デイリーニュース

  • アサタ・シャクールに手を出すな:アンジェラ・デイビス キューバに亡命中の活動を保護する急進的活動を呼びかけ

    現職大統領として88年ぶりにキューバを訪れたオバマ大統領は、先週、歴史的なキューバ訪問の旅を終えました。オバマ大統領は訪問中、キューバ国家評議会議長のラウル・カストロと会談し、キューバ国民に向けて演説しました。米国の現職大統領がキューバ国民に向けてライブで演説を行ったのは史上初の出来事です。しかし、この訪問で話題にされなかった問題のひとつがアサタ・シャクールの今後の運命です。ブラックパンサー党と黒人解放軍の伝説的な活動家であるシャクールは、現在政治的亡命者としてキューバで暮らしています。シャクールは、銃撃戦のさなかにニュージャージー州警察の警察官1名を射殺したとして、1973年5月2日に有罪判決を受けました。このとき活動家仲間1人も死亡しています。この事件ではシャクール自身も警察の銃撃を2度受けており、無実を主張し続けています。シャクールの長年にわたる支援者で、著作者で活動家のアンジェラ・デイビスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/3/28(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 自由とは絶えざる闘い:アンジェラ・デイビスがファーガソン、パレスチナ、運動の基盤を語る

    女性史月間特別番組です。著述家、活動家、学者で、カリフォルニア大学サンタクルス校名誉教授のアンジェラ・デイビスに話を聞きます。最新著Freedom Is a Constant Struggle: Ferguson, Palestine, and the Foundations of a Movement(『自由とは絶えざる闘い―ファーガソン パレスチナ そして運動の基盤』)は、国家による暴力や抑圧に対する世界各地の闘争の歴史をたどり、それらの関連性に焦点を当てて書かれたエッセイやインタビュー、スピーチを集めた選集です。「物事がひとつになり、新しい可能性が到来したと思わせる瞬間がありました」とデイビスは語ります。「ファーガソンでは、抗議が数日間続いた後も、人々は家に帰ることを拒否し、抗議を続けると断言しました。その時、真っ先に連帯のツイートを送り、支援を表明したのはパレスチナにいるパレスチナ人活動家たちでした。それが未知の領域を開いたのです」。

    dailynews date: 
    2016/3/28(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アンジェラ・デイビス どの大統領候補者にも支持表明はせず:「我々に必要なのは新しい党」

    女性史月間特別番組です。著述家、活動家で学者のアンジェラ・デイビスに話を聞きます。デイビスは40年以上にわたり、米国でもっとも強い影響力をもつ活動家兼知識人のひとりに数えられてきました。1970年代の黒人解放運動の象徴的人物であるデイビスは、ジェンダー、人種、階級、刑務所の問題をめぐる活動を通して、数世代にわたり批判的思考と社会運動に影響を与えてきました。また刑務所廃止論者として重要な存在を担ってきたデイビスの立ち位置は、40年以上前に逃走犯としてFBIの最重要指名手配リストに挙げられた自らの体験に基づいています。ドナルド・トランプの「ファシスト・アピール」、および今回の大統領選でどの候補にも支持を公式表明しない理由について、デイビスに聞きました。「私は独立した政治は可能だと信じています。新しい党が必要だと今も信じています。労働者を基盤にした党、レイシズム、セクシズム、同性愛嫌悪、トランスジェンダー嫌悪など世界で起きているあらゆる問題について語ることができる党です。我々はそんな党をまだ手にしていません」とデイビスは語ります。

    dailynews date: 
    2016/3/28(Mon)
    記事番号: 
    2
  • バーニー・サンダースがワシントン アラスカ ハワイの3州で圧勝:企業メディアは軽視

    米大統領選の民主党候補指名争いは3月26日、ワシントン、アラスカ、ハワイの3州で党員集会が開かれ、すべての州でバーモント州上院議員のバーニー・サンダースが圧勝、最有力候補ヒラリー・クリントンとの差を縮めました。サンダースの得票率は各州で少なくとも71パーセント、アラスカ州では82パーセントに達しています。サンダースはウィスコンシン州で勝利宣言を行い、「我々が勢いを増しているのは、アメリカが直面する問題を取り上げ、真実を語っているからです」と述べました。26日は、サンダース陣営にとって最も重要な日となる可能性がありますが、企業メディアのほとんどは彼の勝利を軽視しました。勝利宣言の抜粋をお届けします。

    dailynews date: 
    2016/3/28(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米軍スパイの実話 北朝鮮監視のためにキリスト教伝道師のふり

    マ シュー・コール記者が『インターセプト』に寄稿した記事"The Pentagon’s Missionary Spies: U.S. Military Used Christian NGO as Front for North Korea Espionage"(米国防省の伝道師スパイ:北朝鮮でのスパイ活動のためキリスト教NGOを隠れみのに使った米軍)について話します。かつて国防省のスパイだったケイ・ヒラミネによって、極秘の国防総省プログラムを通して設立された非政府組織「人道的国際奉仕団」(Humanitarian International Services Group)のような団体を設立して、米軍は北朝鮮に潜入しようとしました。

    dailynews date: 
    2016/3/25(Fri)
    記事番号: 
    6
  • ビンラディンの写真を引き渡した海軍特殊部隊員の事件が示す 対テロ特殊部隊の超法規性

    元米海軍特殊部隊員のマシュー・ビソネットは、ウサマ・ビンラディン捕縛作戦に参加して彼を射殺し、この襲撃作戦について書いた本がベストセラーになりました。その後、保管していたビンラディンの遺体の写真を引き渡し、現役時代のエリート特殊部隊員の身分を利用して私益の増進を図った容疑で連邦当局による犯罪捜査の対象となっています。ビゾネットに関する暴露記事を書いた『インターセプト』の国家安全保障担当記者マシュー・コールに話をききます。米政府は、国家安全保障上の理由を掲げてビンラディンの遺体写真を公表しないように努めてきました。

    dailynews date: 
    2016/3/25(Fri)
    記事番号: 
    5
  • NSAはアップルの助けなしにiPhoneをハッキングできない?ほんとうですか

    調査報道サイト『インターセプト』は、米軍や米諜報機関によって使用されている携帯電話監視装置が何十種も掲載された米国政府の機密の内部カタログを入手しました。ジェレミー・スケイヒル記者によれば、これは全米の連邦法執行機関や全国各地の地元警察の偵察能力について知ることのできる稀な資料です。カタログには、監視装置で有名なブランドのスティングレイなどが入っており、これまでに公表されていないような装置も含まれています。この一覧には、軍事目的や諜報目的で開発されたにもかかわらず、次第に法執行機関が市民をひそかに監視し有罪判決に導くために使用されるようになった監視装置の詳細が山のように記載されているとスケイヒルは語ります。

    dailynews date: 
    2016/3/25(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ドナルド・トランプの主席外交顧問ジョセフ・シュミッツは元ブラックウォーター幹部

    共和党大統領候補ドナルド・トランプは今週、MSNBCの番組で、外交政策にどう取り組むかを聞かれた際、「まずは自分自身に問いかけるね。私はとても頭が良く、色々なことを言ってきたからね」と答えました。それに加えて、あまり知られていない彼の外交政策顧問たちの名前を挙げましたが、そこには安全保障政策センターとつながりがあるジョセフ・シュミッツ元米国防省総監の名前もありました。シュミットは、ジョージ・W・ブッシュ政権の高官たちが不正行為で追求されたとき、彼らを擁護したとして辞職に追いやられた人物です。『インターセプト』のジェレミー・スケイヒル記者はかつて、シュミッツについて、「狂った世界観」を持った過激なキリスト教至上主義者」の元ブラックウォーター幹部と書いたことがあります。スケイヒル記者の反応を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/3/25(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ブラックウォーター創立者の最近の企み:リビア高官のために中国銀行を介してマネーロンダリング 

    『インターセプト』によれば、一連のスクープはもともとブラックウォーター創立者エリック・プリンスがリビアやアフリカの国々で防衛サービスを提供しようとしたことに関する調査として始まったものですが、そこから疑惑が拡大し、彼が中国の諜報機関の助けを借りて中国銀行を介してリビア事業の口座を作った件についての調査に発展しました。米国の司法省も、プリンスと中国の諜報機関との関係の正確な実態を暴こうと調査を進めています。マシュー・コール記者とジェレミー・スケイヒル記者に、ふたりの共同記事"Erik Prince in the Hot Seat: Blackwater’s Founder is Under Investigation for Money Laundering, Ties to Chinese Intel, and Brokering Mercenary Services"(苦境のエリック・プリンス:ブラックウォーター創設者がマネーロンダリング、中国諜報機関とのつながり、傭兵サービスの仲介業務の嫌疑で捜査を受ける)で明らかにした事の詳細をききます。

    dailynews date: 
    2016/3/25(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 苦境のエリック・プリンス:ブラックウォーター創立者 違法傭兵事業で捜査対象へ

    新たな大スクープです。米司法省がブラックウォーター創設者エリック・プリンスを、マネーロンダリング、中国の諜報機関とのつながり、外国政府への軍事サービス斡旋などの容疑で捜査していると、調査報道サイト 『インターセプト』が報じました。プリンスは現在、アフリカへの輸送に特化した航空機とロジスティクスの会社、フロンティア・サービス・グループの会長です。しかし『インターセプト』が入手した書類によれば、プリンスはペーパーカンパニーを設立して準軍事的なサービスをアフリカの少なくとも6カ国に提供しており、そこにはリビアも含まれています。米国と国連は、リビアでの軍事関連の取引に様々な制限を課してきました。また、プリンスにはリビアの共同経営者のもとへ資金を移すために中国の銀行に口座を開設しようとした疑いがあります。この捜査の一環として『インターセプト』が入手したスライドプレゼンテーションには、プリンスの私兵がヨーロッパへの難民の流れを止めるためという名目でリビアで軍事行動を行う可能性が示唆されています。プリンスはこれまでも、様々な国でイスラム武装組織と戦うために民間軍事勢力を育成することに昔から関与してきました。"Erik Prince in the Hot Seat"(苦境のエリック・プリンス)を執筆した、『インターセプト』のジェレミー・スケイヒル記者とマシュー・コール記者に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/3/25(Fri)
    記事番号: 
    1

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