ボルチモアで週末に開催された本年度の緑の党党大会にて、マサチューセッツ州の医師ジル・スタインと貧困撲滅活動家チェリ・ホンカラがそれぞれ緑の党の大統領候補、副大統領候補に選出されました。本日は党大会で行われたメリーランド大学政治経済学教授でデモクラシー・コラボレーティブの共同創設者ガー・アルペロビッツによる基調講演をお送りします。アルペロビッツはAmerica Beyond Capitalism: Reclaiming Our Wealth, Our Liberty, and Our Democracy「(資本主義を越えたアメリカ:我々の富、自由、民主主義の奪還)」の著者です。アルペロビッツは講演で、企業中心の社会に挑むための第三政党の重要性を強調し、「歴史上、システムは、誰よりも、富を操る者によって左右されます。富裕層のトップ400人の人たちは現在、下から数えた1億8500万人の米国人の全ての財産を合わせたよりも多い富を持っているのです。これは中世の構造です」と語りました。