トランプ大統領が主要10都市の無届移民を千人規模で検挙し国外退去処分にすると発言したのを受け、米移民関税捜査局(ICE)は今週末、各地で強制捜査を行いましたが、現在までのところ小規模にとどまっています。シカゴでは捜査官が母と子供たちを逮捕してすぐに釈放した例も報告されています。ニューヨーク市ではブルックリンのサンセットパークとハーレムで逮捕の動きがあったものの、捜査令状がなかったため移民たちがドアを開けることを拒否したと報道されています。当局はひきつづき強制捜査をする予定としており、恐怖が広がっていますが、その一方で大規模な抗議運動も起きています。コロンビア大学法学部教授で、同大ロースクール「移民の権利クリニック」所長のイロラ・ムクルジーに話を聞きます。ムクルジーは過去12年間、米・メキシコ国境で移民の子供と大人の弁護を務めてきました。「強制捜査で子供たちは親を失います。強制捜査は子供たちから養育者を奪うのです」とムクルジーは言います。「この強制捜査によって米国市民権のある子どもたちでも、米国で保護者のいない状態に置かれるでしょう。痛ましい状況です」