デイリーニュース

  • 地中にとどめよ:作家テリー・テンペスト・ウィリアムズ ユタ州で1750エーカーの土地の石油と天然ガス採掘権を落札

    ユタ州では、連邦政府による石油と天然ガス採掘権の入札会場で、100人以上の抗議者が自然発生的に合唱をはじめて進行を妨げ、ついには強制退去させられる事件が起こりました。作家で活動家のテリー・テンペスト・ウィリアムズは入札者19番として登録し、1750エーカー土地の採掘権を落札し、この土地からの化石燃料採掘を阻止しました。土地管理局職員から、「エネルギー開発のための正当な入札ですか」と確認されたテンペスト・ウィリアムズは、「エネルギーの定義は色々あります。私たちのエネルギー開発は、運動にエネルギーを与えることなのです」と答えました。ソルトレークシティーより、テリー・テンペスト・ウィリアムズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/18(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「政府はまだ隠している」 ブッシュ政権時代の拷問写真の入手を目指し闘いつづける米自由人権協会

    2月になって、米国防総省は200枚近い米軍関係者によるイラクとアフガニスタンでの囚人虐待関連の写真を公開しました。しかし、いまだ公開を拒否している写真は1800枚に上ります。米自由人権協会(ACLU)は、ブッシュ政権の拷問プログラムに関連する写真の公開を求め、12年近く闘いつづけてきました。今回、公開された写真の中には、打撲傷のあざや、創傷を負った身体部分のクローズアップや、目隠しをされ縛られた囚人の姿などがありました。公開されなかった写真には、更に酷いものが写っているとみられています。ACLUの弁護士アレックス・アブドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/18(Thu)
    記事番号: 
    2
  • アップル社対FBI:「この十年で最も重要なテクノ関連裁判」とスノーデンが評する闘争の内側

    コンピュータ業界の雄アップル社が、サンバーナディーノ乱射事件の犯人の一人が所有していたiPhoneの個人情報を抜き出せるようにしろというFBIの協力要請を退け、裁判所の命令にも抵抗すると発表したことで、プライバシーとネットの暗号化をめぐる大論争がおこっています。連邦検事は18世紀の法令を持ち出して、サイード・リズワン・ファルークの携帯ロック機能の解除に協力せよとアップル社に強いる裁判所命令を要請しました。2015年12月、ファルークは妻とともにサンバーナディーノで14人を殺害、22人を負傷させました。2月16日、アップル社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は顧客への公開書簡で、裁判所命令に争う同社の方針を発表。「これまで当社は法律の範囲で許される、できるだけの協力をしてきました。しかし米政府が今回要求しているものは、いま我々の手元にはなく、造りだすのは危険すぎると我々は判断しています。iPhoneにバックドア(裏口)を作れと政府はいうのです」米自由人権協会(ACLU)「国家安全保障プロジェクト」(National Security Project)専任弁護士のアレックス・アブドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/18(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ミシガンの水戦争:汚染された水に料金を課されるフリント市民を尻目に何百万リットルもの水をタダで吸い上げるネスレ

    水道が汚染されたフリントの住民は飲料、調理、さらに入浴にさえボトルウォーターの使用を余儀なくされた上、郡の中でも最高の水道料金を支払っています。ミシガン州のボトルウォーター産業について、あまり知られてない事実に目を向けましょう。2001 年と 2002 年にミシガン州環境品質局は世界最大のボトルウォーター会社であるネスレ社に、ミシガン湖に水を注いでいる帯水層から 1 分間に最大 400 ガロン(約1514リットル)までの水を汲み上げる許可を出しました。これがネスレ社の汲み上げ井戸が所在するミシガン州メコスタ郡の住民達とネスレ社の間の10 年間にわたる訴訟の出発点になりました。驚いたことに、ネスレ社が水を汲み上げるために義務づけられている支払いは、州への小額の許可手数料と民間地主への借地料金だけなのです。そればかりか、ネスレ社はミシガン州に工場を設置することで州から 1300 万ドルの税制優遇措置を受けました。ミシガンのネスレ社の広報担当者デボラ・マッチモアの夫デニス・マッチモアは、つい最近までミシガン州知事リック・スナイダーの首席補佐官で、引退後、ロビイストの登録をすませたばかりです。「水の保全を求めるミシガン市民」(Michigan Citizens for Water Conservation)のペギー・ケース、テリー・スワイア、グレナ・マネケに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/17(Wed)
    記事番号: 
    5
  • フリントの水道汚染に関する隠蔽を暴いた市民・ジャーナリスト・医者・科学者たち

    ミシガン州のアメリカ自由人権協会(ACLU)会員、カー ト・ガイエットに話を聞きます。調査報道記者で、ミシガン プレス協会から「ミシガン年間最優秀ジャーナリスト」 に選ばれたばかりです。ガイエットは、州政府による安全性の保証をものともせず、フリントの水道が鉛で汚染されていることを証明した市民たちの取り組みについて話します。

    dailynews date: 
    2016/2/17(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 安全な飲料水の回復を求めたフリント市議の取り組みを非常事態管理者が妨害

    フリントがどのようにして、選挙の洗礼を受けない非常事態管理者に牛耳られることになったのかを知るために、フリント市議のエリック・メイズに話を聞きます。 11 ヶ月前の 2015 年 3 月に、市議会は腐食性のあるフリント川の水の使用を取りやめるというメイズの決議案を 7 対 1 の票で可決しました。選挙を通さずに任命された市の非常事態管理者ジェリー・アンブローズはこの提議を却下しました。アンブローズの言い分は、こうでした。「ミシガン南東部の水道に年間1200 万ドル以上も注ぎ込もうという市議が7人いるなんて、理解しかねる。たとえ、フリントの納税者にそれだけの額が 払えたとしてもだ。デトロイトから来る(ヒューロン湖)の水とフリント川の水の安全に差はな い」。

    dailynews date: 
    2016/2/17(Wed)
    記事番号: 
    3
  • GM と知事は何を知っていたのか? GM は非常事態宣言の 1 年以上前にフリントの水の使用を止めていた

    2014 年 10 月にゼラル・モーターズは、フリントの水が自社のエンジンを腐食してることに気づきました。GM 社は、ミシガン州のリック・スナイダー知事が選挙を通さず任命した非常事態管理者の許可を得てフリント川からの取水をやめ、デトロイトの水道システムに戻しました。フリントの住民が水道を腐食性のあるフリント川から切り離し、デトロイトの水道システムを再使用できるようになるまで、それから 1 年かかりました。その時までにフリント川の水は市の老朽化した水道管を腐食させ、飲料水は鉛で汚染されました。鉛中毒は、生涯にわたる健康障害の原因となり、特に子供の場合、神経障害を引き起こしかねません。フリントに住む GM 社の自動車製造労働者に、フリントの水が車のエンジンを腐食していることを知った時、同社がどのような措置をしたか、話をします。

    dailynews date: 
    2016/2/17(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「民主主義への渇き 毒を盛られた米国の都市」:フリントの水危機特集

    本日のデモクラシー・ナウ!はミシガン州のフリントに赴き、現在も進行中のフリントの水危機を特集します。2014 年にミシガン州のリック・スナイダー知事が選挙を通さず任命した非常事態管理者は、フリントの飲料水の水源を50年間使用していたデトロイトの水道システムから腐食性のあるフリント川に切り替えました。まもなく、市民達から、変色し悪臭を放つ水道水への苦情の声があがりました。水は数々の問題を抱えていました。まず、細菌に汚染されており、さらに発がん性物質のトリハロメタン(TTHMs)を含んでいました。水による感染によって起きる致死性のレジオネラ病が市内各地で発生し、10 人が死亡しました。さらに地下の見えないところで、フリント川の水は市の老朽化した水道管を腐食させ、飲料水は鉛で汚染されました。鉛中毒は、生涯にわたる健康障害の原因となり、特に子供の場合、神経障害を引き起こしかねません。昨年 10 月に鉛中毒問題が大きく報道されて以来、多数のミシガン州公務員が解雇処分を受け、FBI が捜査を開始しました。ミシガン検事総長室の特別検察官は、リック・スナイダー知事をはじめ州政府幹部に対し致死罪を含む刑事告発の可能性があると通告しています。

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    2016/2/17(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 『マヤ・アンジェロウ:それでも私は立ち上がる』:作家で活動家の非凡な生涯を年代順に記録した初の映画

    「黒人歴史月間」(Black History Month)の特別番組として、伝説的な詩人、劇作家、公民権活動家であるマヤ・アンジェロウの生涯と遺産を振り返ります。彼女の並外れた生涯の年代記が初めてドキュメンタリー映画となりました。彼女は子供のときにレイプされ、その後5年間話すことを拒否しました。彼女はその後、歌手と女優として成功し、マーティン・ルーサー・キング牧師とマルコムXと共に活動しました。キングが暗殺された後、ジェイムズ・ボールドウィンからの勧めで、アンジェロウは彼女の7冊の自伝の最初にあたる『歌え、翔べない鳥たちよ』を執筆しました。彼女は1993年、ビル・クリントンの最初の就任式で自作の詩On the Pulse of Morning(『朝の鼓動』)を朗読しました。大統領就任式で詩人が朗読をしたのは、1961年のジョン・F・ケネディの就任式のロバート・フロスト以来のことです。アンジェロウの作品のハイライトを放送し、映画Maya Angelou: And Still I Rise(『マヤ・アンジェロウ:それでも私は立ち上がる』)の共同プロデューサーで監督であるリタ・コバーン・ワックとボブ・ハーキュレス、そしてアンジェロウの孫であるコリン・ジョンソンから話を聞きます。

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    2016/2/16(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「ヘイトを止めてトランプを捨てよう」 人種差別と外国人排斥で名乗りを上げる大統領を脱落させる新キャンペーン

    労働組合代表、活動家、役者、教授などが連合を組み、「増悪や恐怖の煽動、いじめ、人種差別を止めるため」の新キャンペーンを立ち上げました。「ヘイトを止めてトランプを捨てよう」(Stop Hate, Dump Trump)運動について、共同創立者のキンバリー・クレンショーに話しを聞きます。

    dailynews date: 
    2016/2/15(Mon)
    記事番号: 
    5

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