著名なチリ出身の小説家イサベル・アジェンデが番組に出演し、4年ぶりの新作小説Island Beneath the Sea(『海面下の島』)について語りました。物語は、200年前、世界で初めての黒人による独立共和国の設立をもたらした奴隷たちの反乱で幕を上げます。また、アジェンデは、アリゾナ州の新しい移民法や、チリの新大統領セバスティアン・ピニェラ、チリの地震、また中南米での左翼指導者らの台頭についても話を聞きました。
5月4日はケント州立大学銃撃事件の40周年にあたります。1970年5月4日、オハイオ州のケント州立大学での反戦集会で、州兵が非武装の学生数百人に向けて発砲しました。州兵は、およそ13秒間で少なくとも67発を発射。4人の学生が死亡、9人が負傷しました。何人かの生存者と、死亡した4人の学生の一人アリソン・クラウスの妹で、「ケント州立大事件真実裁判」(Kent State Truth Tribunal)の主宰者であるローレン・クラウスから話を聞きます。
The Tyranny of Oil: The World’s Most Powerful Industry – and What We Must Do To Stop It(『石油の専制:世界で最大の権力を持つ産業--それを止めるために私たちのすべきこと』の著者アントニア・ユハスに話を聞きます。「石油産業界は、規制、制約、監視や法の執行などを逃れるために莫大な富を使い続けている。それは地球規模で他の産業に匹敵するものがないほどの大金である。」とユハスは書きます。「BPが近年の米国における2つの最悪爆発事故を起こした企業であることは、こんなことを許してはいけないということを示唆している。」