オーティス・レディングの「リスペクト」カバーが国際的大ヒットとなった1967年、アレサ・フランクリンは公民権運動の代弁者となりました。フランクリンは、その長期にわたる華麗なキャリアを通じ、一貫して公民権運動を支持してきました。フランクリンは1968年に暗殺されたマーティン・ルーサー・キング師の葬式でも歌いました。ジェシー・ジャクソン師によれば、フランクリンは数十年にわたり匿名で公民権運動に資金を提供してきました。ジャクソン師は「キング師が存命の頃、アレサは何度も経済的に助けてくれた……アレサはアーティストとして常に社会問題に強い興味を持ちつづけ、ただのエンターテイナーではなくインスピレーションとなる存在だった」と語っています。作家でカリフォルニア大学サンタクルーズ校教授で活動家のアンジェラ・デイビスに詳しい話を聞きます。コロンビア大学の比較英文学およびアフリカ系米国人研究教授のファラ・ジャスミン・グリフィンと、デューク大学アフリカ人・アフリカ系米国人研究を専門とするジェームズ・B・デューク記念教授マーク・アンソニー・ニールにも話を聞きます。