ハイチはいまも大地震とコレラの流行で荒廃したままですが、米国は今年1月、米国からハイチ人の強制送還を再開しました。2月、国外追放でそのままハイチ内の収容センターに送られた27人のハイチ人のうちの1人がコレラに似た症状で死亡しました。憲法に保証された人権擁護センター(Center for Constitutional Rights)はこうした非人道的な環境を指摘しつつオバマ政権に合州国におけるハイチ移民の一時保護待遇を延長するよう求めています。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンは最近、ポルトープランスで同センターのローラ・レイモンドと話をしました。「ここの収容センターの壁は糞尿と嘔吐物にまみれています。便所は使えない状態で、ゴミ袋で用を足す状態です。こうした環境は、コレラのまん延期には文字通り死活問題なのです」