11 月 8 日、35 州と首都 ワシントンDC で、156 件の住民投票が行われます。内容は、健康保険から銃販売規制、死刑制度改革にまでおよびますが、中でもっとも物議をかもしているのはマリファナの合法化です。来週の選挙後には、29 州で医療用もしくは嗜好用の利用が合法化される可能性があります。現在、約 5 パーセントの米国人はマリファナを合法的にが吸える州で暮らしていますが、今月以降、この数が 25 パーセントに上昇する可能性があります。マリファナ合法化に関する住民投票が行われる 9 州のうち、最大の州はカリフォルニアです。残りの州では医療用大麻使用の是非が問われるのに対し、アリゾナ州、メイン州、マサチューセッツ州そしてネバダ州はカリフォルニア州と同様、嗜好用大麻合法化の是非が問われます。現在、これら 5 州とも「合法化賛成」票がリードし、いずれの二大政党でも若い有権者の広範な支持を得ています。カリフォルニア州では 20 年前に医療用大麻の使用が合法化されました。カリフォルニア州の世論調査では、提案64、成人による大麻使用法案への強い支持が見られます。