デイリーニュース

  • つつましい改善か、拒絶すべき取引か? ウォーレンとサンダース NAFTAの新改訂版について討論

    民主党進歩派の大統領候補であるマサチューセッツ州上院議員エリザベス・ウォーレンとバーモント州上院議員バーニー・サンダースは、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わることになる米、メキシコ、カナダの貿易協定に関して、貿易政策の不一致をめぐり衝突しました。サンダースは、政府はもっとマシなことができるはずと言いました。「私たちの悲惨な貿易協定の核心は―因みに私はNAFTAに、また中国との恒久通常貿易関係にも反対票を投じた人間ですが―私たちがアメリカ人労働者を、メキシコ、中国、その他どこであろうと、時給1~2ドルという食糧も買えないような飢餓賃金で働く地域の人々と競争させるようにしたということなのです。サンダースはこうも言いました。「第二に、すべての主要な環境団体は、この新しい貿易協定にノーと言っています。『気候変動』という言葉すら出てこないからです」。一方、ウォーレンは、USMCA(米・メキシコ・カナダ協定)が米国の農民と労働者に「いくらかのいくらかの救済を与える」と主張しました 。 「私たちはまずその救済を受け入れ、助けを必要とする人々を助けようとすべきです。そして次の日には、起ちあがり より良い貿易協定をめざして戦うのです」。

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    2020/1/15(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 候補者全員が白人になった初の民主党討論会で、CNNは移民についての質問皆無

    連邦政府がトランプ大統領の公約である国境の壁建設のために軍事予算からさらに72億ドルの転用を計画し、中米、カリブ海およびその他の地域から何万人もの亡命希望者が米メキシコ国境で立ち往生する中、 CNNの司会者は、国境と移民の問題に関する民主党の大統領候補への質問を怠りました。ラティーノ向け政治ポッドキャスト「In the Thick」の共同ホストで「Latino Rebels(ラティーノ・レベルズ)」の創設者であるフリオ・リカルド・バレラに話を聞きます。 「壁が私たちを守ると思っている皆さん、そんな統計はありません。それなのに、アメリカの人々はそう信じるよう仕向けられています」とバレラは言います。「これと戦う唯一の方法は、そのプロパガンダに挑戦することです。なぜなら、そうなりつつあるからです。プロパガンダになっています。 そして、政治ジャーナリストたちは、大統領の言うことに挑戦する際に、もっとましな仕事をする必要があります」

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    2020/1/15(Wed)
    記事番号: 
    3
  • サンダースとウォーレンが公然と口論、対立は民主党中道派を利すると危惧する進歩派も

    14日夜、アイオワ州デモインで行われた民主党の大統領選討論会で、サンダース上院議員が2018年に私的な場所でウォーレン上院議員に会った際、女性は大統領選で勝てないと言ったというウォーレンの主張についての質問を受け、両者は、初めて公然と非難をかわしあいました。CNNのアビー・フィリップからその件で質問されたサンダースは、ウォーレンの非難を再び否定しました。 ウォーレンは主張を変えませんでした。ウォーレンはまた、 討論会の最後にサンダースとの握手を拒否したように見えました。ジャーナリストのジュリアン・ブレイブ・ノイズキャット、活動家でニュースサイト「トゥルースアウト」(Truthout)の寄稿者であるアレクシス・ゴールドスタイン、および「進歩のための市民の組織」 (People's Organization for Progress)のラリー・ ハムに話を聞きます。

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    2020/1/15(Wed)
    記事番号: 
    2
  • フィリス・ベニスが民主党討論会を論評:戦闘部隊撤退支持は終わりのない戦争を止めるのに不十分

    14日夜、6人の民主党大統領選候補による討論会が、アイオワ州デモインで行われました。これは、非常に重要となるアイオワ州党員集会前[党員集会で、夏に行われる党全国大会で各党の大統領候補者を選定する投票を行う代議員が選ばれる]の最後のディベートでした。CNNとデモイン・レジスターが主催したこの討論会では、外交政策とイランの軍最高司令官であるカセム・ソレイマニの米国による暗殺後、緊張が高まっているイランとの関係が大きな重点を占めました。 大統領選候補者がますます絞られてくる中、米上院はトランプ大統領の歴史的な弾劾裁判の準備を進めています。サンダース、ウォーレン、クロブチャーの各上院議員は、その陪審員としての役割を果たすために、選挙戦を離れることになります。

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    2020/1/15(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「流れ者たち」マーティン・エスパーダが米国国境で溺死したエルサルバドル人父娘を追悼

    高く評価されている詩人のマーティン・エスパーダが、2019年6月にリオグランデ川を渡って米国に入国しようとして溺死したオスカル・アルベルト・マルティネス・ラミレスと彼の生後23ヵ月の娘を追悼します。溺死したエルサルバドル人父娘の写真は米国南部の国境での人道危機に広範な怒りを引き起こし、こうした写真を報道機関が使うことの倫理についても疑問を投げかけました。エスパーダの詩Floaters(『流れ者たち』)は、彼らの死とその影響に思いをめぐらせています。

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    2020/1/14(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「夢を見ながら死ぬ」マーティン・エスパーダがヤングローズ党でコミュニティ活動家のルイス・ガーデン・アコスタについての詩を朗読

    1月第2週は、「エル・プエンテ(架け橋)」として全米に知られる、ニューヨーク市ブルックリンの若者とコミュニティのリーダーシッププログラムの創設者で長年の代表であるルイス・ガーデン・アコスタの死から1周年でした。ニューヨークを代表する人権活動家でラティーノ・コミュニティ活動家の1人として認められてきたガーデンアコスタは、2019年1月に72歳で亡くなりました。彼は神学校の学生としてカソリック教会の反戦運動に積極的に参加、その後1970年にヤングローズ党に入り、彼がまだハーバード医科大学の学生だったときに同党のマサチューセッツ支部を設立しました。彼はその後、ニューヨーク市の人種によって分けられた公立校と環境的な人種差別に対する非暴力的な直接的行動キャンペーンの先駆者として成功しました。ガーデン・アコスタは晩年、妻のフランセス・ルツェルナと共に人権活動を目的とした代替公立高校「エルプエンテ平和正義アカデミー」( El Puente Academy for Peace and Justice )を設立しました。彼が遺したものを称えるために、著名な詩人マーティン・エスパーダに話を聞きます。彼はマサチューセッツ大学アマースト校の英語教授であり、20冊以上の本の著者でもあります。

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    2020/1/14(Tue)
    記事番号: 
    3
  • マムズ・フォー・ハウジング:空き家占拠2ヶ月で立ち退きを迫られているオークランドの母親たち

    カリフォルニア州オークランドでは、ホームレス状態と闘う母親のグループが子連れで空き家を占拠、ベイエリアの住宅危機に対する根本的な解決を求め、投機目的の不動産業者との争いを起こしています。この争いは、ウェストオークランドで働く母親たちが、不動産投資会社ウェッジウッド・プロパティーズが所有する空家であるマグノリア通り2928番地に移り住んだ2019年11月に始まりました。同社は母親たちが不法に私有地に居座っていると主張し、彼らを立ち退かせようとしましたが、母親たちは裁判所に行き、居住は人権であるとして「占有権」を申請しました。この母親たちは「マムズ・フォー・ハウジング」(Moms 4 Housing)と名乗っています。家を求める闘いは1月第2週、アラメダ郡の判事がウェッジウッド・プロパティーズを支持し、母親たちに占拠した家から立ち退くよう命じて頂点に達しました。しかし、「マムズ・フォー・ハウジング」は立ち退きと闘うために留まっています。1月13日夜、保安官事務所が家族を立ち退かせるためにやって来るという内部情報を受けた数百人の抗議者たちがこの家の前に集まりました。彼らの支援表明は、結局保安官による強制立ち退きを断念させました。

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    2020/1/14(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ペロシによる上院への弾劾条項提出準備進む 共和党では弾劾裁判への証人喚問めぐり議論激化 

    1月第3週、ナンシー・ペロシ下院議長は早ければ1月15日に上院に2つの弾劾条項を送るとみられており、トランプ大統領の弾劾裁判に週内に進展があると期待されています。下院は2019年12月、トランプがウクライナに政敵のジョー・バイデンを調査するよう圧力をかけたことに対し、大統領を権力乱用と議会妨害で弾劾しました。ミッチ・マコーネル上院院内総務に対し上院の裁判で証人が発言することを許可するかについて投票を求める共和党上院議員の数が増えています。上院の弾劾裁判のタイミングは、2020年の大統領選に影響を与える可能性があります。3人の民主党大統領候補で上院議員のバーニー・サンダース、エリザベス・ウォーレン、エイミー・クロブシャーは、今週始まるかもしれない裁判のために選挙遊説を離れなければなりません。コリー・ブッカー上院議員は11月13日、一つには弾劾裁判に時間をとられるという理由で大統領選を離脱しました。「スレート・ドット・コム」(Slate.com)の上級編集者で、上級法務特派員、最高裁記者であるダリア・リスウィックに話を聞きます。ダリアはポッドキャスト「アミカス」(Amicus)の司会もしています。

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    2020/1/14(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「マネー・パイプラインを止めろ」 ウォール街と気候危機のつながりを暴いたデモで150人が逮捕

    米国では1月10日、アカデミー賞受賞歴のある俳優で活動家のジェーン・フォンダが率いる連邦議事堂前の気候変動デモに参加していた約150人が逮捕されました。ジェーン・フォンダは昨年10月以来、週末ごとにワシントンDCで行われている気候デモ「ファイヤー・ドリル・フライデー」を率いてきました。14回目となった最新の抗議活動では、俳優のマーチン・シーンやホアキン・フェニックス、先住民のパイプライン活動家タラ・ハウスカ、ジャーナリストのナオミ・クラインなど数十人が、気候危機を阻止するための大規模行動と迅速な政治行動を求めて逮捕者の列に加わりました。フォンダはペンシルベニア通りを支援者とともにチェース銀行の支店まで行進、そこで化石燃料企業とチェース銀行のつながりに注意を喚起するために集まっていた環境活動家ビル・マッキベンら数十人と合流しました。ここではマッキベンを含む10人が逮捕されました。この日は、銀行、投資企業、保険会社から化石燃料産業に流れるキャッシュ・フローを止めるためのアクション「ストップ・ザ・マネーパイプライン」の初日でした。ナオミ・クラインは「私たちが犯罪者ではないことを思い出そう。犯罪者はお金のために世界を燃やすあの人たちだ」と抗議に集まった群衆に呼びかけました。

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    2020/1/13(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「現在の米国は戦争のために存在している」とウィルカーソン元補佐官 戦争の永続化とアメリカ帝国

    コリン・パウエル元国務長官の首席補佐官を2002年から2005年まで務めたローレンス・ウィルカーソン元米陸軍大佐に聞きます。現在の米イラン間の緊張は、ブッシュ政権が2003年に開始したイラク戦争の準備段階から始まる米国の破壊的な中東政策が20年後の今も続いている現れだとウィルカーソンは言います。「アメリカは戦争をするために存在しています。19年間続けて戦争を行い、終わりが見えないことは、そう解釈するしかないでしょう?それは私たちの一部です。アメリカ帝国の側面です。軍複合体を続けるためなら、欺きもするし盗みもする。それが真実です。そして、それが苦しみなのです」とウィルカーソンは言います。

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    2020/1/13(Mon)
    記事番号: 
    2

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