・クロスと、カリフォルニア・コミュニティ・エンパワーメント同盟のオークランド支部長を長年務めてきたキャロル・ファイフと話をします。「みんなは壊れたシステムに投資しています」とファイフは言います。

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    2020/1/24(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 国際司法裁判所がビルマ当局に対し、イスラム教徒のロヒンギャをジェノサイドから護るよう命令

    国連のハーグ国際司法裁判所は23日(木)、ビルマ政府に対し、「可能な限りの手段を用いて」イスラム教徒のロヒンギャを集団虐殺から守るように命じる画期的な判決を下しました。判決文は、ビルマ(ミャンマー)に残る約60万人のロヒンギャたちは、軍隊の攻撃に対し「きわめて脆い」立場にあると呼びかけています。国際司法裁判所は、ビルマ政府に対し、対策の進捗を定期的に報告するよう義務付けています。この判決は、ビルマの事実上の指導者アウンサン・スーチーに対する厳しい叱責です。彼女は先月、国際司法裁判所のビルマに対するジェノサイド訴追を撤回するように求めました。ノーベル賞受賞者のスーチーはビルマの軍政と10年にわたって戦ってきましたが、いまでは軍を擁護しています。この国際司法裁判所の判決について、ヒューマンライツウォッチの弁護士で広報担当のリード・ブロディに聞きます。「この判決は、世界でもっとも重要な裁判所が現代における最悪の集団残虐行為の一つに、まだ残虐行為が続いているうちに介入する画期的なものです。これほど重要なことはありません」とブロディは言います。

    dailynews date: 
    2020/1/24(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプは他にも戦争犯罪、暗殺、汚職の建議で弾劾することもできたと法学者

    歴史的な米国大統領弾劾裁判の本格審議が始まり、民主党議員たちは冒頭陳述の最終日もトランプ大統領の罷免を求める理由を並べ立てています。25日(土)からは共和党議員による陳述が始まります。上院における裁判開始は、この一カ月前に下院でトランプ大統領の訴追を決議したことを受けたものです。罪状は、トランプ大統領がウクライナ大統領に圧力をかけて政敵である民主党の大統領候補ジョー・バイデンを調査させるため、すでに米国議会が承認したウクライナへの軍事援助を保留にたというものです。木曜日、弾劾裁判における検事役をつとめる下院司法委員会のジェロルド・ナドラー委員長は、大統領は犯罪行為によらずとも弾劾できると主張しました。23日(木)の審議の他の場面では、検事役の一人シルビア・ガルシア下院議員が、FOXニュースの世論調査を根拠にして、トランプ大統領がバイデン氏を目の敵にし始めたのは、複数の世論調査の結果が元副大統領のバイデン候補が2020年の大統領選挙で現職を破ることもあると示したときからです。この問題について、トーマス・ジェファーソン法学部の名誉教授マージョリー・コーンにお話を聞きます。

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    2020/1/24(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 新作映画『ダーク・ウォーターズ』:デュポン社と20年間戦い続けた弁護士の物語

    新作映画『ダーク・ウォーターズ』は、弁護士ロブ・ビロットの20年にわたるデュポン社との戦いを描いた物語です。デュポン社はフライパンなどに使われたテフロンの製造メーカーであり、その製造に使用された有毒化学物質によって、ウェストバージニア州の飲料水が汚染されたことで、ビロットとデュポン社との20年間の戦いが始まったのです。環境に関するワーキング・グループは、ビロットを「史上最も凶悪な企業環境の陰謀を暴きだした」と称賛しています。プラスチック業界が起こす汚染水問題は、全米のあらゆる地域を荒廃させ続けています。22日、環境ワーキンググループは、「PFAS」として知られる有毒フッ素化化学物質が、マイアミ、ワシントンD.C.、フィラデルフィアなど、主要大都市圏を含む米国の多くの都市の飲料水に含まれていたという衝撃的な報告書を発表しました。 「永久化学物質」として知られるこれらの物質は、がん、高コレステロール、生殖能力の低下に関連性があり、環境内で分解しないのです。本日はこの映画の主人公であるロバート・ビロット弁護士に話を聞きます。

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    2020/1/23(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ティム・ロビンズ:バーニー・サンダースがトランプに勝つためのベストな候補者だ

    アカデミー賞受賞歴がある俳優で監督のティム・ロビンズに引続き話を聞きます。彼の最近作には、映画『ダーク・ウォーターズ』と、演劇『新しい巨象』(The New Colossus)などがあります。彼は最近、民主党大統領候補として、バーモント州選出の上院議員バーニー・サンダースへの支持を表明しました。「(サンダース)がトランプを打ち負かすことができる唯一の候補者だと思います」と、ロビンズは言います。

    dailynews date: 
    2020/1/23(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 『新しい巨像』:ティム・ロビンズの新作劇 移民と外国人嫌悪の問題を取り上げる

    トランプ大統領は22日、すでに物議を醸している入国禁止令の対象を拡大すると述べました。彼の入国禁止令は、すでにリビア、イラン、ソマリア、シリア、イエメン、北朝鮮、ベネズエラなど7カ国からの市民を米国に入国させることを禁止しています。これら7ヵ国のほとんどが、イスラム教徒が人口の過半数を占める国です。ニュースサイト「ポリティコ」の新しい記事は、2つの情報源から得た情報として、入国禁止令の対象国が拡大されれば、更に次の7ヵ国に移民制限が課されると述べています。それらは、ベラルーシ、ビルマ(ミャンマー)、エリトリア、キルギスタン、ナイジェリア、スーダン、そしてタンザニアです。著名な俳優、監督、活動家のティム・ロビンズに話を聞きます。彼の最近作は、米国への移民に焦点を当てた演劇です。ロビンズは『ショーシャンクの空に』、『ミスティック・リバー』、『ダーク・ウォーターズ』など、多くの映画に出演した俳優であり、高く評価された映画、『デッドマン・ウォーキング』の脚本家であり監督です。彼の最新作は『新しい巨像』(The New Colossus) という演劇で、自由の女神像に刻まれたエマ・ラザラスの1883年のソネットから借用したタイトルを使っています。ロビンズはその演劇の監督も務めています。

    dailynews date: 
    2020/1/23(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 民主党の首席検察官役が上院で冒頭陳述を行う最中 トランプは証拠隠蔽を自慢する

    トランプ大統領の弾劾裁判の冒頭陳述が22日に始まり、トランプは「不正な選挙」をするために大統領の職権を乱用したとして告訴されました。弾劾裁判で検察官役を務める下院議員たちは22日、約8時間を費やして、なぜトランプ大統領を罷免するべきかの陳述を行いました。米上院での弾劾裁判は、下院がトランプ大統領を弾劾することを決議した1か月後に開始されました。トランプはウクライナの新大統領に、自身の政治的ライバルである民主党大統領候補ジョー・バイデンを捜査するよう圧力をかけようとして、米議会ですでに承認されていたウクライナへの軍事援助を差し止めたとして訴追されました。上院で弾劾裁判が始まった時、ダボスの世界経済フォーラムに参加するため欧州に滞在していたトランプは、冒頭陳述の最中に140以上のツイートで反撃し、弾劾裁判は「でっち上げ」だと切り捨てました。トランプはまた、弾劾裁判で証拠を開示しなかったことについて「必要な資料は我々の手の中にある。奴らは資料を持っていない」と、証拠不開示を自慢しているようにも聞こえる発言をしました。歴史的な弾劾裁判の詳細について、スレート誌の上級編集者であり、最高裁判所専門の記者であるダリア・リスウィックに話を聞きます。

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    2020/1/23(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 報道を犯罪に:グレン・グリーンウォルド ブラジルで汚職スキャンダルを暴露後、サイバー犯罪で告発される

    ブラジルで連邦検察官が、調査報道サイト「インターセプト」の共同設立者でジャーナリストのグレン・グリーンウォルドに対して、起訴状を提出しました。告訴は、グリーンウォルドが中心となって行った、連邦検察官と元判事の間の不正行為を暴露した主要な調査に関連しています。"The Secret Brazil Archive (秘密のブラジル文書"と題され「インターセプト」と「インターセプト・ブラジル」(The Intercept Brasil)に掲載された連載記事は、大量の文書を用いて、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ前大統領を倒し、右派のジャイル・ボルソナロの大統領選勝利への道を開いた大規模な 汚職防止キャンペーン について、有罪を証明する新たな洞察を提供しました。この調査は、匿名の情報源から提供された以前は非公開だった私的なチャット、録音、ビデオ、およびその他の情報を使用して、「オペレーション・カー・ウォッシュ(洗車場作戦)」として知られる大規模な汚職事件キャンペーンを監督していた当時の判事で現法相のセルシオ・モロと他の高官の不正行為を暴露しました。21日、法務大臣はグレン・グリーンウォルドを告発し、カー・ウォッシュ作戦に関連するオンライン・チャットにアクセスしたとされる容疑者を「直接支援し、奨励し、誘導した」と主張しました。

    dailynews date: 
    2020/1/22(Wed)
    記事番号: 
    4

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