【20/11/27/1】デモクラシー・ナウ!独占ドキュメンタリーの特別再放送です。私たちはメディア排除の壁を破ってアフリカ北西部の西サハラに赴き、この占領地におけるサハラ人の数十年にわたるサハラ人の自由のための闘いとモロッコの暴力的な弾圧を記録しました。西サハラは1975年以来ずっと、隣国モロッコが国連や国際社会の抗議をしり目に占領を続けています。モロッコの占領に対する抵抗運動の中で、何千人ものサハラ人が拷問され、投獄され、殺され、行方不明になっています。1,700マイルの壁が、占領地に残ったサハラ人と、域外に逃れたサハラ人を隔てています。今月初め、西サハラでは30年続いてきた停戦が破られました。モロッコ軍が11月13日に南部の立ち入り禁止緩衝地帯に侵入し、サハラ人の民間人を攻撃し、独立を求めるサハラ人の解放運動であるポリサリオ戦線と銃撃戦を繰り広げたのです。モロッコの行動は、米軍の最高級司令官の一人が西サハラを含むモロッコ王国軍南部方面の司令官と会談した直後に起こりました。モロッコ軍とポリサリオ戦線の交戦が続く中、西サハラ占領地では数十人が逮捕されています。デモクラシー・ナウ!は2016年末、西サハラの都市ラユーンへの潜入に成功し、国際的な取材チームとしては数年ぶりの占領地からの報道を成し遂げました。