デイリーニュース

  • エクアドルの拘置所から釈放されたオラ・ビニが出演 プライバシー保護活動家でアサンジの友人

    エクアドルの判事は先週、正式な罪状なしに2カ月以上拘束されていたスウェーデン人プログラマーでデータプライバシー保護活動家のオラ・ビニの釈放を命じました。ビニは、ウィキリークス編集者ジュリアン・アサンジの友人です。ビニは、アサンジがロンドンのエクアドル大使館から英国当局によって強制連行された同じ日に、エクアドルの首都キトで逮捕されました。釈放されたビニにキトから話を聞きます。ビニは、エクアドル政府へのハッキングの疑いで調査を受けており、キトにとどまっています。ビニは「拘束されていた70日間と釈放後から現在までの全プロセスにわたり、われわれは一貫して、私がいったい何をしたのかと検察に聞いてきました。彼らは依然としていかなる答えも出していません」と語ります。

    dailynews date: 
    2019/6/24(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 第二次大戦で強制収容された日系米国人 移民の子どもをフォートシル陸軍基地に収容する計画に抗議

    米国の強制収容所を生き延び高齢となった日系米国人5人が22日(土)、オクラホマ州のフォートシル陸軍基地で市民的不服従の行動を展開しました。トランプ政権は7月から、同基地で移民と難民の子どもたち1400人の無期限拘束を開始する計画です。フォートシルは1942年、日系米国人男性700人を収容する強制収容所として使われました。第二次世界大戦中、米国政府は70カ所以上の施設に約12万人の日系米国人を監禁し、フォートシルはそこに含まれる14の米軍基地の一つでした。フォートシルは2014年、オバマ大統領によって初めて、中米での暴力を逃れてやって来た亡命を求める移民の子どもの収容所として使われ始めました。大戦中の強制収容所の生存者の子孫もフォートシルでの平和的な抗議行動に参加しました。「Tsuru for Solidarity(連帯のための鶴)」の共同代表を務めるマイク・イシイに話を聞きます。イシイは22日、フォートシル陸軍基地での行動を組織した一人です。

    dailynews date: 
    2019/6/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • テキサスの移民収容所を訪問した弁護士「誰かが死んでもおかしくない」 混乱・病気・危険に直面する移民の子どもたち

    AP通信は先週、テキサス州エルパソ市近郊クリントにある国境警備隊の施設で少なくとも250人の移民の幼児、児童、10代の若者が十分な食料や水、衛生設備なしに1カ月近く監禁されていると報じました。衝撃的な報道に怒りの声が高まっています。子どもたちはシャワーを浴びたり、清潔な服に着替えたりすることができない状態が数週間続いており、病気と混乱が広がっていると同施設を訪れた弁護士は語っています。この報道と同じ週、トランプ政権は国境で拘束されている子どもに政府が歯ブラシやせっけん、ベッドを提供する必要はないと連邦裁判所に主張しました。別の報道によれば、他の多くの移民収容所も同様に劣悪な状況にあります。テキサス州クリントの施設で拘束されている子どもに接見した弁護士のウォレン・ビンフォードに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/6/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 米国支援の治安部隊に母を殺されたルクレシア・マックがグアテマラ議会のメンバーになる

    詐欺と汚職が目立つグアテマラの総選挙で、ルクレシア・エルナンデス・マックは、同国で政治に希望を与える数少ない新人議員の1人です。彼女は革新政党モビエント・セミラ(Movimiento Semilla)からグアテマラ議会に立候補し、当選しました。グアテマラの最高選挙裁判所は20日(木曜)、先週の日曜日(16日)の大統領選挙及び議会選挙の後に浮上した詐欺疑惑の中で、再集計を行うと発表しました。エルナンデス・マックはグアテマラの著名な人類学者ミルナ・マックの娘です。ミルナ・マックは1990年9月11日、36年にわたる残虐な内戦の中で米国主導のグアテマラ治安部隊に殺害されました。ヘルナンデス・マックは2016年、グアテマラの保健省を率いる初めての女性となりましたが、グアテマラ現大統領ジミー・モラレスが国連支援のグアテマラ免責防止国際委員会はもはや歓迎されないと発表した後、辞任しました。彼女が収めた歴史的な勝利について、グアテマラの元検事総長テルマ・アルダナとルクレシア・エルナンデス・マックに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/6/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • グアテマラ大統領選挙から締め出されたテルマ・アルダナ 国中が汚職に「捕まっている」と発言

    グアテマラの最高選挙裁判所は20日(木曜)、16日(日曜)に実施された大統領選挙及び議会選挙の後に浮上した詐欺疑惑の中で票の再集計を行うと発表しました。同国の中道左派党モビエント・セミラ(Movimiento Semilla)が推す主要大統領候補の一人だったテルマ・アルダナ前検事総長は、この選挙に出馬することを禁じられ、殺害の脅迫と逮捕令状を出されたことで国外に逃げることを余儀なくされました。グアテマラの最高検察官時代、アルダナは、CICIGとして知られる国連支援のグアテマラ免責防止国際委員会と共に、汚職容疑をかけられた何百人もの政治家や実業家の調査に力を貸しました。アルダナは、自分に対する刑事告発は、グアテマラの汚職防止運動における彼女の働きに対する報復だと言います。今週の初め、アルダナと話をしました。

    dailynews date: 
    2019/6/21(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ボルトン&ポンペオが戦争推進を続ける傍らトランプはイラン攻撃を取り止める

    危険が高まりましたが、報じられたところによると、トランプ大統領は一度承認した軍事攻撃を突然中止させました。その動きがあったときには、すでに作戦は初期段階が進行中で、軍艦と軍用機がすでに攻撃態勢に入っている状態でした。テヘラン大学の教授で2015年のイラン核交渉に携わったモハンマド・マランディに、テヘランからお話しいただきます。また、イランに関する数冊の著書があるニューヨーク市立大学教授で歴史家のアーバンド・アブラハミアンにも話を聞きます。トランプがイランと戦争をしたいかどうかは結局のところ問題ではない、とアブラハミアンは言います。ボルトンやポンペオたちが出した「ホワイトハウスの長期的アジェンダ」の方がずっと攻撃的です。「要は彼らはイスラム共和国を破壊したいのです」。

    dailynews date: 
    2019/6/21(Fri)
    記事番号: 
    1

    https://www.democracynow.org/2019/6/21/trump_cancels_iran_strikes_after_... 米軍偵察ドローン(小型無人機)を墜落させた報復に米国がイランを爆撃する

  • タナハシ・コーツ:「ジョー・バイデンは大統領になるべきではない」

    民主党の大統領候補となるべく予備選を戦うジョー・バイデンは、寄付集めのイベントで70年代から80年代にかけて人種差別主義者である上院議員らとの「礼儀正しい」関係を懐かしい思い出として披露し批判されています。6月18日にニューヨーク市カーライル・ホテルで行われたイベントで、バイデンは人種差別主義者だったミズーリ州選出民主党上院議員の故ジェームズ・イーストランドと、ジョージア州選出のハーマン・タルマージ上院議員との関係を懐かしがりました。報道によればバイデンは、「私はジェームズ・O・イーストランドと党員集会で一緒だった。…彼から「ボーイ」と呼ばれたことはない。私のことは「サン(son)」と呼んだ」と語りました。バイデンはまた、「ハーマン・タルマージは知りあった中でも一番意地の悪い男の一人だった。それでも、少なくとも彼との間にはある程度の礼儀があった。仕事となれば協力し合った」と語りました。コーリー・ブッカー上院議員、カマラ・ハリス上院議員、バーニー・サンダース上院議員、エリザベス・ウォーレン上院議員、ビル・デブラシオ市長を含む多くの民主党大統領候補がバイデンを批判しています。

    dailynews date: 
    2019/6/20(Thu)
    記事番号: 
    3
  • タナハシ・コーツ:賠償は奴隷制度のみならず 数百年に渡る窃盗と人種差別による恐怖への償いだ

    6月19日、米下院で奴隷への賠償に関する歴史的公聴会が行われましたが、そこで証言した著名な作家タナハシ・コーツに永遠の負の遺産としての米国奴隷制度、賠償に関する会話が過去5年間に米国でいかに進化したか、そして上院多数党院内総務ミッチ・マコネルに対する反論となった「H.R.40」法案支持の証言について話を聞きます。コーツは「アメリカは奴隷制度の上に成り立っていた」と語ります。

    dailynews date: 
    2019/6/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 作家タナハシ・コーツ 歴史的下院公聴会で奴隷への賠償を主張

    6月19日、下院司法委員会小委員会は米国の奴隷への賠償に関する歴史的公聴会を開きました。このトピックに関する公聴会は10年以上開かれていませんでした。この日は「ジューンティーンス」(Juneteenth)と呼ばれる記念日で、1865年6月19日はテキサス州ガルベストンの奴隷たちが、リンカーンが発行した奴隷解放宣言により奴隷制度がようやく廃止されたことを知った日です。また今年は大西洋を横断した奴隷貿易400周年でもあります。議会は今「アフリカ系米国人賠償提案のための調査および発案法」(Commission to Study and Develop Reparation Proposals for African-Americans Act)いう名の法案を検討しています。これは数十年間、ジョン・コニャーズ元下院議員が推し進めてきたものの実現しなかった法案を、ヒューストンの民主党下院議員シーラ・ジャクソン=リーが引き継ぎ提出したものです。この法案の名称「H.R.40」は、解放された奴隷に約束されたものの実現することのなかった「40エイカーの土地とラバ1頭」にちなみます。公聴会を前に共和党の上院多数党院内総務ミッチ・マコネルは、「150年前に起こったことで、今生きている人間には責任のないことへの賠償が良い案とは思えない」と発言しました。

    dailynews date: 
    2019/6/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「殺されるかと思った」:4歳の少女が人形を万引きした嫌疑で警官が家族に銃を突きつける

    アフリカ系アメリカ人の一家族がアリゾナ州のフェニックス市を訴えています。4歳の娘がファミリー・ダラー[アメリカの百円ショップ]の一店舗で人形を万引きした嫌疑で、警察官が家族に銃を突きつけました。ソーシャルメディアで広がったビデオの中では、複数の警察官が家族に銃を向け叫んでいます。中の一人は4歳の少女の父親ドラボン・エイムズに対し顔面を撃つと脅迫すらしています。このビデオはネット上で急拡散を続けています。少女の母親、アイーシャ・ハーパーが、子どもを抱いているから両手を上にあげることはできない、自分は妊娠中であるといっているのが聞こえます。フェニックスの市長と警察署長はこの事件について謝罪し、警察官の対応を批判しました。フェニックス市の活動家によれば、同市の市警は警察官による暴力や殺人がはびこっており、今回の事件は最新の一例にすぎません。2018年にフェニックス市では警察官の発砲事件が前年の2倍近くにあたる44件発生しており、同規模の市の中では全米最多でした。ドラボン・エイムズ、アイーシャ・ハーパー、そして家族の代理人ジャレット・モーピンから詳しく聞きます。家族は17日、市に対して1千万ドルの訴訟を起こしました。

    dailynews date: 
    2019/6/19(Wed)
    記事番号: 
    3

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