デイリーニュース

  • グレース・リー・ボッグスが語るデトロイトと『次のアメリカ革命:21世紀に向けた持続可能な社会運動』

    米国の景気後退の「グラウンド・ゼロ」であるデトロイトの経済状況を公民権運動活動家で作家のグレース・リー・ボッグスが語ります。「デトロイトに住んでいない人にはなかなか理解できないと思いますが、空き地を目にすると、荒廃ではなく希望が見えるんです。それは、自分の食べ物を栽培する機会であり、そして都会の若者にはとても難しい、物事の過程にかかわるという実感を得る機会なのです。空き地は文化革命の可能性を意味しています」とボッグスは語ります。

    dailynews date: 
    2011/4/14(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 討論:オバマの予算案検証と米国経済の現状

    オバマ大統領の予算案と米国経済の現状について、3人のゲストが討論します。参加者はハーパーズ誌のコラムニストでThe Wrecking Crew:How Conservatives Ruined Government, Enriched Themselves and Beggarded the Nation(『解体業者:政府をダメにし私腹を肥やし国を困窮に追いやった保守派たち』)はじめ数々の著作がある作家のトーマス・フランク、キリスト教系団体ソジャナーズ・コミュニティの創設者でありまたソジャーナーズ誌の編集者で、議会の予算削減に抗議し3月26日以来ハンストを行っている、ジム・ウォリス、そしてデトロイト在住の95歳の活動家で作家・哲学者のグレース・リー・ボッグスです。ボックスは、過去70年間にわたり公民権運動、ブラックパワー運動、労働問題、環境正義、フェミニスト運動に関わってきました。 新著の The Next American Revolution:Sustainable Activism For the Twenty-First Century(『次のアメリカ革命:21世紀に向けた持続可能な社会運動』が出版されたばかりです。

    dailynews date: 
    2011/4/14(Thu)
    記事番号: 
    2
  • オバマは共和党との折衷案を大宣伝 進歩的な議員は「民衆の予算」を発表 

    13日にテレビ中継された演説で、オバマ大統領は向こう12年以内に4兆ドルの財政赤字を削減するという目標を示しました。オバマは、富裕層への増税と支出削減に基づく、彼がよりバランス取れたアプローチと呼ぶ案を共和党の予算案への対抗案として示しました。一方、下院革新議員団は「民衆の予算」という、また別の予算案を発表しています。下院革新議員団の共同議長でアリゾナ州選出議員の ラウル・グリハルバに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/4/14(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ホンジュラスで弾圧強まる ジャーナリストと活動家たちが標的に

    ポルフィリオ・ロボ大統領政権の弾圧に抗議してホンジュラスでは労働者や学生、活動家たちが1カ月にわたるゼネストを行っています。ロボは、2009年6月の暴力的な軍事クーデターで、民主選挙で選ばれたマヌエル・セラヤ大統領を追放し、暫定大統領に就いたロベルト・ミチェレッティ政権時代の選挙で大統領に選ばれました。国家統計によれば、ホンジュラスは世界でも最も暴力的な国の1つです。殺人事件の発生率はメキシコの4倍です。ホンジュラスは2010年にジャーナリストにとって世界で最も危険な国となり、そしてこの3月は今までで最も死亡率の高い最悪の月でした。ホンジュラスの独立ジャーナリストで民衆の抵抗国民戦線(National Front of Popular Resistance)の指導的メンバーであるヘラルド・トレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/4/13(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 民主・共和両党の予算取り引きに抗議のワシントンDC市長が逮捕される

    ワシントンD.C.市長のビンセント・グレイと同市議会議員の数人が11日、民主・共和両党による連邦政府予算案の成立をめぐる取り引きに抗議し、首都の主要交差点の真ん中で交通を遮断する座り込みをして逮捕されました。共和党が支持し提出された予算案は、同市独自の予算を低所得女性向け中絶手術費用として使うことや、HIV感染の拡大を防ぐための注射針交換プログラムに予算を使うことをも禁止するものです。 ワシントンD.C.ではHIVが流行しており、注射針交換プログラムはその対応策として極めて重要な手段と考えられています。グレイ市長に、なぜ抗議のために街へ出たのか、話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/4/13(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ミチオ・カク博士 自著『未来の物理学:2100年までに科学が日常生活をどう変えるか』

    日系アメリカ人の理論物理学者でベストセラーの著書もあるミチオ・カク博士が自身の最新刊 Physics of the Future: How Science Will Change Daily Life by 2100(『未来の物理学:2100年までに科学が日常生活をどう変えるか』)について語ってくれます。カクの描く未来では自動車はコンピューターで動き、老化現象は凍結され、インターネットはコンタクトレンズの中でサーフィンできるメディアになります。「誰かを見ているときに瞬きをするとしますね。するとコンタクトレンズの中でその人物の伝記が現れる。それで自分がいま話している相手がどんな人物かを知ることができるのです。ターミネーターという映画で、アーノルド・シュワルツェネッガーがある対象に焦点を合わせてその人物を特定すると、その人物のデータが現れるでしょ。そういうことができるようになるんです。それと、そのコンタクトレンズが相手の言っていることを翻訳してもくれます。話しているときに中国語やドイツ語を英語に直してくれる。つまり常に自分が話している相手がだれなのか、その相手が何を言っているのかがわかるというわけです」とカクは言います。

    dailynews date: 
    2011/4/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 専門家の見解: 日本政府は放射線量の低下を主張するが福島は「作動中の時限爆弾」

    今回の原子力事故の評価レベルを自ら最大限に引き上げながらも、日本政府は破損が深刻な福島第一原発の周辺地帯の放射線レベルと食物の安全性に関する恐怖を鎮めようと必死です。「原子炉からは放射線が漏れ続けている。状況はまったく安定していない」とニューヨーク市立大学(CUNY)とそのシティ・カレッジ(CCNY)で教鞭をとる理論物理学者のミチオ・カク博士は言います。「最も些細な異状でも完全なメルトダウン(炉心溶解)を引き起こす恐れがある。そうなればチェルノブイリの比ではない。」

    dailynews date: 
    2011/4/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 軍隊と市民の闘い?:デモクラシー・ナウ!がエジプトから特別レポート

    ムバラク政権崩壊から2ヶ月が経ちましたが、エジプト軍と民主化運動家らの間の緊張が急速に高まっています。エジプト軍は4月8日、カイロのタハリール広場を襲撃し、デモ隊の2人を殺害しました。エジプト軍事裁判所は4月11日、平和主義者のブロガーに3年間の禁固刑を命じました。過去2ヶ月間に軍事裁判で判決を受けた数百人、あるいは数千人の市民が今も拘留されています。デモクラシー・ナウ!の通信員アンジャリ・カマトがカイロから報告します。

    dailynews date: 
    2011/4/12(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「自分の命を捧げる覚悟」:バーレーンの人権活動家、命懸けで米国とサウジが支援する弾圧に抗議

    ペルシャ湾岸のバーレーンでは民主化運動に対する弾圧が高まっています。4月9日、覆面警官らがバーレーンの代表的な人権活動家アブドゥルハディ・アルカワジャの自宅に侵入しました。彼は殴られ拘束されました。襲撃を目撃し、現在ハンガーストライキ中の彼の娘、ザイナブ・アルカワジャに話を聞きます。未明の奇襲で彼女の夫と義兄も殴られ、逮捕されました。バーレーン人権センター(the Bahrain Center for Human Rights)の代表ナビール・ラジャブからも話を聞きます。彼は、バーレーン政府による拘留中に亡くなった活動家アリ・セイガーの写真出版で軍事裁判にかけられる可能性があります。

    dailynews date: 
    2011/4/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • コートジボワール バグボ前大統領の拘束後も人権問題の懸念続く

    国際社会が承認しているコートジボワールの大統領アラサン・ワタラの支持勢力が独裁者ローラン・バグボ前大統領の身柄を拘束し、数百人が死亡した4ヶ月の武力衝突が終結しようとしています。バグボは、2010年11月の大統領選で国連がワタラの当選を認めて以来、辞任することを拒んでいました。政治的衝突は終わりましたが、コートジボワールは依然として深刻な混乱状態にあります。少なくとも1000人が死亡したと推測され、戦闘中には約100万人が家から避難しました。避難民の多くは食料や住む場所がほとんどない、切迫した状況の中で暮らしています。数千人のバグボ支持勢力は、依然として武装したまま路上にいます。人権団体ヒューマンライツ・ウォッチのアフリカ部上級研究員コリーヌ・ダフカと、フォーリン・ポリシー誌のエリザベス・ディキンソンに話を聞きます。ディキンソンは3月、国連財団の助成金で、約12万5000人のコートジボワール人が避難したリベリアを訪れました。彼女は、パット・ロバートソンや何人かの議会の福音派メンバーらを含む米国のキリスト教右派がバグボをいかに支援してきたかについても報告しています。

    dailynews date: 
    2011/4/12(Tue)
    記事番号: 
    2

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