パラグアイ大統領フェルナンド・ルゴが、本人が議会クーデターと呼ぶ事態により失職しました。土地をめぐる衝突で警官6人、農民11人が死亡した事件を受け、大統領は社会秩序の維持に関して責任を追及され、パラグアイ議会は22日、39対4でルゴ大統領の弾劾決議を可決しました。元牧師のルゴ大統領はかつて「貧者の司教」と呼ばれ、農民の権利を擁護したことで知られています。アルゼンチン、ブラジル、ベネズエラ、チリ、そしてウルグアイ各国は、ルゴ大統領の追放を非難していますが、オバマ政権が新政権を承認するかどうかは、まだ表明されていません。本日は、Empire’s Workshop: Latin America, the United States, and the Rise of the New Imperialism(帝国の作業場:ラテンアメリカ、アメリカ合衆国、そして新帝国主義の勃興 )の著者でニューヨーク大学のグレッグ・グランディン教授(南米史)をお迎えし、話を聞きます。彼の新著、Fordlandia(フォードランディア)はピューリッツアー賞文学芸能部門歴史書の最終選考に残りました。