デイリーニュース

  • 人種差別的で不公平な刑事司法制度? ブラウンとガーナーの死亡で喚起された警察活動についての議論

    アル・シャープトン牧師は、警察の残虐性に対して連邦政府が措置をとることを要求するため、今月6日ワシントンでデモ行進を呼びかけています。 ビル・デブラシオNY市長はNY市警察官を再訓練する命令を出しました。本日は、全米で問題になっている警察の行動と人種差別について議論します。3人のゲストをお招きしています。グラハム・ウェザースプーンはNY市警を引退した元刑事、マイケル・デンゼル・スミスはネイション誌の寄稿者、ハリー・シーゲルはニューヨーク・デイリーニュース紙のコラムニストです。

    dailynews date: 
    2014/12/5(Fri)
    記事番号: 
    4
  • NY市警はガーナーを死なせたのか?救援を促す通行人の声も無視した様子がビデオに

    警官がエリック・ガーナーに絞め技をかけているところを携帯電話で撮影したビデオは国民の大多数が観ていますが、ガーナーが最後に「息が出来ない」と言った後の様子を撮った第2のビデオのことは余り知られていません。2つ目のビデオでは、ガーナーが無反応になって歩道に横たわっているのに、警官も救急隊員も彼を助ける行動を全く取っていません。傍観者が「どうして誰も心肺蘇生をやらないんだ?」と尋ねている声が聞こえます。やがて彼らはガードナーの体を担架に乗せました。ニューヨーク・デイリーニュース紙のコラムニスト、ハリー・シーゲルが、この2つ目のビデオのことを最新記事に書きました。その記事は「エリック・ガーナーの孤独な死:人を一切れの肉のように警察や救急隊員が扱えば、信頼は崩れ去る」と題されています。

    dailynews date: 
    2014/12/5(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 道路封鎖 警官による殺人に抗議して数千人が「ダイイン」を決行し交通を遮断

    エリック・ガーナーを殺害した警官を不起訴にする大陪審の決定への抗議運動は2日目に入り、 何千人もがニューヨークの街を埋め尽くしました。ガーナーはアフリカ系アメリカ人で6人の子供の父親でしたが、警官が禁止されている絞め技をかけた後に死亡しました。抗議者たちは、ガーナーが訴え続けた「息が出来ない」(I can't breathe)を繰り返しながら、マンハッタン、ブルックリン橋、ウェストサイド・ハイウェイ、ホランド・トンネルで交通を遮断しました。タイムスクエアの近辺で多数が逮捕され、警察の発表では逮捕者は200人以上に上っています。ワシントンD.C.では数百人がワシントン記念塔の近辺で「ダイイン」を行いました。ボストンでは、マサチューセッツ有料高速、州間高速道路93および地下鉄の一部を抗議者が閉鎖しました。シカゴでは抗議者たちが「両手は挙げた、撃つな!」(Hands up, don't shoot)と叫びながらミシガン湖沿いのレイクサイド・ドライブを封鎖しました。サンフランシスコでは抗議者がマーケット・ストリートを閉鎖し、オークランドでも数百人がデモ行進をしました。

    dailynews date: 
    2014/12/5(Fri)
    記事番号: 
    15
  • 米下院議員に選出された最初のプエルトリコ人エルマン・バディーヨ 85歳で逝く 

    プエルトリコ出身で初めて米国の国会議員となった先駆的な政治家エルマン・バディーヨが85歳で亡くなりました。バディーヨは何十年もの間、ニューヨーク市の実力のある政治家として活躍しました。公民権専門の弁護士として働き始めたバディーヨはその後、幾つかのニューヨーク市の重要な役職を経て米下院議員を4期務めました。その間ラティーノや貧しい人々の権利の擁護者として働きました。デモクラシーナウ!の共同司会フアン・ゴンザレスは今週のニューヨーク・デイリーニュース紙のコラムで「ニューヨーク社会でエルマン・バディーヨほど大きな役割を果たした人物は稀だ」とバディーヨの貢献を讃えました。

    dailynews date: 
    2014/12/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • チェイニーの上を行く強硬派:オバマ政権の次期国防長官有力候補 過去に北朝鮮への先制攻撃を支持

    オバマ大統領は、追い出された形で辞任したチャック・ヘーゲル前国防長官の後任として、元国防副長官アシュトン・カーターのノミネートを準備していると報道されています。物理学者として研鑽を積んだカーターは、米国防省に長く勤め、一度は武器購入部長も務めたことがあります。2006年、カーターは、北朝鮮が予定されていた大陸間弾道ミサイルの試験発射を中止しない場合の、同国への先制攻撃を支持したことで話題となりました。カーターはIf Necessary, Strike and Destroy(「必要とあれば攻撃、破壊せよ」)と題された記事を共同執筆しました。「核の時代の和平基金」(Nuclear Age Peace Foundation)のニューヨーク支部長で、核兵器廃絶を目指す2000組織をまとめる「核撤廃2000」(Abolition 2000)調整委員会の一員であるアリス・スレイターに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/4(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ヴィンス・ウォーレンが語る ファーガソンからニューヨーク市まで 殺人罪に問われない警官 

    ミズーリ州で、警察官のダレン・ウィルソンがマイケル・ブラウン殺害について無罪放免としたほんの1週間後、ニューヨーク州の大陪審は、チョークホールド(首絞め)された後亡くなったエリック・ガーナー殺害事件で、ニューヨーク市警の警官ダニエル・パンタレオを不起訴としました。どちらの事件も、警官は白人でした。どちらの事件でも、被害者はアフリカ系アメリカ人でした。12月3日夜、ニューヨーク市では大陪審の決定発表後、数千人が路上で抗議を行いました。デモクラシー・ナウ! はデモ参加者の何人かに現場でインタビューし、なぜ抗議活動に参加しているのかを訊ねました。「憲法上の権利センター」(Center for Constitutional Rights)事務局長ヴィンス・ウォーレンに、警察官を起訴から守るために大陪審制度がいかに利用されているかについて話を聞きます。また、引退した元NY市警刑事カールトン・バークレーに、警官のチョークホールド使用規制について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/4(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「私の息子たちの命が心配」:エリック・ガーナー事件大陪審決定に対する ニューヨーク市の抗議デモから 市民の声

    エリック・ガーナ―がチョークホールド(首絞め)により死亡した事件で、大陪審がニューヨーク市警の白人警官を起訴しないという決定を出したことをうけ、ブルックリン橋、ウエストサイド・ハイウェイ、リンカーン・トンネル、クリスマス・ツリーのライトアップ・セレモニーが行われていたロックフェラー・センター付近の6番街など、ニューヨーク市の一部を閉鎖する抗議デモが起こる中、80人以上が逮捕されました。デモクラシー・ナウ! のプロデューサー、レネー・フェルツが、12月3日夜、タイムスクエアで抗議活動を行っていたグループにインタビューしました。

    dailynews date: 
    2014/12/4(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「息ができない」:ニューヨークで激しい抗議運動 被害者の甥が語るエリック・ガーナー事件 大陪審決定

    エリック・ガーナーにチョークホールド(首絞め)を行い彼の死の原因を作ったニューヨーク市警の白人警官に対し、大陪審は不起訴の決定を出しましたが、その後米司法省はこの事件で公民権侵害がなかったかの捜査を行うと発表しました。アフリカ系アメリカ人で、6人の子どもの父親だったガーナーは、7月、チョークホールドをかけられ、地面に組み伏せられたのち死亡しました。大陪審の決定が出された後、ニューヨーク市のいたるところで発生した抗議で、ブルックリン橋、ウエストサイド・ハイウェイ、リンカーン・トンネルを含む、一部地域が閉鎖されました。デモ隊はグランド・セントラル駅でも、死者を模して横たわる抗議デモを行いました。少なくとも83人が逮捕されています。ガーナーの死は、ファーガソンの警官によるマイケル・ブラウン射殺事件のほんの数週間前に起こりましたが、警察による過度の武力行使と、ニューヨーク市警の軽犯罪取り締まり方針に対する全米での議論に火をつけました。ガーナーは7月17日、「バラ売り」(loosies)と呼ばれる、1本単位で売る非課税煙草を、スタテン・アイランドの路上で販売した容疑で、警察に職務質問をされました。ガーナーの遺族は、ニューヨーク市を、不法行為が引き起こした死亡、死亡前の苦痛および苦しみ、公民権侵害で訴える計画だと語っています。ガーナーの甥ブランドン・ダヴィッドソンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • エクアドル当局 ヤスニの石油採掘反に抗議する活動家の気候変動キャラバンを押収

    ペルーのリマで行われる国連気候変動会議に向かう環境活動家を乗せたトレーラーが、エクアドル当局によって停止させられ押収されました。活動家グループ「ヤスニド」は1日、アマゾンでも種の多様性で有名なヤスニ生物圏保護区での石油採掘を非難するためキトを出発ました。同グループによると、彼らは24時間以内に7~8回停止させられ、最終的には当局がバスを押収し、2日の夜は高速道路の脇に留め置かれました。エクアドルのクエンカから二人のゲストに話を聞きます。ヤスニ生物圏保護区での石油採掘に反対するグループ、ヤスニドのメンバーでこのキャラバンのコーディネーター、エレナ・ガルベスと、このキャラバンと共に旅するジャーナリストのアリエル・グッドマンです。

    dailynews date: 
    2014/12/3(Wed)
    記事番号: 
    5
  • メキシコの行方不明学生の父 米国抗議者主催のドラッグ戦争反対の日に語る

    本日3日、少なくとも43の米国都市の連邦政府の建物で抗議者たちが抗議活動を行う予定です。彼らはメキシコ側の人権侵害が是正されるまで、米国によるメキシコの軍隊と警察への援助を停止することを求めています。9月に起こった43人の生徒の失踪が引き金となり、米国での組織者はメキシコの草の根運動とともに活動しています。抗議者達はハッシュタグ「#YaMeCansé」(英語版は「#UStired2」)を使ってメキシコでの暴力と人権侵害に抗議するキャンペーンを行っています。2008年以降、米国のメキシコへの軍事と保全への支援は30億ドルに達しています。本日は、失踪した43人の学生の一人、19歳のクリスチャン・アルフォンソ・ロドリゲスの父親クレメンテ・ロドリゲスと、#UStired2の組織者の一人で、カリフォルニア州立大学バークレー校のラテン政策研究所の客員研究者でありライターでもあるロベルト・ロバートに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2014/12/3(Wed)
    記事番号: 
    4

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