デイリーニュース

  • ハリー・エドワーズ博士:脳損傷にまつわる不公平 NFLが黒人主体になるなかで

    頭部への度重なる衝撃と慢性外傷性脳症(CTE)との関連が懸念されるなか、亡くなったNFL選手111人の脳を調べたところ一人を除く全員にCTEが見られたことが最近の研究で明らかになりました。社会学者で著者、スポーツアクティビストのハリー・エドワーズは、黒人選手に仕事の機会が不足していることとCTEとの因果関係は見過ごされていると語ります。スポーツ解説者で、NFLで10年を過ごした元選手のドンテ・ストールワースにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/9/25(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ハリー・エドワーズ博士:フットボール選手のコリン・キャパニックをノーベル平和賞候補に

    試合前の国歌演奏中に地面に膝をつき、人種的な不公正に抗議する行為がスポーツ選手に広がっています。この抗議を始めた選手フォーティナイナーズの元クォーターバック、コリン・キャパニックの顧問を務めた人物に話を聞きます。サンフランシスコ・フォーティナイナーズの顧問を長年にわたって務めるハリー・エドワーズ博士は、キャパニックが今年の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、ノーベル平和賞にノミネートされることを期待していると語ります。エドワーズは、カリフォルニア大学バークレー校の社会学の名誉教授で、今年50周年版として再刊されたThe Revolt of the Black Athlete(『黒人アスリートの反乱』)の著者です。エドワーズは、1968年五輪大会では人権プロジェクトの立案者でした。

    dailynews date: 
    2017/9/25(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 元NFLプレーヤー ドンテ・ストールワース:人種差別と暴力についての議論をトランプにハイジャックさせるな

    トランプ大統領は22日アラバマ州ハンツビルで演説し、試合前の国歌演奏中に地面に膝をつき、人種的な不公正に抗議する行為がスポーツ選手に広がっていると批判しました。これはサンフランシスコ・フォーティナイナーズの元クォーターバック、コリン・キャパニックが始めた運動です。NFLで10年を過ごし、現在はスポーツ解説者を務めるドンテ・ストールワースは、「大統領が話題をハイジャックし、すべて自分についての話に変えてしまうのを許してはなりません」と語ります。

    dailynews date: 
    2017/9/25(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 国歌演奏中に膝をつくNFL選手たち トランプに逆らって人種差別と警察暴力への歴史的な抗議

    トランプ大統領は22日、試合前の国歌演奏中に膝をついて人種差別と警察の暴力に抗議したプロフットボールリーグ(NFL)やプロバスケットボール(NBA)の人気選手たちの行為を批判しました。24日には全米各地のフットボールチームが膝をついてトランプ大統領に抗議、アスリートによる抗議としては近年最大規模となりました。アスリートによる前代未聞の政治アクティビズムがトランプ政権下で果たす役割、試合で国歌を流すことの政治性について考えます。カリフォルニア大学バークレー校の社会学の名誉教授で、今年50周年版として再刊されたThe Revolt of the Black Athlete(『黒人アスリートの反乱』)などの著書があるハリー・エドワーズ博士に聞きます。エドワーズは1968年五輪大会で人権プロジェクトを立案し、長年サンフランシスコ・フォーティナイナーズの顧問を務めています。ネイション誌のスポーツ編集者のデイブ・ザイリンにも話を聞きます。ザイリンは、試合前の国歌演奏には長く神聖な歴史があると思われがちだが、テレビ番組"Jersey Shore"やジャスティン・ビーバーの時代(2009年)にまでしかさかのぼることはできないと語ります。

    dailynews date: 
    2017/9/25(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 北朝鮮との緊張が続く中 米国の反対を尻目に51カ国が核兵器禁止令に署名

    北朝鮮の核ミサイル実験をめぐる緊張状態の中、世界初の法的拘束力のある核兵器禁止条約に51カ国が署名しました。この条約は、核兵器の行使や威嚇はもちろん、その開発や実験、保有を禁止します。この条約は7月に、米国の強い反対を押し切って、122の国連加盟国によって初めて採択されました。ロシア、英国、中国、フランス、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエルを含め核保有の9国はいずれも、この条約に署名していません。オランダに拠点のある団体PAXの核軍縮計画責任者で報告書Don’t Bank on the Bomb(『爆弾に頼るな』)の著者スシ・スナイダーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/9/22(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「彼の笑いは戦いの雄叫び」 コメディアンで偉大な人権活動家ディック・グレゴリー追悼に数千人

    先月84歳で逝去した偉大なコメディアンで公民権活動家のディック・グレゴリーの生涯を讃えるために、9月16日(土)に何千人もの人が集まりました。団体「破れを繕う者」(Repairers of the Breach)会長、上級講師のウィリアム・バーバー牧師、マキシン・ウォーター牧師やマーティン・ルーサー・キング3世、メドガー・エバーズの娘レエナ・エバーズ、そしてマルコムXの娘イルヤサ・シャバーズをはじめとする公民権運動の大物の子どもたちなど、彼を追悼するために集まった人々の声を聞いていきます。

    dailynews date: 
    2017/9/22(Fri)
    記事番号: 
    2
  • イエメンで民間人16人殺害の爆弾は米国製 アムネスティ・インターナショナルが発表

    アムネスティ・インターナショナルによる新たな大規模捜査により、イエメンの首都で先月16人の市民が命を落とした爆弾はアメリカで製造されたものだと判明しました。生存者の1人、5歳のブサニアの空爆直後の写真は世間に瞬く間に広がりました。この空爆で彼女は家族全員を失いました。アムネスティ・インターナショナルの武器専門家は武器の破片を分析し、レーザー誘導型で空中投下する爆弾に使われるアメリカ製の部品と一致するはっきりとした印を見つけました。連合軍による空襲は、民間人全般の死傷者だけでなく、子どもの死傷者についても引き続き最大の原因になっています。このアムネスティの最新報告と時を同じくして、いくつかのEU加盟国が国際連合人権理事会で動議を提出し、この紛争にかかわる全ての陣営が行った人権侵害について独自の調査を行うよう呼びかけています。国際連合人権高等弁務官はイエメンでの人道危機を「完全に人為的な原因による大惨事」と呼んでいます。アムネスティ・インターナショナル・アメリカで中東・北アフリカの弁護士責任者ラーイド・ジャラールに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/9/22(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 「長き一夜」 作家アンドレア・ピッツァーが強制収容所の歴史と今日の不寛容の高まりを語る

    ビルマでは、数百の村を焼かれたムスリム少数派ロヒンギャ族40万人以上が国を脱出し、人道的危機が進行しています。国連人権高等弁務官は、ビルマ政府が教科書通りの民族浄化を行っていると非難しました。米国では、反移民感情および反ユダヤ主義を見せつける事件が増加しています。パレスチナでは、ガザ地区が居住不能になりつつあると国連が警告しています。強制収容所と反ユダヤ主義について、ジャーナリストで作家のアンドレア・ピッツァーに話を聞きます。先日、発売されたばかりのピッツァー記者の著書はOne Long Night: A Global History of Concentration Camps(『長き一夜:強制収容所の世界史』)というタイトルです。

    dailynews date: 
    2017/9/21(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 国連総会は気候変動対策を最優先も トランプ政権はパリ協定からの離脱を再宣言

    国連では9月18日、トランプ大統領の上級経済担当補佐官ゲイリー・コーンが、米国は気候変動への国際的取り組みの重要な一歩である2015年のパリ協定から予定通り離脱すると述べました。これに先立ち国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、気候変動問題は今年の国連総会の最優先事項とすべきだと発言していました。本日のゲスト、経済学者のジェフリー・サックスは「パリ協定は参カ国193すべてに完全に均整が取れて」おり、気候変動による異常気象が引き起こした災害からの復興には、化学企業や石油企業が資金提供すべきだと主張します。

    dailynews date: 
    2017/9/21(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 経済学者ジェフリー・サックス:イランとの戦争を望まない米国市民は いま声をあげるべきだ

    イランとの核合意からの撤退を促すトランプ大統領の国連総会での発言は、今日のゲスト、ジェフリー・サックス教授には聞き覚えのあるものでした。「以前、この手のレトリックが使われたのは、ジョージ・W・ブッシュの悪の枢軸発言のときです」とサックスは言います。「あのときは直後にイラクへ戦争を仕掛け、米国の軍事作戦および外交、というか反外交の、現代における最悪の失敗に踏み出すことになりました。ですから今度もまた、戦争や紛争への布石なのです。並外れた無知であり危険をはらんでいます。現在イランは交渉の合意を順守しています」。

    dailynews date: 
    2017/9/21(Thu)
    記事番号: 
    3

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