デイリーニュース

  • モリー・クラバップル「ブルームバーグは有色人種の若者を恐怖に陥れた大富豪の共和党員」

    ニューハンプシャー州で2月11日、2020年大統領選期間最初の予備選の投票が始まりました。民主党の候補者たちは投票に先立つ数日間、同州全域を遊説していました。これは、アイオワ州党員集会の混乱した結果を受けて、今年はさらに重大となっています。ニューハンプシャー州の長年のラジオとテレビ司会者で、 元民主党ニューハンプシャー州議会議員 のアーニー・アーネセンと、バーニー・サンダースを支援する「ルーツ・アクション」(RootsAction.org)の共同創設者で全米コーディーネーターのノーマン・ソロモンとの対話を続けます。またニューヨークからは、芸術家で作家、活動家の、モリー・クラバップルにも参加してもらいます。彼女は最近、サンダースのアイオワ州とニューハンプシャー州での遊説に同行した際のスケッチ画を出版しました。

    dailynews date: 
    2020/2/11(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 誰がトランプを倒せるか? アイオワ州党員集会の大失敗で重要性の増すニューハンプシャー州予備選

    有権者たちはニューハンプシャーで行われる最初の大統領選予備選挙への投票に向かっています。ニューハンプシャー州でラジオとテレビ司会者を長年務めた、元民主党ニューハンプシャー州議会議員のアーニー・アーネセンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/2/11(Tue)
    記事番号: 
    3
  • トランプの新予算 終わりなき戦争と核兵器に資金を出す一方で貧困層への支援を削減

    トランプ大統領は2月10日、メディケイド(低所得者向け医療保険)とフードスタンプ(食料引換券)の大規模な削減をする一方で、軍事と彼が押す国境の壁の支出を増加することを提案する2021年度の予算教書を発表しました。4兆8000億ドルの予算は、環境保護庁の支出を4分の1以上削減する一方、トランプが新たに設立した「宇宙軍」に180億ドルを当てています。トランプはさらに、新たな潜水艦発射型核弾頭を含む核兵器に数十億ドル以上を要求しています。専門家と民主党議員たちは、核保有量の増加は核戦争の可能性を大きくし、国際協定を無視する動きだと警告しています。民主党議員たちはこの予算を認めないと見られています。ピュリツァー賞受賞の調査ジャーナリスト、デビッド・ケイ・ジョンストンに話を聞きます。「あなたがもし終わりなき戦争と汚れた空気を望むなら、米国の腹をすかせた貧乏人が優遇されすぎていると思うなら、この予算はあなたのための予算です」と、彼は言います。

    dailynews date: 
    2020/2/11(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ハゲタカ・ファンドの勝利 非民選のプエルトリコ財務管理委員会が債務取引

    プエルトリコ財務管理委員会は債権者と、一般長期債務から約240億ドルを削減する取引をまとめました。2月9日に発表されたこの取引は、プエルトリコの長期債務350億ドルを約110億ドルに削減します。しかし、プエルトリコは約38億ドルを前払いしなければなりません。この合意はまだプエルトリコ議会の承認を得る必要があります。プエルトリコ財政管理委員会は2017年、1290億ドルの債務を再編するために破産を申請しました。普段「ラ・フンタ(委員会)」と呼ばれているこの非民選の委員会は、プエルトリコの経済面のほとんどを運営していますが、長年汚職疑惑にもまみれてきました。デモクラシー・ナウ!の共同司会者フアン・ゴンザレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/2/11(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「私たちの存在そのものが抵抗」:オカシオ・コルテス ラシダ・トレイブ アヤナ・プレスリー イルハン・オマルと語る

    デモクラシー・ナウのホストの一人ネルミーン・シェイフは2月7日、「スクワッド」と呼ばれる4人が顔を合わせる貴重な共同インタビューに臨みました。「スクワッド」とは、連邦議会で旋風を巻き起こした民主党女性下院議員4人のことを指します。ニューヨーク州選出アレクサンドリア・オカシオ・コルテス、マサチューセッツ州選出アヤナ・プレスリー、ミシガン州選出ラシダ・トレイブ、ミネソタ州選出イルハン・オマルです。オマルとトレイブは下院初のムスリム女性議員です。オマルはソマリアからの難民として米国に来ました。トレイブはパレスチナ系アメリカ人として初の女性連邦議員になりました。アヤナ・プレスリーはマサチューセッツ州初のアフリカ系アメリカ人女性連邦議員です。昨年29歳という若さで就任したオカシオ・コルテスは、史上最年少の連邦議員となりました。プエルトリコ出身の母とサウス・ブロンクス出身の父を持ち、AOCとも呼ばれるアレクサンドリア・オカシオ・コルテスは、今では米国で最も人気のある議員の一人です。オカシオ・コルテスとプレスリーは先週おこなわれたトランプ大統領の一般教書演説をボイコット、トレイブは中途退席、オマルは「今夜私がここにいることが抵抗」と述べて会場にとどまりました。

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    2020/2/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ヒューマンライツウォッチ:米国から強制送還されたエルサルバドル人亡命希望者200人が殺害 レイプ 拷問された

    少なくとも200人のエルサルバドル人が米国で亡命を希望したものの本国に強制送還され、その後、殺害、レイプ、拷問されたという衝撃的な事実を載せた報告書が出ました。ヒューマンライツウォッチの調査によれば、2013年から2019年の間に、エルサルバドルに強制送還された人のうち138人ほどが、ギャング、警察、兵士、死の部隊、または元配偶者の手で殺害されていました。その大多数は強制送還後2年以内に殺害されており、加害者は彼らが米国に亡命申請したときに挙げたものと同じでした。コロラド州デンバーから、ヒューマン・ライツ・ウォッチの主任研究員クララ・ロングと話をします。またエルサルバドルとつないで、「アルトゥーロ」と話します。アルトゥーロはエルサルバドル人で、19年間アメリカに住んだ後に本国に強制送還されました。彼は身の安全のために本名は伏せています。

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    2020/2/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ローリー・ギャレット:コロナウイルス感染拡大への世界的対処に人種差別的態度を影響させてはいけない

    新型コロナウイルスの流行の可能性について政府に警告をしていた中国人医師が、武漢中心病院で勤務中に同ウイルスに感染して死去しました。34歳の眼科医リー・ウェンリアン(李文亮)は昨年12月30日、医師仲間に新型コロナウイルスについて警告をしました。彼はその後、「虚偽の発言をした」として警察の捜査を受けました。リー医師の死で中国には怒りと憤慨の声が沸き上がり、中国のソーシャルメディアサイトWeiboでは今週、「表現の自由を」というハッシュタグが急速に拡散しました。新型コロナウイルス感染による被害は現在、中国で死者630人を超え、感染を確認された人は世界中で31,000人を超えています。中国の中央政府は発生地である武漢の政府職員に、感染した住民全員を集めて隔離することを命じました。住民は、ウイルス感染症状のある家族を当局に報告するよう命じられています。ピュリッツァー賞を受賞した科学専門記者ローリー・ギャレットは、中国政府はウイルス拡大を抑止するために、数千万人を隔離するなど「地球上のどの国も絶対に出来ないことをしている」と言います。内部告発した医師が亡くなる数日前に、ギャレットに話を聞きました。

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    2020/2/7(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 米国が冷戦後初の新核兵器を実践配備したことで核戦争のリスク上昇

    全米科学者連盟(FAS)は1月下旬、米国海軍が低出力核弾頭を搭載した潜水艦を初めて配備したことを明らかにしました。2019年後半にジョージア州キングスベイ潜水艦基地から実践配備されたUSSテネシー号は、国内外で批判を浴びている低出力核弾頭W76-2を搭載しています。W72-6は、米国が広島に投下した原子爆弾の約3分の1の威力を持っていると推定されています。ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)はこのニュースを「核戦争のリスクを高める、警戒すべき変化」だと考えています。軍事及び核政策に特化したベテラン記者ウィリアム・アーキンに話を聞きます。『トップ・シークレット・アメリカ──最高機密に覆われる国家』をはじめ多数の著書があります。新たな小型核兵器の配備についても、全米科学者連盟(FAS)と共著の記事の中で、いち早く報道しています。アーキンは最近、ニューズウィーク誌で“With a New Weapon in Donald Trump’s Hands, the Iran Crisis Risks Going Nuclear”(「トランプの手中の新兵器はイラン危機を核戦争に導きかねない」)という題の記事を書きました。「取材して驚いたのは…この小型核兵器をめぐる新展開は、いま政治の世界で起きていることに負けず劣らず重要だということです」とアーキンは語ります。

    dailynews date: 
    2020/2/7(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 歴史を消去:米国立公文書館がトランプの移民政策による被害者の記録を破棄

    1月、米国立公文書館は、2017年のウィメンズ・マーチでの写真を加工したことを謝罪しました。加工はトランプ大統領への批判の部分を削除するために行われたもので、公文書館が写真に手を加えたという衝撃的な事実を最初に報道したのはワシントン・ポスト紙でした。国立文書館は自らが主催した「Rightfully Hers: American Women and the Vote」(「彼女の当然の権利――米国女性と選挙」)という展覧会で、初のウィメンズ・マーチの巨大な写真を展示しましたが、その中で「神はトランプを嫌悪する」(God Hates Trump)と書かれたポスターや、「トランプと共和党は女性に触れるな」(Trump & GOP — Hands Off Women)など、トランプの名前が書かれたプラカードは名前の部分には「ぼかし」が入っていました。他にも、女性器を描いたプラカードの部分もぼかされていました。国立公文書館は当初、写真を加工するという判断を正当化し、「今の政治的論争に関わらないため」に手を加えたのだとワシントン・ポスト紙に述べていました。本日は、コロンビア大学歴史学教授で歴史研究所調査主任であるマシュー・コネリーに話を聞きます。

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    2020/2/6(Thu)
    記事番号: 
    3
  • アイオワ州民主党予備選での混乱が続く バーニー・サンダースの代議員数を元マサチュセッツ州知事デバル・パトリックに与えるというミスも

    2月4日に行われたアイオワ党員集会の結果が徐々に集計され、97%の投票区での結果が明らかになりなった6日朝の時点で、バーニー・サンダース上院議員と、元サウスベンド市長ピート・ブティジェッジがほぼ同点で1位に並んでいます。得票数ではサンダースが1位ですが、「州代議員相当数」では僅差でブティジェッジが優位に立っています。ブティジェッジは州代議員相当数の26.2%、サンダースは26.1%を獲得しています。ニューヨーク・タイムズ紙は、総合的にはサンダースが勝つ可能性が高いと予想しており、その理由のひとつとして、サンダースが「サテライト」党員集会での圧倒的な強さを見せていることを挙げています。投票結果の発表が、説明できない程遅かったことに対する様々な分野からの批判に対し、民主党関係者は、ほとんど無名であったシャドウという会社が作ったアプリがアイオワ州での混乱を招いたと述べています。しかし、同社は民主党上層部およびブティジェッジ選挙事務所と資金的な繋がりがあります。アイオワ州ブラックホーク郡管理委員会の委員長で、アイオワ州のサンダース選挙事務所共同事務局長であるクリス・シュバルツに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2020/2/6(Thu)
    記事番号: 
    2

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