ミット・ロムニーは、自らのビジネス経験が国の経済再建に有利だと再三宣伝してきましたが、仕事のアウトソーシングに抵抗しているベイン・キャピタル社の従業員により守勢に立たされています。ベイン・キャピタル社が大部分を所有する、イリノイ州フリーポートのセンサータ・テクノロジーズの工場の170人の作業員は、自分たちの仕事を中国に送り出すことを止め職が失われるのを救ってほしいとロムニーに支援を求めています。この工場は自動車や航空機で使われているセンサーやコントローラーなどを製造していますが、その工場が解体され、少しずつ中国へ移送されているのです。しかも、会社は、将来彼らの仕事を担うことになる中国から呼んだ中国人たちに仕事を教えるよう、現在の作業員に要求しています。イリノイ州フリーポートのセンサータの工場作業員トム・ガウルラップとシェリル・ランデッカーの2人に話を聞きます。2人ともセンサータ勤続33年にもかかわらず、2012年末に解雇される予定です。