デイリーニュース

  • 格差と気候危機に対する抗議の街頭デモに出たチリの人々は、ウイルスによる都市封鎖も彼らを止められないと言う

    数か月前、チリのサンティアゴ、および他の都市の通りは、大規模な抗議運動で活気に満ち数十万人が集まり、昨年12月にサンティアゴで開催予定だった国連気候サミットが、スペインのマドリードに変更されたほどの勢いでした。現在、新型コロナウィルス(COVID-19)の拡散を防ぐために、市民が屋内避難しているため、サンティアゴの公共スペースはほとんどひとけがありません。しかし、緊縮と反動勢力のセバスチャン・ピニェラ大統領に対する抗議運動は続いていて、活動家たちはオンラインで組織する新しい方法を見つけています。チリのサンティアゴから、350.orgの活動家であるアンジェラ・バレンズエラに話を聞きます。彼女は、チリ国内の抗議運動と世界的な若者の気候ストライキの両方で活動しており、「未来のための金曜日チリ」の元コーディネーターです。

    dailynews date: 
    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    4
  • グレタ・トゥーンベリ:気候活動家たちは、パンデミックの中で希望を失っていません。私たちは活動の方法を変えています。

    スウェーデンの気候活動家であるグレタ・トゥーンベリが、ノーベル博物館主催のアースデイのライブ・ストリームで、彼女が始めた「未来のための金曜日」学校ストライキ運動が、新型コロナウイルスのパンデミックにどのように対応しているかについて語りました。「『未来のための金曜日』の運動内では、(気候問題への)大きな抵抗運動の気概がまだあって、人々はこう考えています。『この危機は、やがて乗り越える。そしてそうなった時、私たちは運動を続けよう、そして私たちは、その新しい状況の中で、さらに強く主張し続けるために、可能な限りのことをしていこう』と。」「多くの人が希望の感覚を失っていないと感じます。物事のやり方を変えたところです。たぶん現時点では、後々の活動のために、力をセーブしているのです」

    dailynews date: 
    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「危機迫る時」:アフリカにおける、新型コロナウイルスと飢餓との双子のパンデミックに関してクミ・ナイドゥがアースデイに発言

    新型コロナウイルスによる危機が、飢餓という2つ目のパンデミックを引き起こす可能性があり、2億6500万人もが深刻な飢餓に直面すると予想されています。この危機は、飢餓がすでに蔓延しているアフリカに不均衡に大きな影響を与えると予測されています。これは、世界保健機関(WHO)がアフリカでのCOVID-19の感染者数が今後3〜6か月で1000万人に達する可能性があると推定しているためです。アフリカの10の国には、人工呼吸器が1つもありません。「アフリカの人々は非常に恐ろしい時を迎えています。私たちは新型コロナウイルスの被害に遭う前に、すでに大きな食糧危機に直面していました」と、アムネスティ・インターナショナルの前事務局長でグリーンピースの元代表でもあった、長年にわたる南アフリカの人権活動および気候正義活動家のクミ・ナイドゥは言います。

    dailynews date: 
    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ビル・マッキベン、50回目のアースデイに語る:地球を破壊する化石燃料産業への助成を止めなければならない

    今日は、アースデイが50周年を迎える記念の日です。50年前の今日、なんと当時の人口の10%にあたる2000万人以上の米国人が、環境保護のさまざまな活動に参加しました。半世紀後、パンデミックの真っ只中で、世界各地で計画されていた抗議活動はすべてインターネットでのバーチャル・イベントになりました。トランプ政権はアースデイから間もなく設立された環境保護庁を骨抜きにし、燃費基準を引き下げ、汚染規制の実施を緩和しました。「新型コロナウイルスの曲線を早期に平らにした国々は、米国のように遅れをとった国々よりもはるかに良い結果を出しています」と350.orgの共同創設者で、著者、教育者、環境活動家であるビル・マッキベンは言います。「これは、気候危機において無駄にされてきたここ30年と、完璧な類似点です」。

    dailynews date: 
    2020/4/22(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 死の罠の監獄:唐辛子スプレーを浴びせられたオテイ・メサの収容者たちがCOVID-19がまん延する中で釈放を要求

    全米の移民監獄で急増する新型コロナウィルス感染件数について、そして民間監獄運営企業「コア・シビック」(CoreCivic)が運営するサンディエゴ近くのオテイ・メサ収容センター内で起きている最も大きな施設内感染拡大の一つを検証します。囚人たちはマスクを受け取るのと引き換えに、英語のみで書かれた契約書にサインするよう言われていました。一部の人々がサインを拒むと、守衛たちは彼らに唐辛子スプレーを浴びせました。一方、活動家たちは、カリフォルニア州の収容施設に拘束されている数百人がハンガ—ストライキを行っていると言います。コミュニティ活動家で「オテイ・メサ収容所抗抵抗運動」(Otay Mesa Detention Resistance)のボランティア、ルース・メンデスに最新情報を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/4/21(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 中小企業と労働者が苦しむ中 コロナウイルス救済法案は大企業を救済

    米政府と民主党は4500億ドルの新型コロナウイルス救済策の合意に近付いていますが、「進歩派議員連盟」(Progressive Caucus)のメンバーは、今回の法案もまた大企業を救済し、労働者を保護するものではないと言います。「概して、「コロナウイルス支援・救済・経済安全保障法」(The Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security Act:CARES Act)に反映されている対応にはある種の不均衡があります。個人と小企業にとっては、救済を得るのは非常に困難です」と、アメリカン・プロスペクト誌の編集長デビッド・ダイエンは言います。「しかし、もし大企業なら連邦準備銀行は4兆5000億ドルの準備金を用意しているのです」。

    dailynews date: 
    2020/4/21(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ニューヨーク市の移民コミュニティが相互援助を通して闘う飢えと搾取と不可視性

    新型コロナウイルスのパンデミックが、ニューヨーク市で滞在資格を持たない人々にどう影響しているかを検証します。ここ数日でニューヨーク州全体の日ごとの死者数が減少しているにも関わらず、ニューヨーク市の移民コミュニティは新型コロナウイルスで最も大きな打撃を受けています。移民コミュニティに広がる貧困と飢えについての報告が止みませんが、非常に困難な状況であるにも関わず、人々は互助システムを通じて互いに組織的に助け合っています。ブルックリンのグッドシェパード教会のルター派教会の牧師で、全米の「新サンクチュアリー運動」(New Sanctuary Movement)とニューヨーク市の「新サンクチュアリー連合」(New Sanctuary Coalition)の共同設立者フアン・カルロス・ルイスと、メキシコ人写真家、人類学者、コミュニティ・オーガナイザーのシンシア・サントス・ブリオネスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/4/21(Tue)
    記事番号: 
    2
  • フアン・ゴンザレス「この国がネオファシストの権威主義により近づいているのは間違いない」

    デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスに、新型コロナウイルスに感染した彼の母親と妻の近況を聞きましょう。また彼には、右翼のトランプ支持者たちが新型コロナウイルス対策としての社会封鎖の停止を求める抗議行動で自動小銃をちらつかせている様子、そして彼らがいかに大統領に煽られているかについて論じてもらいます。「この国がネオファシストの権威主義にじりじりと近づいているのは間違いありません」と言うゴンザレスは、こうした行動が、敵意に満ちた11月の総選挙が近づくにつれ当然のことのようになっていくことを心配しています。

    dailynews date: 
    2020/4/21(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 不可欠か使い捨てか?買い物代行業やスーパーマーケットの労働者が防護品と危険手当を求める

    パンデミックとなった新型コロナウイルスで自宅待機をする数百万の米国人の買物需要が高まる中、スーパーマーケットはコロナの最前線の一つとなりました。しかしスーパーの労働者や買い物代行業の人々は、防護品なしで働いています。「最初はやる気いっぱいで自分たちのことを不可欠と考え、プライドにあふれていました。でもやればやるほど疲れ果ててしまい、今は使い捨てられているように感じます」と「ギグ・ワーカース・コレクティブ」(Gig Workers Collective)の一員マシュー・テレスは語ります。テレスは、3月にインスタカート社の労働者が適切な安全措置と危険手当の支払いを求めるストライキを支援した個人買物代行業者です。

    dailynews date: 
    2020/4/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 不当逮捕:ホームレスの人々と働くマイアミの黒人医師 警察は私に人種差別に基づく情報収集をした

    フロリダ州マイアミのアフリカ系米国人医師アーマン・ヘンダーソンは、新型コロナウイルスの流行からホームレスの人々を守る手助けをするボランティアに行く準備をしていた時、自宅前で手錠をかけられました。ヘンダーソン医師との会話を続けます。この事件は広範な怒りを巻き起こしました。マイアミ警察署長はコロナウイルスの陽性が判明し、自己隔離に入っています。ヘンダーソン医師自身も検査を受け、検査結果および警察の説明責任を果たすことを待っているところです。

    dailynews date: 
    2020/4/20(Mon)
    記事番号: 
    1

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