デイリーニュース

  • 「静かな空」? ボストン・グローブ紙の暴露記事で米運輸保安局が数千人の米国人旅行者たちを密かに監視していることが明らかに

    ボストン・グローブ紙は、米運輸保安局(TSA)による機上と空港で米国市民を監視する国内監視プログラムが、2012年から存在していることを明らかにしました。「静かな空」(Quiet Skies)と呼ばれる同プラグラムでは、連邦航空保安官によって米国人旅行者たちの情報が収集されています。この中には、トイレを何度も使う、機内で眠る、汗をたくさんかくといった一般的な行動も含まれています。ボストン・グローブ紙が調査をおこなった直後、連邦議会からの圧力に押され、TSA担当者が上下院の国土安全保障委員会と面談することになりました。ボストン・グローブ紙のスポットライトチームのメンバーで、このニュースを明らかにしたジャナ・ウインターに話を聞きます。彼女の調査記事のタイトルは”Welcome to the Quiet Skies”(「ようこそ静かな空へ」)です。

    dailynews date: 
    2018/7/31(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ガザの抗議にイスラエルは弾圧を続行 「米国は『人殺し』の支援をやめるべき」とノーム・チョムスキー

    ガザ地区では7月29日、イスラエルの狙撃手に頭を撃たれ死亡した11歳のマジディ・アル=サタリの葬式に数千人が集まりました。マジディは27日、イスラエルとの境界のフェンスの近くで行われた抗議活動に参加していました。この抗議活動では、17歳のムミン・アル=ハムスと43歳のガジ・アブ・ムスタファもイスラエルの狙撃手に撃たれて殺されました。パレスチナ人による非暴力な運動「帰還のための大行進」(The Great March of Return)が3月30日に始まって以来、イスラエル軍に殺されたパレスチナ人は少なくとも150人にのぼります。世界的に有名な政治的反体制派で作家、言語学者のチョムスキーと話します。チョムスキーは、アリゾナ大学言語学部門の栄誉教授(laureate professor)で、それ以前にはマサチューセッツ工科大学で50年以上にわたって教え、現在も名誉教授の職にあります。

    dailynews date: 
    2018/7/30(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ノーム・チョムスキー イスラエルの極右化と「ユダヤ人国家法」を批判

    イスラエル議会は、幅広い批判を集めていた「ユダヤ人国家法」を採択しました。イスラエルをユダヤ人国家と定義し、ユダヤ人だけに自己決定権を与える法律です。この法律はさらにヘブライ語をイスラエルの唯一の公用語とし、ユダヤ人専用入植地を占領地域に建設することを国家的価値(national value)として奨励しています。この法律は国際的な非難を呼び、アパルトヘイトの合法化との批判の声も上がっています。世界的に有名な政治的反体制派で作家、言語学者のチョムスキーと話します。チョムスキーは、アリゾナ大学言語学部門の栄誉教授(laureate professor)で、それ以前にはマサチューセッツ工科大学で50年以上にわたって教え、現在も名誉教授の職にあります。

    dailynews date: 
    2018/7/30(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ノーム・チョムスキー:気候変動と核兵器のせいで人間社会は存亡の危機に

    カリフォルニア州では気候変動によって山火事が州全体に広がる勢いを見せており、この山火事で少なくとも8人が亡くなりました。消防士らは現在、カリフォルニア州の17カ所で山火事と戦っています。山火事は20万エーカー(約810平方キロメートル)以上を飲み込み、ヨセミテ国立公園を含む広範なエリアで大規模な住民避難が発生しています。この山火事は、世界各地で死傷者を出している異常気象の急増と重なりました。インドでは、ここ数週間の洪水や大雨で500人以上が死亡しています。科学者は、大雨と洪水の頻発は気候変動と関係していると指摘してきました。世界的に有名な政治的反体制派で作家、言語学者のノーム・チョムスキーと話します。チョムスキーは、アリゾナ大学言語学部門の栄誉教授(laureate professor)で、それ以前にはマサチューセッツ工科大学で50年以上にわたって教え、現在も名誉教授の職にあります。

    dailynews date: 
    2018/7/30(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ノーム・チョムスキー:米国はNATOの拡大に反対し ロシアとの関係を改善すべし

    ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がトランプ大統領をモスクワに招待しました。ホワイトハウスは秋にワシントンでの首脳会談を計画していましたが、11月の中間選挙後に延期したばかりでした。モスクワへの招待は、フィンランドのヘルシンキで7月におこなわれた米露首脳会談をうけたものです。米国とロシアの関係について、世界的に有名な政治的反体制派で作家、言語学者のノーム・チョムスキーと話します。チョムスキーは、アリゾナ大学言語学部門の栄誉教授(laureate professor)で、それ以前にはマサチューセッツ工科大学で50年以上にわたって教え、現在も名誉教授の職にあります。

    dailynews date: 
    2018/7/30(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ノーム・チョムスキー:アレクサンドリア・オカシオ=コルテスの「劇的」勝利と米民主党の分裂について

    2018年の米中間選挙シーズンは、民主党内部で、進歩派の支持層拡大と、より保守的な党の支配層のあいだの分裂が起き、混乱しています。ニューヨーク市では28歳のアレクサンドリア・オカシオ=コルテスが、当選10期を誇る現職で下院民主党派第4位の重鎮ジョー・クロウリー議員に軽々と勝利して、今回の選挙シーズンで最も衝撃的な番狂わせとなりました。オカシオ=コルテスは社会民主主義者として進歩派の草の根運動を展開、「メディケアを全国民に拡大」することと移民関税捜査局(ICE)の廃止を公約しました。オカシオ=コルテスの勝利と、民主党におけるその意味について世界的にも著名な反体制政治活動家で言語学者、作家のノーム・チョムスキーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/27(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ノーム・チョムスキー:トランプ時代のマスコミのロシア疑惑への妄執と報道されない話題について

    ニューヨークタイムズ紙の報道によれば、ロバート・ムラー特別検察官は、トランプ大統領とロシアの関係について捜査を拡大する中で、トランプのツイートを綿密に調べています。このムラー特別検察官の捜査の最新情報は、ほぼ24時間体制で繰り広げられるトランプ、ロシア、現政権の様々なスキャンダルについての報道合戦の一つです。しかし大手マスコミは「ロシアゲート」に明け暮れる中で、本当のニュースネタを見逃してはいないでしょうか?世界的にも著名な反体制政治活動家で言語学者、作家、大学教授のノーム・チョムスキーに、トランプ時代のメディア操作について詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/27(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 独裁的ニカラグア政府をチョムスキーが批判 オルテガ大統領に新たな選挙を求める

    国際的人権グループによれば、ニカラグアでは4月に抗議活動が起って以来、300人以上が死亡、その多くは政府側勢力により殺害されています。ニカラグアのダニエル・オルテガ大統領は今週、抗議の声が高まり騒乱が広がっているにもかかわらず辞任の求めを拒否しました。現在の危機について、そして1980年代に米国がニカラグアで果たした役割についてノーム・チョムスキーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/27(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「野蛮で残酷」ノーム・チョムスキー 家族分離と現在の移民危機を招いた米国の責任を語る

    国境で引き離された移民の子供たちを親元に帰すよう裁判所がトランプ政権に命じた期限は7月26日でしたが、連邦当局によれば未だ711人の子供が親から引き離されています。400人以上の親が祖国へ国外退去処分になりましたが、子供たちは全米各地の施設に保護されたままです。トランプ政権の家族引き離し政策および現在の移民危機の根源にある米国の責任について、世界的に著名な反体制政治活動家で言語学者、作家、大学教授のノーム・チョムスキーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/27(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 小児科医モナ・ハナ=アティシャ 死者数が増えたフリント市で鉛中毒を暴くまでの戦い

    米公共放送ネットワークPBSの番組『フロントライン』の新たな報道によれば、フリント市の飲料水危機による死者数はミシガン州当局が認めるよりも多い可能性があります。ミシガン州は、同市が財政緊縮目的で水源をフリント川に切り替えた後、レジオネラ症が増加し12人が死亡したことを認めています。しかしPBSの『フロントライン』によれば、フリント市では飲料水危機の間、肺炎による死亡者も急増しました。これらの死者の一部は、元々の死因がレジオネラ症だった可能性があります。2014年4月から15年10月の間、フリント市では119人が肺炎で死亡していますが、これは前年同期に比べ46パーセントの増加です。飲料水危機中、レジオネラ症の危険を市民に広めなかったことも含める容疑で当局者10人以上が刑事責任を問われています。7月25日、当時ミシガン州保健社会福祉省のトップだったニック・リオンが、過失致死の容疑で裁判にかけられるべきかの審理が裁判所で行われました。フリントの子どもたちの血液検査で鉛レベルが高かったことから、同市の飲料水が危険なレベルの鉛を含有していることを暴いた小児科医モナ・ハナ=アティシャに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/26(Thu)
    記事番号: 
    3

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