デイリーニュース

  • ティラー医師殺害事件の前 中絶クリニック事務長は容疑者についてFBIに通報していた 「事件は避けられたはずだ」

    ジョージ・ティラー医師殺害事件にからみ、米カンザスシティにある中絶クリニックの事務長の話を聞きます。彼は5月下旬、容疑者のスコット・ローダーについて2回にわたってFBIに通報していました。しかもその1回はティラー医師が殺害された前日でした。同容疑者が「エイド・フォー・ウィメン」という名のこのクリニック のドアのかぎ穴を接着剤でふさぐという破壊行為に出ていたからです。身を守るため「ジェフ・ピーダーソン」という仮名で出演する事務長は、FBIが彼の通報に適正に対応していれば ティラー医師は殺されずに済んだだろうと話します。
    dailynews date: 
    2009/6/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 米国が黙殺するエジプトの政治弾圧の実例 反体制政治家アイマン・ヌールに対する投獄や攻撃が続く

    オバマ米大統領が到着したカイロは、大規模な治安取り締まりと、エジプト大統領礼賛の声に包まれていました。オバマは、ホスニー・ムバラク大統領を「信念のある同盟者」、「中東に安定と善をもたらす力」と呼びました。エジプトの元大統領候補アイマン・ヌールの話を聞きましょう。高名な反体制派でアル=ガハド党議長のヌールは、2005年に5年の禁固刑を宣告され、最近、襲撃を受けて負傷しました。ムバラクの与党が襲撃に関係していると本人は述べています。デモクラシー・ナウ!のプロデューサーであるアンジャリ・カマトが今年、カイロでヌールから話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/6/4(Thu)
    記事番号: 
    3
  • フアン・コール教授と在カイロのアナリスト、イサンドル・エル=アムラニが、オバマの歴史的な演説を論評

    オバマ米大統領の演説について、在カイロの独立系アナリスト、イサンドル・エル=アムラニと、Engaging the Muslim World(『ムスリム世界と取り組む』)の著者でもあるフアン・コール教授が論評します。
    dailynews date: 
    2009/6/4(Thu)
    記事番号: 
    2
  • オバマ米大統領カイロで演説 米国とイスラム世界との「新たな出発」を呼びかけ

    オバマ米大統領は4日、エジプトのカイロで全世界のムスリムに向けて待望の演説を行いました。その中で、オバマは自らのアフガニスタン占領政策の拡大方針を弁護し、数十万人の死者を出したイラク侵攻への謝罪を拒否しました。イスラエル=パレスチナ紛争については、イスラエルに占領地からの完全撤退を要求することは拒否したものの、パレスチナ人の闘争を米国の公民権運動になぞらえ、イスラエルの入植地建設は停止すべきだと語りました。また、1953年にイランで民主的に選ばれた政府の転覆に米国が一役買ったことを認めました。
    dailynews date: 
    2009/6/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 米国内のグアンタナモ」 米人イスラム教徒 裁判なしで2年以上も独房に監禁

    オバマ大統領が注目のカイロ演説でアメリカ人イスラム教徒たちの成功と自由とを謳い上げて一夜が明けました。私たちはイスラム教徒の米国市民サイード・ファハド・ハシミのケースを取り上げましょう。彼はマンハッタンの連邦刑務所で公判前の独房監禁がすでに2年以上も続いており、独房の外に出されるのは1 日に1時間だけです。ハシミの容疑は、アルカイダに物質的支援を行ったというもので、ハシミの古くからの知人で、テロ容疑で逮捕された後に米政府への情報提供者となったジュネイド・ババールの証言に基づいています。物質的支援というのは、ババールがパキスタンのアルカイダのメンバーに届けるつもりだったとされる雨具を携帯してハシミの家に2週間滞在していた、というものです。
    dailynews date: 
    2009/6/5(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 20年経って振り返る天安門事件 中国の反体制運動家ワン・ジュンタオ(王軍濤)と米ジャーナリストのフィリップ・カニンガムに聞く

    20年前、民主化を要求して北京の天安門広場に集まっていた学生たちに軍が発砲しました。世界各地で天安門事件20周年の行事が行われる中、著名な中国の反体制運動家ワン・ジュンタオとアメリカ人ジャーナリスト、フィリップ・カニンガムに話を聞きます。ワンは禁固13年の有罪判決を受け、現在は米国で亡命生活を送っています。カニンガムは天安門事件の際に学生たちのデモに参加しており、このほど Tiananmen Moon: Inside the Chinese Student Uprising of 1989(『天安門の月:1989年中国学生蜂起の内幕』)を上梓したばかりです。
    dailynews date: 
    2009/6/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「ベルゲン=ベルゼンの日記(1945-1945)」アミラ・ハス、母が強制収容所で記した日記を語る

    サウジアラビア、エジプトを訪問したオバマ米大統領はその足で5日、第2次世界大戦時に5万6千人が殺害されたドイツのブーヘンバルト(ブッヒェンバルト)強制収容所跡を訪れました。同地でオバマは、大叔父がブーヘンバルトの捕虜収容所の解放にかかわり、米国帰還後も当時の悲惨な状況の記憶に悩まされたことを引き合いに出しました。イスラエル人ジャーナリストでハーレツ紙のコラムニスト、アミラ・ハスの両親は、ホロコーストの生き残りです。アミラの母ハンナ・レヴィ=ハスは、ベルゲン=ベルゼン強制収容所に収監されていました。当時母が執筆していた日記をアミラ・ハスが編集したものが、今月、 Haymarket Books社から刊行されます。

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    dailynews date: 
    2009/6/8(Mon)
    記事番号: 
    3
  • オバマ指名の新アフガニスタン米軍司令官、捕虜虐待と極秘暗殺部隊に関与

    スタンリー・マクリスタル米軍中将は、2003年から08年にかけて米統合特殊作戦軍司令官を務めていました。当時、マクリスタルは、世界中のテロ容疑者を捜索し殺害する極秘計画を監督していました。前年、議員らがマクリスタルの主要役職への指名を遅らせたのも、マクリスタルの指揮する部隊による捕虜虐待疑惑があったからです。バグダッドの空港付近にある米軍基地「キャンプ・ナマ」には、米特殊作戦軍が管理する尋問・収容施設があり、虐待の多くは同基地で起きたと報告されています。
    dailynews date: 
    2009/6/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ペルー警察、アマゾンのジャングルで先住民虐殺か

    ペルー北部のアマゾン県にあるバグア郡で、政府が進める採鉱と石油採掘計画に反対していた先住民の活動家たちと警官隊のあいだで衝突が起き、数十人が死亡しました。ペルー当局は外出禁止令を発令し、治安部隊がアマゾンの熱帯雨林に散在する都市をパトロールしています。ペルー当局は、警察官22人が殺害され、2名が行方不明であると発表しています。先住民側は、週末の衝突で子供3人を含む少なくとも40人が警察により殺害されたと語っています。

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    dailynews date: 
    2009/6/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • バーニー・サンダース上院議員と看護士協会の指導者ローズ・アン・デモロがシングルペイヤー方式の者医療保険制度の採用をオバマ大統領に要請

    オバマ大統領は6月9 日、民主党議員のグループによる会合をホワイトハウスで主催する予定です。この会合の1週間前、オバマは国民皆保険を目指し公的医療保険の導入を支援する考えを明らかにしました。
    dailynews date: 
    2009/6/9(Tue)
    記事番号: 
    2

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