米国ファーストレディーのミシェル・オバマは初の単独外国公式訪問でハイチに立ち寄ったあと、火曜日の夜にはメキシコシティに到着しました。この訪問に合わせるかのように、メキシコに関してはいわゆる麻薬戦争で殺された人間の数がこれまで考えられていたよりはるかに多かったとする新たな同国政府報告が発表されました。3年余り前から始まった米国支援による軍のカルテル壊滅作戦以来、メキシコでは23000人もが麻薬関連の暴力行為で殺害されています。同報告によると2009年は麻薬戦争で最悪の年で9600人が殺されたということです。2010年にはこれがさらに悪化する傾向があるということです。今日は Murder City: Ciudad Juarez and the Global Economy’s New Killing Fields(『殺人都市:シウダドフアレスそして世界経済の新たなキリングフィールド』)の著者で報道記者のチャールズ・ボーデンに話を聞きます。