ベテランジャーナリストでメディア批評家のダニー・シェクターが作成した新ドキュメンタリー「借金を信仰する私たち:アメリカのバブルがはじける前に(In Debt We Trust: America Before the Bubble Burst)」を検証します。この映画は、どのようにショッピングモールが工場に代わってアメリカ経済の主要エンジンとなり、大銀行やクレジットカード会社が議会を買収し、その結果、大銀行の前エコノミストが言ういわゆる近代農奴制が始まった様を明らかにしています。
サブプライムローンによりアメリカの百万もの家族がこの10年間で家を失ったことが、リスポンスィブル・レンディング・センター(Center for Responsible Lending)による最新の調査で判明しました。最近の10年間でサブプライム・ローン業は巨大住宅市場に急成長し、論争を呼ぶ存在となりました。今回はリスポンスィブル・レンディング・センターの弁護士と話をします。
最高裁は、温暖化に繋がる「温室効果ガス」の規制にたいする環境保護庁の権限を認めました。新車にたいする排出基準の規制は、地球温暖化に繋がることが科学者によって示されている大気汚染物質を抑制する効果がありますが、環境保護庁は同規制を拒否してきました。裁判所は5対4の判決で、環境保護庁による同規制の拒否が「排ガス規制法(Clean Air Act)」に違反していることを認めました。NYタイムズの環境問題の記者、アンドリュー・レヴキンと話します