デイリーニュース

  • 悪名高いマクドナルド・コーヒー事件の全容と、企業が不法行為法改正のために事件を利用したことを知っていますか?

    ステラ・リーべックは1992年、自分の膝に熱湯のように熱いコーヒーをこぼしてマクドナルドを訴えたことで、全米中に大きく報道されました。当時、全米中がこの訴訟の話題で持ちきりでした。しかし、ほとんどの人はリーベックが全身の16%以上に第三度の火傷を負い、完全に回復することはなかったことは知りません。また、ほとんどの人は、企業が不法行為法の改正を促進するために、数百万ドルをかけて彼女の話を歪めようとしたことも知りません。リーベックの訴訟は、1月24日にサンダンス映画祭で初公開されたドキュメンタリー映画Hot Coffee(『ホットコーヒー』)で取り上げられています

    dailynews date: 
    2011/1/25(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 『ブラックパワー・ミックステープ』、アンジェラ・デイビスらを撮影した貴重映像が記録映画に:ダニー・クローバーに聞く

    ユタ州パークシティで開催されている、国内最大規模のインディペンデント映画のフェスティバル「サンダンス映画祭」会場からお届けします。今年選出された作品で注目を浴びている映画のひとつに、『The Black Power Mixtape(ブラックパワー・ミックステープ)』というドキュメンタリー映画があります。1967年から75年に2人のスウェーデン出身のジャーナリストが撮影し、30年後にスウェーデンの公共放送局の地下で発見された貴重な記録映像を収めた映画です。著名な俳優で活動家であり、さらに『ブラックパワー・ミックステープ』の共同製作者でもあるダニー・グローバーに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2011/1/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「パレスチナ・ペーパーズ」が示すパレスチナ指導部の弱さ、イスラエルと米国の”拒絶主義”:ラシード・ハーリーディに聞く

    新たに公開された文書によると、パレスチナの交渉担当者らが過去の中東和平交渉で、ヨルダン川西岸地区の大部分と東エルサレムのほぼすべての土地をイスラエルに明け渡すことに同意していました。これは「パレスチナ・ペーパーズ」と呼ばれる、1999年から2010年にかけてイスラエル-パレスチナ間の交渉で交わされた1700以上の内部資料によって明らかになったことの1つです。ニュースネットワークのアルジャジーラは23日、同文書の詳細の公開を始めました。コロンビア大学のラシード・ハーリーディ教授に話を聞きました。

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    2011/1/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 民主選挙で選ばれた初のコンゴ指導者パトリス・ルムンバが米国の暗躍で暗殺されて50年

    現コンゴ民主共和国で、初めて民主選挙で選ばれた指導者パトリス・ルムンバが暗殺されてから今週で50年です。ルムンバは汎アフリカ主義を唱え、統一コンゴを構想していました。それが多くの敵を生んだのです。ベルギーと米国がともに彼を殺そうと画策していました。CIAは彼の暗殺を命令しましたが果たせませんでした。そこで米国とベルギーは彼の政敵に秘密裏に現金と援助を注ぎ込み権力を握らせルムンバを逮捕させたのです。1961年1月17日、殴打され拷問を受けた後、ルムンバは射殺されました。
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    2011/1/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 選挙への企業献金の上限撤廃判決から一年 担当判事2人に利益相反疑惑が浮上

    職選挙における特定候補者への企業献金の上限を撤廃する歴史的な連邦最高裁判決から今日で1年です。非営利市民ロビー団体コモン・コーズ(Common Cause)代表のボブ・エドガーに話を聞きます。同団体は、昨年この訴訟を担当したアントニン・スカリアとクラレンス・トーマスの2判事に関し、利害の相反があったので担当を降りるべきではなかったか調べるよう米司法省に訴えを起こしました。

    dailynews date: 
    2011/1/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • バーモント州知事がシングルペイヤー方式の医療保険制度導入へ

    米連邦下院はオバマ大統領の医療保険改革法を撤廃する法案を可決しましたが、バーモント州はその医療改革を自らの手で進めようとしています。同州でシングルペイヤー方式の医療保険制度の導入の先頭に立っている知事ピーター・シャムリンに話を聞きましょう。シャムリンは自身の知事初当選に向けて、このシングルペイヤー方式の医療保険制度創設を重要な公約に掲げて知事に初当選しました。「もしバーモントがきちんとこれを実現できれば、他の州も続くはずだ」と彼は言います。

    dailynews date: 
    2011/1/21(Fri)
    記事番号: 
    1
  • アイゼンハワーの退任演説から50年 新刊『戦争の予言者:ロッキード・マーティンと軍産複合体の形成』を検証

    1月第4週は、ドワイト・D・アイゼンハワーが「軍産複合体」の勃興に対して国民に警鐘を鳴らした有名な退任演説から50年目となります。 ニューアメリカ財団の武器および安全保障研究部門の責任者、ウィリアム・ハートゥングに話を聞きます。ハートゥングは、全米最大の兵器請負業者、ロッキード・マーティン社の物語を通して軍産複合体の勃興を辿ります。 ハートゥングの新著は、Prophets of War: Lockheed Martin and the Making of the Military-Industrial Complex (『戦争の予言者:ロッキード・マーティンと軍産複合体の形成』)です。

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    2011/1/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • オバマは中国への主任セールスマン?

    ゴールドマンサックスとJPモルガン・チェース、マイクロソフト、モトローラ、ゼネラルエレクトリック、ボーイング、カーライル・グループの共通点は何でしょう?全員が昨夜、胡錦濤大統領との公式晩餐会に出席したことです。それに先立ち、ホワイトハウスは中国との450億ドルの新規の貿易取引を発表しました。この中には、ボーイングからの190億ドルの受注、ならびに20億ドルを超える米国からの対中輸出を生むと予想されるGEの商談も含まれています。経済専門家の中には、この取引は、雇用不足の大不況を終わらせようとする米国の取組みに水を差すものだと言う人もいます。「オバマ大統領は、ボーイングやゼネラクエレクトリックなど、ほかの多くの多国籍企業同様、米国の仕事を中国へアウトソーシングしている主要企業の主任セールスマンの役を引き受けている」と、経済政策研究所の上級国際エコノミストのロバート・スコットは、語ります。

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    2011/1/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 討論:中国、人権、ワシントンの役割

    中国の胡錦濤大統領はホワイトハウスへの初の公式訪問で、ワシントンに滞在中です。 ノーベル平和賞受賞者であるオバマが、やはりノーベル平和賞受賞者で中国人人権活動家の作家、劉暁波を拘禁している国家元首への晩餐会を主催することに多くの批判が寄せられています。 中国、人権、米国の役割について、中国の人権のシャロン・ホムとオバーリン大学の政治と東アジア研究の所長、マーク・ブレチャーが論じます。

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    2011/1/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 2年前のイスラエル軍攻撃で娘3人と姪を殺されたガザの医師:「私が生きている限り彼女たちは私とともにいる。絶対に忘れない」

    イゼルディン・アブエライシュはイスラエルの主要病院の1つで長年医療に携わってきたパレスチナ人の有名な婦人科医でした。2009年1月16日、イスラエルによる22日間におよぶ非道なガザ攻撃が終わる2日前、彼の自宅はイスラエル軍戦車によって2度の砲撃を受け、彼の娘3人と姪がこの砲撃で殺されました。そのアブエライシュ医師がこれまでの自らの半生について本を上梓しました。タイトルはI Shall Not Hate: A Gaza Doctor’s Journey on the Road to Peace and Human Dignity(『我、憎むことなかれ:ガザの医師が歩む平和と人間の尊厳への道』)。アブエライシュにスタジオに来ていただきました。じっくりとお話しを聞きましょう。

    dailynews date: 
    2011/1/19(Wed)
    記事番号: 
    2

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