デイリーニュース

  • マンデラの100回目の誕生日に際し マンデラの人種差別のない民主主義構想について ジェシー・ジャクソン師が回顧

    7月18日は、おそらく世界で最も有名な元政治囚、ネルソン・マンデラの100回目の誕生日です。マンデラは南アフリカで27年間獄中につながれた後、1990年に釈放されました。それから4年後には、同国初の黒人大統領に選出されました。バラク・オバマ前米大統領は17日、ヨハネスブルグでのマンデラ生誕100年記念イベントにおいて、大統領退任後初めての本格的な演説を行い、明らかにトランプ大統領に向けてとわかる批判を行ないました。マンデラの親しい友だったジェシー・ジャクソン師から話を聞きました。公民権活動の指導者であり、レインボー/プッシュ連合(Rainbow/PUSH Coalition)の創設者兼代表です。ジャクソンは、最近の米露トップ会談についても言及し、間もなく行われる韓国への平和使節についても語りました。

    dailynews date: 
    2018/7/18(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ニカラグアの政治危機と暴力による死 カミーロ・メヒア対ジュリオ・マルティネス・エルスバーグが討論

    ニカラグアの政治的危機が高まり始めてからまもなく3カ月目に入ります。国連人権高等弁務官によれば、反政府抗議活動関連の死者数は300人に近づいており、反政府派、政府擁護派の双方が、誘拐や殺害も含む暴力で非難を受けています。本日は、フリオ・マルティネス・エルスバーグとカミーロ・メヒアのディベートを行ないます。エルスバーグは、ニカラグア政府に反対する主要な学生運動の一つの顧問を任じており、メヒアは、イラク戦争に反対し抵抗したニカラグア系アメリカ人の元兵士として知られ、高名なサンディニスタ党員歌手カルロス・メヒア・ゴドイの息子です。

    dailynews date: 
    2018/7/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ブーツ・ライリーのディストピアな風刺映画『ソーリー・トゥ・ボザー・ユー』は労働者のための反資本主義的スローガン

    奴隷労働で数百万ドルを稼いでいる邪悪なテレマーケティング企業と、その只中 におかれ、人類すべてを脅かす秘密を発見するオークランドの男。ブーツ・ライリーの『ソーリー・トゥ・ボザー・ユー』は、今夏最高の映画の1つと評価されているディストピアな社会風刺です。この映画の出演俳優には、ラキース・スタンフィールド、テッサ・トンプソン、アーミー・ハマー、テリー・クルーズ、そしてダニー・グローバーが名を連ねています。絶賛されているこの映画の脚本と監督を務めたブーツ・ライリーに話を聞きます。彼は、詩人、ラッパー、ソングライター、プロデューサー、脚本家、ユーモア作家、政治活動家、コミュニティ活動家、講師、講演者で、ストリート・スウィーパー・ソーシャル・クラブというバンドのリードボーカルとして有名です。

    dailynews date: 
    2018/7/17(Tue)
    記事番号: 
    3
  • カトリーナ・バンデンヒューベル:ロシアについて報じるときに我々には「息苦しい合意」ではなく「妥協のない討論」が必要

    トランプ大統領は7月16日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とのヘルシンキでの会談後、2016年の大統領選へのロシアの介入疑惑の捜査をめぐって自国の諜報機関に対し暴言を吐き、議員と報道機関から党派を超えた批判を浴びました。ネイション誌の編集者で出版者であるカトリーナ・バンデンヒューベルは、トランプとプーチンの記者会見を「奇妙で現実離れしている」としながらも、メディアの反応は焦点が定まっていないとし、「みんな立ち位置を見失っているように思える」と話します。

    dailynews date: 
    2018/7/17(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 核条約について質問しようとしてトランプとプーチンの記者会見から締め出された記者にインタビュー

    7月16日に行われたトランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領の待望の共同記者会見の直前に、1人の記者が強制的に会見場から締め出されました。ネイション誌のリポーターとしてサム・ハシーイーニは今回の首脳会談の取材許可をとっていました。彼は、会見当日の午前中に次のようにツイートしました。「トランプは問題ではない。プーチンも問題ではない。核の脅威やシリアといった問題が問題だ」。トランプとプーチンが記者会見で話す前の映像には、ハシーイーニが「核兵器禁止条約」と書かれた1枚の紙を持っている姿が映っています。そして警備員の1人が彼から強引にそのサインを取り上げようとしています。「あれは抗議ではなかった」と彼は言います。「単に真剣で積極的なジャーナリズムを試みただけで、私たちにはそうする必要があると思う」。

    dailynews date: 
    2018/7/17(Tue)
    記事番号: 
    1
  • トランプ・プーチン会談は「米国にとって危険」か「核大国に欠かせない重要な外交」か 識者の討論

    トランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領がヘルシンキで首脳会議を開催しているのに合わせ、米露関係についての討論会をお送りします。首都ワシントンからは世界平和の推進を掲げる財団「プラウシェアズ・ファンド」(Ploughshares Fund)の代表ジョセフ・シリンシオーネが参加します。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロからは、ピュリッツァー賞受賞のジャーナリストで調査報道サイト「インターセプト」の創設編集者の一人であるグレン・グリーンウォルドが参加します。グリーンウォルドはトランプ・プーチン会談を「すばらしい」(excellent)と評価し、オバマ大統領もロシアとの外交を模索していたと指摘します。シリンシオーネは、首脳会談は「米国と西側にとって危険なものだ」と主張します。

    dailynews date: 
    2018/7/16(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米露会談 トランプとプーチンを迎えたのは大規模な抗議デモ 人権や言論の自由 気候変動対策を求め

    フィンランドのヘルシンキでは、16日の首脳会合のために現地入りしたトランプ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領を大勢のデモ隊が迎えました。首脳会合のために空港から市内に車で向かった両首脳は、英語とロシア語で書かれた300枚の看板に迎えられることにもなりました。この看板はフィンランドの主要紙「ヘルシンギン・サノマット」が立てたもので、両首脳のメディアとの緊張関係を際立たせるものともなりました。グリーンピースの活動家はヘルシンキのカリオ教会の鐘楼から巨大な垂れ幕を下げ、「地球を暖めるな 心を温めろ」(Warm Our Hearts, Not Our Planet)と両首脳にメッセージを送りました。ヘルシンキでは15日、数千人が街頭に出て、人権や平等、気候変動の重視を訴えました。同日の抗議活動で発言した、フィンランドの政治家で欧州議会のメンバーでもあるハイディ・ハウタラに話を聞きます。ハウタラは、欧州緑の党の一部をなすフィンランドの政党「緑の同盟」のメンバーでもあります。

    dailynews date: 
    2018/7/16(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 訪英したトランプはメイ首相を屈辱 極右政治家ボリス・ジョンソンを称賛しムスリムのロンドン市長を非難

    トランプ大統領は7月13日、テリーザ・メイ首相と会見しますが、その数時間前に「穏健なブレグジット」(soft Brexit)は将来の英米貿易協定のチャンスを葬るものだと警告しました。ルパート・マードック所有の英タブロイド紙『サン』が行った衝撃のインタビューの中で、トランプは、移民のせいでイギリスは文化を失いつつあると主張しました。また、テリーザ・メイにはブレグジット交渉についてアドバイスしたのに無視されたと語りました。ガーディアン紙の総合編集長でネイション誌のコラムニストでもあるゲイリー・ヤングに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/7/13(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 英国の反トランプデモを批判するテレビ司会者を「バカ」と呼んだ活動家に聞く

    ドナルド・トランプ大統領は7月13日、暴力を逃れてヨーロッパに亡命を求める移民たちは「ヨーロッパの骨組みを変えている・・・よい方向にではありませんよ」と発言しました。このトランプの排外主義的コメントは、ルパート・マードック所有の英タブロイド紙『サン』の衝撃のインタビューで飛び出したものです。二日間にわたり英国を訪問したトランプ大統領は大規模な抗議デモに迎えられ、約6メートルの巨大ベビー「トランプ」気球が国会前に浮かびました。ロンドンの街角より、反トランプ連合オーガナイザーのアッシュ・サカーに話を聞きます。彼女は、テレビ番組『グッドモーニング・ブリテン』の12日のインタビューで司会のピアース・モーガンと口論になった動画が急速に拡散されました。

    dailynews date: 
    2018/7/13(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 国境で我が子と引き離された親は 亡命を認められるために再び別れざるを得ないのか?

    裁判所命令の期限を2日過ぎた7月12日、「ゼロ容認」政策に則り国境で親と引き離された100人以上の5歳以下の子供のうち、再会を果たしたのはわずか57人だとトランプ政権は公表しました。しかしまた、トランプ政権は米メキシコ国境における新たな亡命手続きの方針を発表し、ギャングや家庭内暴力から逃れてきたとする亡命希望者はその場で拒否するよう移民局員に指示しています。移民の犯罪化、家族の拘束、そして拘束施設のビジネス化について長期にわたり取材してきたデモクラシー・ナウ!特派員でプロデューサーのルネー・フェルツに話を聞きます。ネイション・インスティテュートの調査報道ファンド(The Investigative Fund)との協力で取材した記事が“For Some Migrant Families, a Second Separation Awaits”(「一部の家族は二度目の別れに直面」)というタイトルでネイション誌に掲載されました。

    dailynews date: 
    2018/7/13(Fri)
    記事番号: 
    2

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