デイリーニュース

  • ユージーン・ジャレキの新著『アメリカ式戦争:誘導ミサイル、見当違いの人々、そして危機に陥った共和国』

    2週間後に迫った米大統領選挙、今年の選挙は米国史上最高レベルの投票率になりそうです。けれども、映画監督兼作家のユージーン・ジャレキに言わせれば、投票は大事ではあってもそれだけでは十分ではありません。新著には、「私たちが投票を政治プロセスに対するたゆまぬ堅実なコミットメントの一部だと考えない限り、私たちの票は無駄になります。なぜなら、私たちをこのような経済的、軍事的、政治的窮地に導いた勢力はワシントンの機構を覆う恐ろしい権力であり、それに戦いを挑むことは、どれだけやる気があるどんな候補者や議員グループであっても、圧倒的な国民の信任が無い限り不可能だからです」と書かれています。
    dailynews date: 
    2008/10/20(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 証拠無視。メキシコ当局、2006年の独立系ジャーナリスト、ブラッド・ウィル殺害で活動家2人を逮捕

    メキシコ当局は、独立系ジャーナリスト、ブラッド・ウィル殺害容疑で活動家2人を逮捕しました。ウィルの死に関しては警察官と政府側過激派の関与したとする憶測が長い間、ささやかれています。当初、射殺事件後の数ヶ月間に数人が逮捕されましたが、結局、釈放されました。けれども、政府は州知事ウリセス・ルイスに反対するグループ「オアハカ人民会議(APPO)」のメンバー2人を20日付けで逮捕しました。ウィル氏の家族は逮捕を批判し、でっちあげだと主張しています。
    dailynews date: 
    2008/10/20(Mon)
    記事番号: 
    1
  • イラク開戦正当化への加担にも関わらず、オバマ候補がパウエル元将軍からの支持を受諾

    前国務長官のコリン・パウエルがオバマ候補支持を表明したことが大きなニュースになっています。しかし、2003 年2月にパウエルが国連安保理で行ったイラク攻撃の正当性についての演説をはじめ、イラク侵攻の準備段階で彼が果たした重大な役割が覆い隠されようとしています。米国内に広がる反戦運動の中でパウエルのオバマ候補支持がどんな意味を持つのかを、コラムニストのデイビッド・シロタとジャーナリストのグレン・フォードと討論していきます。
    dailynews date: 
    2008/10/21(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ネイション誌特派員が語る共和党の新マッカーシズムと2008年の米議会選挙戦

    10月17 日、ミネソタ州選出の共和党女性下院議員ミシェル・バックマンがバラク・オバマ大統領候補を「反米」と呼び、メデイアに対して議会の中の誰が新米で誰が反米かを調査することを要求したことが、論争を巻き起こしました。バックマンの再選は今や不透明な状態です。バックマンの選挙戦と、接戦となっている他の議会選挙戦について、ネイション誌のワシントン特派員ジョン・ニコラスと共に検証していきます。
    dailynews date: 
    2008/10/21(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 2011年までの米軍駐留を可能にする地位協定にイラク市民らが反対

    何万人ものイラク市民たちが10 月18日、米軍のイラク駐留継続をもう3年可能にする米国との地位協定案に反対するデモを行いました。一方、米統合参謀本部議長のマイケル・マレンは 21日、同案がすぐに可決されなければイラクは「重大な損失を招く」恐れがあると警告しました。ロンドン・インディペンデント紙の中東特派員パトリック・コウバーンと、イラク人のブロガーで政治評論家のラエド・ジャラールから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/10/21(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 検察官の辞任から数週間 米軍がグァンタナモ収容者5人の容疑を取り下げるも釈放の予定なし

    米軍がクァンタナモ基地の収容所に拘束している5人の男性に関する容疑をすべて取り下げたのですが、彼らを釈放する予定はないというのです。このニュースはこの5人の件で検察官だったダレル・バンデベルド中佐の辞任から数週間して報じられました。中佐は、軍が故意に彼らの釈放につながる証拠を隠していると批判していたのです。「憲法上の権利センター」(Center For Constitutional Rights)のマイケル・ラトナーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/10/22(Wed)
    記事番号: 
    4
  • オバマの記録的集金力は公的選挙資金の終焉を意味するか?

    オバマ上院議員が史上最高の選挙資金を集めています。1976年に選挙資金の公的援助システムができましたが、オバマはそれを断った初めての大統領候補です。これまでに選挙広告に費やした資金は1億8800万ドル(188億円)。マケインの9100万ド ルの倍です。公共問題に関する非営利の調査機関、公益擁護センター(Center for Public Integrity)のビル・バゼンバーグに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/10/22(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 劣勢を受けてマケイン陣営がオバマ攻撃を強化

    投票日まで2週間を切って、マケイン陣営が優勢なバラク・オバマへの個人攻撃を強めています。共和党が繰り出すオバマ攻撃は数パターンあり、オバマ候補に「社会主義者」や「反米主義者{はんべい しゅぎ しゃ}」というレッテルを張ろうとしています。そして少なくとも10州の接戦州で自動通話のロボコール電話を駆使しています。マザー・ジョーンズ誌のデイビッド・コーンと話をします。
    dailynews date: 
    2008/10/22(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 期日前投票で投票者恫喝や機器の不具合

    米大統領選で期日前投票が始まりました。その投票所では早くも問題が表面化しています。ウエストバージニアではタッチスクリーン式の投票マシンを利用した投票者たちが、自分で押した民主党票が共和党票に変わったと主張しています。ノースカロライナではマケイン支持者の集団が主にアフリカ系で占められたバラク・オバマの支持者グループに嫌がらせをしました。オハイオでは新規登録した投票 に対し、有権者資格があるかどうかの訴訟を起こすと脅迫したとして共和党が批判されています。ニューヨーク大学のマーク・クリスピン・ミラー教授に話を聞きます。教授はLoser Take All: Election Fraud and the Subversion of Democracy(『敗者による総取り:選挙不正と民主制度の転覆』)の著者です。
    dailynews date: 
    2008/10/22(Wed)
    記事番号: 
    1
  • コロンビア先住民 1万人以上がウリべ政権への抗議デモ行進を開始

    1万人以上のコロンビア先住民が、アルバロ・ウリべ大統領への抗議のデモ行進を始めました。参加者たちは先住民居住域の軍事化、アメリカ-コロンビア間の自由貿易協定、そしてウリべ政権が先住民社会と結んだ様々な協定の履行を怠っていることに抗議しています。先住民のリーダーで、覆面武装の男たちに自宅で襲われ左目を失明したラファエル・コイクウェと、コロンビア滞在中のアメリカ人ジャーナリストで大学教授、マリオ・ムリロに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2008/10/23(Thu)
    記事番号: 
    3

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