デイリーニュース

  • ダニエル・エルズバーグ:自分は核戦争の立案者だったと表明 核の冬と地球規模の飢餓を警告

    トランプ大統領と北朝鮮の指導者金正恩(キム・ジョンウン)との敵対的緊張により、世界は核戦争勃発の瀬戸際に立たされることになるのでしょうか?緊張が高まるなか、核戦争のかつての立案者であり、世界的に最も有名な内部告発者の1人であるダニエル・エルスバーグに、核戦争とはどのようなものなのか論じてもらいます。 1971年、高位の防衛アナリストであったエルスバーグは、ベトナム戦争への米国の関与に関する極秘報告書をニューヨーク・タイムズはじめいくつかの出版物に漏洩しました。「ペンタゴン・ペーパーズ」(Pentagon Papers)という名で知られるようになったこの文書により、彼はベトナム戦争の終結に重要な役割を果たしました。しかし、エルズバーグがかつて、米国国防総省(ペンタゴン)および米国政府のコンサルタントとして、核戦争計画を立案した人物だったことはほとんど知られていません。5日に出版された彼の新著はThe Doomsday Machine: Confessions of a Nuclear War Planner. (『世界を破滅させる機構:核戦争計画者の告白』)と題されています。

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    2017/12/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ホンジュラスの対騒乱警察隊「違法」選挙への抗議行動弾圧を拒否

    米国の訓練を受けた精鋭部隊を含む、ホンジュラスの首都テグシガルパの国家警察は12月4日夜、夜間外出禁止令の強制執行を拒否しました。同国では争点となっている選挙における不正疑惑に対する数日間の抗議運動が起こり、現職のフアン・オルランド・エルナンデス大統領によってこの夜間外出禁止令が発令されていました。国家警察によるこの動きに先立ち、テグシガルパでは12月1日、ホンジュラスの治安部隊による抗議集団への発砲で3人が死亡しています。この11月最後の週に起きた抗議運動は、政府が管理する選挙委員会が11月26日の選挙の集計を中断したことがきっかけとなりました。中断は野党候補のサルバドル・ナスララが5%以上優勢であるという結果を受けてのものです。同委員会は現在、不審な投票を再集計した結果、42.98%対41.39%でエルナンデスがナスララより優勢と述べています。一方、ナスララと複数の国際監視団は、エルナンデス大統領によって管理されているホンジュラス選挙委員会に対して再集計を実行するよう求めています。受賞歴のある調査報道ジャーナリストであるアラン・ネアンと、ホンジュラスを拠点とする記者サラ・キノシアン、そしてイリノイ州第9地区選出の連邦議員ジャン・シャコウスキーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/12/5(Tue)
    記事番号: 
    3
  • アメリカ先住民の複数部族 トランプによるベアーズ・イヤーズ国定公園への攻撃を共同で提訴

    5つのアメリカ先住民の部族が、ドナルド・トランプ大統領、ライアン・ジンキ内務長官、トランプ政権の他の何人かのメンバーに対する、彼らが言うところの歴史的な訴訟を共同で起こしました。トランプが12月5日にユタ州を訪れ、採鉱、伐採、掘削およびその他の資源採取のため、連邦政府の保護所有地を解放する計画を発表したわずか数時間後にこの行動がとられました。このトランプの計画のためには、130万エーカーのベアーズ・イヤーズ国定公園を80%以上縮小し、2つの別々の地域に分けることが必要となります。トランプはユタ州の190万エーカーのグランド・ステアーケース=エスカランテ国定公園を50%縮小するかもしれません。ベアーズ・イヤーズ国定公園は2016年に当時の大統領バラク・オバマによって指定されました。一方、ビル・クリントン元大統領が1996年、グランド・ステアーケース=エスカランテ国定公園を指定しました。こうした国定公園は、神聖な場所や遺物、歴史的な対象物を保護することを目的とした法律で、1世紀前に制定された「遺跡保存法」(Antiquities Act)によって指定されたものです。

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    2017/12/5(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 最高裁トランプの専らイスラム教徒が対照となる入国禁令施行を認める  アメリカ自由人権協会は闘いの継続を約束

    米連邦最高裁判所は12月4日、ドナルド大統領が一番最近出した入国禁止令に対し、複数の下級裁判所において法的な異議申し立てが継続中でも施行できるとし、彼に勝利を手渡しました。トランプ政権はこれで、8ヵ国からの入国に関する新たな制限を完全に施行できます。そのうち6ヵ国はイスラム教徒の国民が大半を占める国です。この規制は、イラン、リビヤ、シリア、イエメン、ソマリア、チャド、北朝鮮のほぼすべての市民とベネズエラの一部の人々の米国入国を禁じるものです。アメリカ自由人権協会の弁護士リー・ジェラントに話を聞きます。彼はトランプの入国禁止令に対して最初の異議申し立てを行い、その結果全米で差し止め命令が出ることとなりました。

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    2017/12/5(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ホンジュラス:選挙不正に抗議する人びとがデモ行進 軍隊による弾圧にもかかわらず

    ホンジュラスではこの週末、治安部隊がデモ隊に発砲し、少なくとも3人を殺害、数十人を負傷させ、緊張が高まっています。3日には、不正選挙は野党候補サルバドル・ナスララに対するクーデターだとして、数万人が抗議のために街に繰り出しました。抗議者らは、親米派の現大統領フアン・オルランド・エルナンデスに有利となるよう選挙を不正操作したとして、選挙管理委員会を非難しています。ホンジュラスの人権活動家で「ホンジュラス失踪者家族委員会」(Committee of Relatives of the Disappeared in Honduras)の創設者の一人のセナイダ・ベラスケスに話を聞きます。また「La Voz de los de Abajo(下からの声)」のメンバーで「ホンジュラス連帯ネットワーク」(Honduras Solidarity Network)の創設者の一人であるマット・ギンズバーグ=ジャケルにも話を聞きます。ギンズバーグ=ジャケルは、人権監視団のリーダーとして1週間以上にわたってホンジュラスに滞在しています。

    dailynews date: 
    2017/12/4(Mon)
    記事番号: 
    4
  • キース・エリソン議員:ホンジュラスの選挙は明らかな不正 米国は軍事援助を停止すべき

    ホンジュラスでは3日、数万人の抗議者がデモのために街に繰り出し、選挙であったとされる不正を糾弾、野党大統領候補のサルバドル・ナスララに支持を示しました。選挙管理委員会は先週、開票を一時停止しましたが、それは現職のフアン・オルランド・エルナンデスが、反独裁同盟(Alliance Against the Dictatorship)を率いる対立候補のサルバドル・ナスララに差をつけられている最中でした。エルナンデス政権は2日、憲法上の権利を差し止め、軍隊を出動して夜間外出禁止令を発令しました。ミネソタ州選出の民主党下院議員のキース・エリソンに詳しく聞きます。

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    2017/12/4(Mon)
    記事番号: 
    3
  • キース・エリソン議員:セクハラ疑惑のフランケンとコンヤーズは「自分の良心に従うべき」

    ワシントンでは、性的嫌がらせや望まない性的接触を行ったとして複数の女性から非難されているジョン・コンヤーズ民主党下院議員とアル・フランケン民主党上院議員の二人が辞任要求に直面しています。退役軍人のステファニー・ケンプリンは、2003年の米軍慰問協会(USO)の活動でフランケンと二人で写真を撮られた際、フランケンに胸の上に手を置かれ、フランケンはその手をどけようとしなかったと語っています。またラジオアナウンサーのリーアン・トウィーデンは、2006年にUSOの慰問活動から戻る機内で撮影された、眠っているトウィーデンの胸を防護服の上からつかもうとしてみせるフランケンの写真を公開しました。一方、コンヤーズ議員は、複数の女性から、性的な嫌がらせや望まない接触をしたと非難されていますが、これを否定しています。告発者の一人であるマリオン・ブラウンによると、コンヤーズは2005年にシカゴのホテルの部屋にブラウンを招き、下着姿で現れた上、ブラウンに性的に接触するよう求めたといいます。ブラウンはこれを拒否し、そのために自分は解雇されたと語っています。ミネソタ州選出の民主党下院議員のキース・エリソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/12/4(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米上院で税制改革法案が可決 法案は社会を再編し金持ちの世襲制を作り出すとキース・エリソン議員

    米上院は2日午前、税改革法案を賛成51、反対49で可決しました。約500ページにのぼるこの共和党上院案は、税だけでなく医療や国内支出、石油や天然ガスの採掘にも影響を与える内容となっています。減税規模は約1.5兆ドルにのぼります。最大の恩恵を受けるのは、大企業とトランプ大統領とその家族を含む米国の最富裕層です。この法案によって今後10年間で新たに加わる連邦赤字は1.4兆ドルにのぼる見通しです。民主党議員はすべて反対に回りましたが、共和党で反対したのはボブ・コーカー議員(テネシー州選出)だけでした。ミネソタ州選出民主党下院議員のキース・エリソンに話を聞きます。エリソンは米国で最初のイスラム教徒の議員です。民主党全国委員会の副議長も務めています。

    dailynews date: 
    2017/12/4(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 全米各地の都市がトランプ大統領を違憲で弾劾する運動に参加

    11月に、6人の民主党議員がトランプ大統領に対する弾劾の訴状を提出しました。司法妨害やその他の罪が訴因として告発されています。この動きは、民主党の献金者トム・ステイヤーが10月に立ち上げた弾劾請願運動を受けたもので、現在までに300万人の支持を集めています。少なくとも全米各地の17のコミュニティが、トランプに対して弾劾手続きを正式に求めています。11月28日にはマサチューセッツ州ウェストン市も、これに加わりました。トランプが憲法違反を犯したか否かを査定するよう下院議会に求める市民の請願を、ウェストンの住民が支持したからです。「フリー・スピーチ・フォー・ピープル」(FSFP)を共同設立した所長のジョン・ボニファスに話を聞きます。彼は米憲法を専門とする弁護士です。

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    2017/12/1(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 米軍特殊部隊がソマリア民間人を大量虐殺 隠ぺい工作が発覚 

    米軍特殊部隊が、今年ソマリアで民間人を大量虐殺したという証拠が新たな捜査で発覚したため、国防総省が守勢に立たされています。武器を所持していない農民やその家族に発砲した後、遺体のそばに武器を置き、あたかも彼らが武装したアルシャバブのメンバーのかのように見せかけていたと報じられています。国防総省は29日に声明を出し、「2017年8月25日ソマリアのバリーレ近辺で行われたソマリア国民軍主導の軍事作戦と、それに付随した民間人被害に関する申し立てを徹底して査定した結果、米国アフリカ特殊作戦軍は、犠牲者は武装した敵性戦闘員のみと結論した」と主張しています。『デイリー・ビースト』が29日付で、この作戦と被害を取り上げ、目撃者の証言を報道したことがきっかけです。それによると、犠牲者は農民で、米国の兵士に殺害されました。折りしも先日、ソマリアに駐留する米軍の規模は今年になって報告された50人から、現在は500人ほどに増加していると米国政府が発表したばかりです。ソマリアのモガディシュを拠点にした独立ジャーナリストのクリスティーナ・ゴールドバウムに話を聞きます。彼女が『デイリー・ビースト』に載せた新たな記事の表題は、Strong Evidence that U.S.

    dailynews date: 
    2017/12/1(Fri)
    記事番号: 
    4

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