デイリーニュース

  • 民主党下院議員コリ・ブッシュが白人至上主義者を批判 議会乱入からファーガソン黒人射殺事件まで

    【21/2/08/4】ドナルド・トランプ前大統領の弾劾裁判が今週、上院で開始される予定です。ミズーリ州選出のコリ・ブッシュ民主党下院議員は2月4日、議会乱入事件の責任を明らかにすることを求めた演説を下院でおこないました。「私たちは1月3日、議会そして憲法に忠誠を誓うために団結しました。国内外の全ての敵から議会や憲法を守ることを誓いました」とブッシュは述べました。「米国の国会議事堂は白人至上主義者と呼ばれる国内の敵に攻撃されました。私たちは今日、あのときの誓いを堅持し、議会乱入の扇動に手を貸したすべての人間の責任を追及するために団結しなければなりません」。

    dailynews date: 
    2021/2/8(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「ザ・シセッション」 新型コロナパンデミックによる経済危機で不安定雇用や収入減に直面する女性

    【21/2/08/3】議会民主党は、1.9兆ドルにのぼるジョー・バイデン大統領の大規模な経済対策の成立を進めていますが、多くの専門家は、新型コロナ経済対策は大きな被害を受ける女性、特に非白人の女性の救済を提示する必要があると言います。米国では、パンデミック開始後10カ月で女性の失業は550万件となっています。これは男性より100万件多く、女性は家庭でのケア責任の増大と合わせて「シセッション(shesession」を経験していると研究者C.ニコール・メイソンは言います。女性政策研究所(the Institute for Women’s Policy Research)の代表兼CEOのメイソンは、「今回のパンデミックと経済悪化の間、失業や収入減などの影響を受けるのは圧倒的に女性でした」と言います。同研究所は、男女同一賃金、女性に関する経済政策や研究に関する重要な提言組織です。「これは、最も被害の大きいサービス業、レジャー接客業、教育、医療保健サービスにおける女性の割合が高いことが原因です」。

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    2021/2/8(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ラジ・スラーニ ガザ地区が直面する新型コロナ危機 非人道的な封鎖を強いたガザにワクチンを保留するイスラエル

    【21/2/08/2】世界保健機関(WHO)の推計によれば、ガザ地区の新型コロナ感染者は2020年7月に報告が開始されて以降5万1,312人、死者は522人となっています。国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、このまま感染増加が続けばガザは医療崩壊しかねないと警告しています。人権弁護士で「パレスチナ人権センター」(Palestinian Center for Human Rights)代表のラジ・スラーニにガザの最新状況と、封鎖による医療インフラの破壊が続く中での新型コロナの影響を聞きます。「現在の装備では、新たに発生する事態には対応できません」とスラーニは言います。

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    2021/2/8(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 国際刑事裁判所(ICC)の「画期的な決定」パレスチナにおけるイスラエルの戦争犯罪の訴追につながる管轄権の判断を示す

    【21/2/08/1】国際刑事裁判所(ICC)はパレスチナ占領地での戦争犯罪について、ICCが司法管轄権を持つとする画期的な判断を示しました。イスラエル、およびハマスのような軍事組織に対する刑事裁判に道筋をつける決定となります。イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相は、この決定を「純然たる反ユダヤ主義」と呼び、米国同様、ICCに裁判権があるとする主張を拒否しました。パレスチナ政府や人権団体はこのニュースを歓迎しています。人権弁護士で「パレスチナ人権センター」(Palestinian Center for Human Rights)代表のラジ・スラーニは、「ICCの独立性と信用を回復させる決定だ」と述べました。ICCでの訴追を求めるパレスチナ人犠牲者の法的代理人で「憲法上の権利センター」上級専任弁護士キャサリン・ギャラガーはこの裁定について、パレスチナ占領地で戦争犯罪がおこなわれた場合に「説明責任を果たさせる何らかの手段」を提供する「画期的判断」だと言います。「長年、そこでは数々の違法行為が続いていました」。

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    2021/2/8(Mon)
    記事番号: 
    1
  • バイデン政権はトランプ前大統領によるモロッコの西サハラ占領に対する「危険な」承認を覆すのか?

    【21/02/05/4】ドナルド・トランプ前大統領は政権末期の残り少ない時期に、過去数十年にわたる米国の外交政策を破棄して、モロッコが1975年以来、国連や国際社会に背いて占領してきた西サハラについて、モロッコの領有権を認めました。米国によるモロッコの西サハラ領有承認は、モロッコがイスラエルとの国交樹立に踏み切ったことを受けたものです。アラブ諸国の中では、ここ数カ月で4番目の国交樹立であり、こうした動きの背景にはパレスチナ紛争に対処することなしにイスラエルの立場を強化しようとするトランプ政権の中東政策があります。バイデン新政権は今、西サハラに関するトランプ政権の決定を覆すかどうかを慎重に吟味しなければなりません。「もしもバイデンが、モロッコの西サハラ占領承認というトランプ政権による前例のない判断を覆さないとすれば、非常に危険なことになります。国連憲章には、軍事力による領土拡大は違法であると明確に記しされています」と、サンフランシスコ大学の政治学・国際学教授スティーブン・ズネスは言います。

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    2021/2/5(Fri)
    記事番号: 
    4
  • バイデン大統領 サウジ主導のイエメン攻撃に対する米軍の支援を終了へ だが戦争は終結するのか?

    【21/02/05/3】ジョー・バイデン大統領は、サウジ主導のイエメン軍事攻撃への米国の支援を打ち切ることを約束しました。オバマ政権とトランプ政権が支援してきた政策ですが、新大統領はこれを「人道的かつ戦略的な大失敗」と表現しました。国連によると、6年間にわたる軍事攻撃でイエメンの国内は荒廃し、少なくとも10万人が死亡しました。国内の80%が何らかの形での援助や保護を必要とする不安定な状況に追い込まれています。バイデン大統領のイエメンに関する発言は、サウジアラビアへの米国の武器販売が凍結され、アラブ首長国連邦への武器販売についても見直しが予定されている中で出てきたものです。「イエメン戦争で米国が果たす役割を終わらせるための6年間にわたる積極行動とアドボカシーが実を結びました」と、イエメン人の学者で活動家のミシガン州立大学助教授シャイリーン・アル=アデイミは言います。「とうとう米国の大統領が、率直に言って米国の参加で引き起こされたこの悲惨な戦争を認めたのです」。

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    2021/2/5(Fri)
    記事番号: 
    3
  • このまま「前に進む」わけにはいかない:オカシオコルテス議員とタリーブ議員は死者の出た国会議事堂襲撃事件の責任追及を要求する

    【21/02/05/2】米国上院議会が1月6日の暴動を扇動したとしてトランプ前大統領の弾劾裁判の準備を進める中、下院議員たちは4日(木)の本会議で暴動で自分たちが体験したことを詳細に説明し、責任追及を要求しました。ニューヨーク選出の民主党アレクサンドリア・オカシオ・コルテス議員とミシガン州選出のラシーダ・タリーブ議員による印象的なスピーチの抜粋を放送します。オカシオ・コルテス議員は、「すでに議員の一部は、もう前に進むべきだと要求し始めていますし、もっと悪い場合は被害者の証言を矮小化したり、信用できないと見せたり、軽視しようとしています。そのような行動は、その日その場にいた人たちをさらに傷つけ、責任者を隠蔽するものです。そればかりでなく、この国の全土にいるトラウマ体験を抱える人々に対しても、トラウマや暴力や標的化に対処する方法は、それを隠蔽し、矮小化し、前に進むことだという、とてつもなく有害なメッセージを送っているのです」と述べました。

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    2021/2/5(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「道徳的な破綻」 アフリカ疾病対策予防センター所長 アフリカ向けワクチン供給の欠如は世界を危険にさらす

    【21/02/05/1】アフリカ大陸の国々では、南アフリカで最初に発見されたCOVID-19の変異種に関係する、2度目のコロナウィルス感染拡大が発生しています。ボツワナ、ガーナ、ケニア、コモロ連合、ザンビアで感染者が出ており、アフリカの外でも今のところ20カ国以上で感染者が確認されています。新たな変異種はより感染力が強いと科学者たちは考えており、ワクチン接種が広範囲に始まる前にウイルス感染がさらに広がる可能性が懸念されています。アフリカでは40カ国以上がこのコロナの第二波に襲われていますが、ワクチンが供給されたのはわずか6カ国にとどまり、出荷量も小規模です。アフリカ疾病対策予防センターのジョン・ンケンガソン(John Nkengasong)所長は、ワクチンへの平等なアクセスが実現できないため世界は「道徳的な破綻」に直面していると言います。「世界のすべての地域が安全になるまでは、どの地域も安全ではないということを、はっきりさせておかねばなりません。みんなが一緒にこのパンデミックを脱出するか、一緒に沈んでいくか、どちらかになります。中間はありません」。

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    2021/2/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 大量レイプ 徹底監視 強制労働 中国のウイグル系イスラム教徒弾圧が暴かれる

    【21/02/04/2】中国は、新疆ウイグル自治区で拘束されているウイグル人女性や他のイスラム教徒に対する大量レイプ、性的拷問をBBCが報道した後、厳しい非難にさらされています。BBCのインタビューに応じた女性たちは、集団レイプ、電気を使った性的拷問の常態化、強制避妊手術、収容施設の外部の男たちが金を払って囚人と接触するといった状況を語りました。この報道に対し、中国は「まったく事実に基づいていない」と一蹴し、国内のイスラム教徒少数民族を大量に拘束しているのは、過激主義の浸透に対抗するための「職業訓練」プログラムの一環であると主張しています。オンライン調査報道サイト『インターセプト』は、中国政府が新疆ウイグル自治区の住民を監視するため使っている大規模な警察データ・ベースを入手しました。これによって、中国当局がイスラム教徒少数民族少数による数百万件のテキスト・メッセージ、電話連絡先、通話記録や生体認証データを収集していることが確認されました。収集された情報は次に拘束する対象の選別に使われます。ウイグル語学者で詩人のアブドゥウエリ・アユプに話を聞きます。アユプは新疆でウイグル語の幼稚園を運営したために15か月拘束されました。アユプは拘束中、レイプされ、電気ショックで拷問を受け、屈辱を与える行為をされたと語ります。

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    2021/2/4(Thu)
    記事番号: 
    1
    https://www.democracynow.org/2021/2/4/uyghur_camps_china_abuse_torture
  • 「ウイルスに国境はない」:世界でのワクチン平等を達成するには 米国のHIVプログラムが青写真となりえる

    【21/02/04/1】米国ではCOVID-19による死者数が45万人を越えました。バイデン政権はワクチン接種キャンペーンを強化することで、新たなコロナ変異種の感染拡大のスピードを緩めようとしています。公衆衛生専門家は、米国でワクチン接種に進展があっても、世界的に平等なワクチンの配布がなされなければ意味がないと警告します。「ワクチンへのアクセスを出来るだけ早く拡大する必要があります。米国内でもそうですし、世界的にも同じことが言えます」と、コロンビア大学ICAP所長でコロンビア・メイルマン公衆衛生大学院疫学および医学の教授ワファ・エル=サダは言います。米国は世界にCOVID-19ワクチンを届けるために、HIV薬の時と同様の努力をもっとすべきだと彼女は主張します。HIVモデルは現時点で模倣できる方法です。ウイルスに国境は無いのですから」

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    2021/2/4(Thu)
    記事番号: 
    1

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