デイリーニュース

  • カリフォルニア州で猛威をふるう山火事 ここ数十年間 地球温暖化が森林火災に拍車をかけている実態を考察

    カリフォルニアでは、強風とからからに乾いた乾燥状態が、大規模な森林火災に拍車をかけています。今回の山火事で少なくとも17名が死亡し、地区全体が全焼した場所がいくつかあり、2万人が避難を余儀なくされ、非常事態宣言が発令されています。この森林火災に先立ち、米国農務省森林局は2016年、前例のない5年にわたる干ばつにより、カリフォルニアで1億本以上の木々が枯れ、大規模な山火事発生の恐れがあると警告していました。気象学者たちは、人為的な地球温暖化が干ばつの大きな要因になっていると考えています。コロンビア大学ラモント・ドハーティ地球観測所の生物気候学者で2016年度の報告書の共著者である、パーク・ウィリアムズに話を聞きます。報告書は、米国西部で過去30年間に焼失した森林の半数近くに、地球温暖化が関与していたとしています。

    dailynews date: 
    2017/10/11(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ニューヨーカーが先住民の日とコロンブス像の撤去を要求

    10月9日、米国の50以上の都市が、先住民族のアラワク族を虐殺し奴隷化する一方でヨーロッパによるアメリカ大陸の植民地化への道を開いたイタリア人冒険家クリストファー・コロンブスを称える連邦祝日に代えて、「先住民の日」(Indigenous Peoples’ Day)を祝いました。ニューヨーク市では、抗議者たちがセントラルパークの近くの築115年のクリストファー・コロンブス像の前に集結し、立像の撤去と、同市が毎年10月の第2月曜日を「先住民の日」とすることを求めました。抗議の一方で、ニューヨーク警察署は金属の柵で立像を囲み、この記念像には24時間の監視が付いたと述べました。デモクラシー・ナウ!が現場から抗議者たちに話を聞きます。プロデューサーのアンドレ・ルイスに特に感謝を捧げます。

    dailynews date: 
    2017/10/10(Tue)
    記事番号: 
    5
  • スノーデンとアサンジへの敬意を引証 判事が内部告発者リアリティ・ウィナーの保釈を拒否 

    連邦判事は10月5日、諜報活動取締法違反に問われている米国家安全保障局の元契約職員リアリティ・ウィナーからの2度目の保釈要求を拒否しました。ウィナーはインターセプト誌に、最高機密文書を渡したとされています。同誌はロシア軍情報部が2016年の米大統領選の数日前に少なくとも1つの米国の投票ソフトウェア企業に対しサイバーアタックを行ったと主張しました。ジョージア州オーガスタの連邦判事ブライアン・エップスは、保釈拒否という判決理由のひとつとして、「エドワード・スノーデンとジュリアン・アサンジを尊敬する」というウィナーによるソーシャルメディア上でのコメントをあげています。

    dailynews date: 
    2017/10/10(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ジュリアン・アサンジが語る ロジャー・ストーン、ウィキリークスについての非難、トランプの大統領選とロシアとの関係

    マイクロソフト社はフェイスブック社に次いで、Bing検索エンジンとその他のプラットフォーム上での「不適切な」トランプ支持広告の代金をロシアの工作員たちが支払ったかどうかについて同社が調査していると述べました。ソーシャルメディアの巨大企業フェイスブック社は、あるロシア企業が、10万ドル以上のコストをかけて、彼らのネットワークに数千の広告を出したと述べてています。その中には、トランプの勝利に不可欠な複数の州を標的にした広告も含まれていました。米上院情報委員会は10月第1週、ロシアが2016年の米大統領選に介入したという結論に達したと述べました。一方、中央情報局(CIA)のマイク・ポンペオ長官はウィキリークスを、ロシアのような国によって頻繁に扇動されている敵対的な諜報機関だとして非難しました。また、トランプの顧問であるロジャー・ストーンは、米下院情報委員会に対し、当時大統領候補だったヒラリー・クリントンに関する不利な情報について彼がウィキリークスに直接連絡を取った事実の有無を明言することを拒否しました。ウィキリークスの創設者で編集長のジュリアン・アサンジに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/10/10(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ジュリアン・アサンジがエクアドルの大使館に滞在してから5年半が経過 英国と米国は逮捕状の存在を明言せず

    ウィキリークスの創設者で編集長のジュリアン・アサンジのインタビューを続けます。彼は庇護と政治亡命を求め5年以上を過ごしているロンドンのエクアドル大使館を出られる時期の可能性について、最新情報を話してくれます。スウェーデン検察当局は2017年5月、アサンジの性犯罪容疑の捜査を打ち切りました。彼は容疑を否認し、この容疑は、最終的に身柄を米国へ引き渡し、彼を諜報活動取締法の下で起訴するための口実だといいます。

    dailynews date: 
    2017/10/10(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ジュリアン・アサンジ スペインからの独立を図るカタロニアの主導者たちに安全な情報伝達について助言

    10日10日夜に予定されているカルレス・プチデモン カタロニア州政府首相による独立宣言は、スペイン軍の介入を誘発する恐れがありますが、それに先立ち、バルセロナのアダ・コラウ市長は現在カタロニアに派遣されている数千の国家警察隊の撤退をスペイン政府に求めています。ウィキリークスの創設者で編集長のジュリアン・アサンジによる独立派への助言を聞いてみましょう。アサンジは、国による押さえ込みのなか、どのように安全なコミュニケーションを取るかについて話します。

    dailynews date: 
    2017/10/10(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 世界的に知られた芸術家のアイ・ウェイウェイ、労働改造所で過ごした少年時代や芸術、社会活動、刑務所、自由を語る

    「世界で最も力強い芸術家」と評されるアイ・ウェイウェイは、「中国で最も危険な男」とも呼ばれています。1957年に北京で生まれ、中国最北西部のゴビ砂漠にある過酷な労働改造所(labor camp)で子ども時代と青年期を過ごしました。北京電影学院の学生になってから、アイ・ウェイウェイは芸術と社会活動に参加するようになりました。20代をニューヨーク市で過ごした後、中国に帰国しました。2008年に四川大地震が発生すると、アイ・ウェイウェイは、地方政府による校舎の手抜き工事が原因の一部となって亡くなった5千人以上の児童の名前を収集する市民による調査を開始しました。この市民による調査はアイ・ウェイウェイの国際的な名声を高めた一方、中国政府の官僚らを怒らせました。2009年には人気を集めていたアイ・ウェイウェイのブログが閉鎖されます。その数カ月後、警察がアイ・ウェイウェイのホテルの部屋に押し入り、アイ・ウェイウェイを襲撃。顔面を殴られたアイ・ウェイウェイは脳出血の重傷を負いました。2010年には、中国政府にスタジオを破壊され、自宅軟禁下に置かれます。2011年に北京空港で逮捕され、罪状なしに81日間にわたって拘束されました。中国当局はパスポートを押収し、2015年まで返却を拒みました。世界的に知られた反体制派芸術家の驚くべき生涯について、アイ・ウェイウェイ自身に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/10/9(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 『ヒューマン・フロー』世界的に知られた芸術家で活動家のアイ・ウェイウェイが難民をテーマにした新作ドキュメンタリーを語る

    国連によると、世界中にいる難民の数は現在、第2次世界大戦以降で最大となっています。中国人アーティストで反体制派のアイ・ウェイウェイは、およそ6500万人に上るこれら難民の旅路と苦闘を追った壮大な新作ドキュメンタリー『Human Flow(原題)』を制作しました。アイ・ウェイウェイは撮影のため、23カ国を旅し、数十の難民キャンプを訪れました。世界的に有名な中国人芸術家で活動家のアイ・ウェイウェイに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/10/9(Mon)
    記事番号: 
    1
  • プエルトリコから特別報告:ハリケーン「マリア」の惨害と有毒汚染物質の危険と闘うビエケス島の人々

    今日の放送は、この一週間をスタートさせた場所、プエルトリコに戻って締めくくります。医師達によると、この島の医療システムはハリケーン「マリア」の直撃から2週間たった今でもマヒしており、島の90%で電気が復旧しておらず、島民の半数が飲み水のない状態です。これは4日にアメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(FEMA)が発表した統計によるものです。ですが5日には、FEMAはウェブサイトからプエルトリコの飲み水と電気へのアクセスに関するデータを削除しました。デモクラシーナウ!のフアン・カルロス・ダビラがプエルトリコに赴いて取材しています。彼は今週ビエケス島に渡ることができました。この島は、米海軍が何十年にもわたって射爆訓練場として使用していました。射爆場のあった地域の住民に話を聞きます。1940年以降、米海軍は島の4分の3近くを、爆撃訓練、軍事演習、古くなった弾薬の廃棄場として使用してきました。非暴力の市民の不服従運動の結果、射爆訓練は行われなくなりましたが、ビエケス島の被害は続いています。米海軍によると、60年以上にわたる射爆訓練が環境に与えたダメージをすべて回復させるには2025年までかかります。ハリケーン「マリア」直後のビエケス島から、現地で取材を行ったユアン・カルロスに話を聞きます。

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    2017/10/6(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 全米ライフル協会の「バンプストック」規制支持は本格的な銃規制回避のための弁解か? 

    全米ライフル協会は5日(木)、「バンプストック」として知られる銃装備品について規制を追加することに支持を表明しました。この部品がラスベガスで1日夜に起きた銃乱射事件で使われたと捜査当局はみています。64歳の白人男性スティーブン・パドックが自らを含む59人を殺害し、500人近くを負傷させました。バンプストックは半自動小銃を1分間に何百回も発砲させ、機関銃のように使うことのできる装置です。捜査当局によると、パドックはパンプストックを12個購入していました。しかし、多くの識者は、バンプストックの規制は今後の銃乱射を防ぐには十分ではないとしています。ラスベガスから、ネバダ州に拠点を置く銃規制推進団体「バトル・ボーン・プログレス」の代表アネッテ・マグナス=マークアートに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/10/6(Fri)
    記事番号: 
    3

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