デイリーニュース

  • ノルウェーが人道の危機を理由にイエメン戦争への武器輸出停止を決定 米英は供給を継続

    ノルウェー外務省は1月3日、イエメンにおける人道的危機への「大きな懸念」を理由にアラブ首長国連邦(UAE)への武器及び弾薬の供給を停止すると発表しました。UAEはサウジ先導の連合軍に参加しており、3年近くイエメンで空爆を行っています。一方、米国および英国はサウジアラビアに対し数十億ドル単位の武器をいまだ供給し続けています。米国はサウジアラビア軍への後方支援も行っています。イエメンではサウジアラビアによる空爆で1万人以上の市民が犠牲となり、300万人以上が難民になっています。イエメンでは国民の8割以上が食料、燃料、水および医療へのアクセスを失いました。タイムズ・オブ・ロンドン紙イエメン特派員として2010年から15年までサヌアを拠点に報道したイオナ・クレイグ記者に話を聞きます。クレイグは2016年、イエメンでの報道でオーウェル賞を受賞しました。

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    2018/1/4(Thu)
    記事番号: 
    2
  • トランプがツイッターで金正恩を挑発する中 北朝鮮と韓国首脳が直接協議に合意

    トランプ大統領は、自分の「核兵器のボタン」は北朝鮮の指導者、金正恩のものよりも「もっと大きくてもっとパワフル」だとツイートしました。その間に北朝鮮と韓国は電話での通信を再開し、直接協議も検討するとしています。シカゴ大学の歴史学教授で『北朝鮮とアメリカ 確執の半世紀』(North Korea: Another Country)の著者ブルース・カミングスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/1/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • エリカ・ガーナー:ニューヨーク市警の手による父親の窒息死後 正義のために「妥協のない独自の闘い」を展開

    「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)の活動家エリカ・ガーナーを追悼します。喘息誘発性の心臓発作の後、昏睡状態に陥り、12月30日に27歳で亡くなりました。エリカは、2014年に父親のエリック・ガーナーがスタテン島の警察官により地面に倒され、絞め技で首を絞めつけられて死亡した後、正義のための闘いの先頭に立ちました。エリックは最後の言葉「息ができない」を11回繰り返していました。エリカは2017年8月に第二子となる男の子を産み、亡き父の名をとってエリックと命名しました。医師の話では、妊娠により心臓が圧迫されたと言います。デモクラシー・ナウ!に出演した時のエリカの言葉を再放送し、彼女をよく知る2人に話を聞きます。「インターセプト」のショーン・キングと、オンライン・マガジン「ルート」(The Root) のクリステン・ウェスト・サバリです。サバリは、“Erica Garner: ’I’m in This Fight Forever.”(「エリカ・ガーナー:この闘いは永遠に」)と題する記事を書きました。

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    2018/1/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 6日目に入ったイランの反政府デモ トランプの支持発言は「信用できない」

    イランでの反政府デモは2週目に入り、複数の主要都市に広がりました。ドナルド・トランプ大統領は「変革のとき」とツイートし、米国の国連大使ニッキー・ヘイリーは動向を協議する緊急会議を呼びかけました。テヘランに拠点を置くレザ・サヤ記者は、「一連の反政府デモ参加者たちが、過去1週間に渡って注目を集めましたが、2009年の再来という徴候は見えませんでした。あの時のような大衆蜂起ではありません」と述べます。「全米イラン・アメリカン・カウンシル」(the National Iranian American Council)の創設者兼代表のトリータ・パーシにも話を聞きます。パーシは、イラン議会での新たな予算交渉で、貧困層への政府支出を削減し、燃料価格を5割引き上げる案が出たことが、抗議運動勃発の引き金となったと指摘します。

    dailynews date: 
    2018/1/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • グレン・グリーンウォルドが語るトランプのロシア疑惑捜査:嘘と偽りの歴史から諜報機関には懐疑的になれ

    米国の3つの大手報道機関は12月頭、ウィキリークスがトランプの選挙陣営に、公表以前の民主党全国委員会のEメールへの特別なアクセスを許した、という報道を大々的に流しました。これらのニュースは、米国の情報機関がウィキリークスを「ロシア情報機関の片腕」と見なしていることに基づき、メールのやりとりによってトランプ一家とロシアとの癒着が証明されたとの見方を示していました。しかし結局この情報は間違っていました。ロシアとの癒着問題は、ニューヨークタイムズ紙の記者マイケル・シュミットによるトランプ大統領との最近のインタビューの中でも最重要点でした。インタビュー中トランプは繰り返し、「癒着はなかった、癒着はなかった」と述べました。ピュリッツァー賞受賞記者でインターセプト誌の設立編集者の1人であるグレン・グリーンウォルドに、ロシア疑惑の捜査と大手メディアによる報道について聞きます。

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    2018/1/2(Tue)
    記事番号: 
    3
  • グレン・グリーンウォルド:パレスチナ人の投稿を削除することによってフェイスブックはイスラエルの片腕を担っているのか?

    フェイスブックは、イスラエルの占領に抗議するパレスチナの活動家たちを検閲したことで非難されています。一方、イスラエルのアイエレット・シャクド法相が12月、イスラエル政府が過去4カ月間にわたりフェイスブックに対し「扇動」と見なされる内容を削除するよう求める158のリクエストを提出し、フェスブックがその95%を承諾したと述べたと報じられています。ピュリッツァー賞受賞のグレン・グリーンウォルドに、インターセプト誌への彼の新報告記事について話を聞きます。記事のタイトルは「Facebook Says It Is Deleting Accounts at the Direction of the U.S. and Israeli Governments」(『フェイスブックは米国とイスラエル政府の指示によるアカウント削除をみとめた』です。

    dailynews date: 
    2018/1/2(Tue)
    記事番号: 
    2
  • グレン・グリーンウォルドが語るイランの抗議デモ:トランプは世界中の独裁者を支援する一方で「変化のとき」とツイート

    イラン政府は2009年以来最大の反政府抗議デモ鎮圧にとりかかり、少なくとも22人が死亡し、数百人が逮捕されました。ドナルド・トランプ大統領は1月1日、新年の最初のツイートの1つで今回の抗議デモに触れ、「変化のときだ!」と記しました。「このツイートをした大統領はほんの3カ月ほど前にイラン国民の米国入国禁止を発表しました」と、ピュリッツァー賞受賞の記者グレン・グリーンウォルドは言います。「彼は世界で最悪の、そして最も残酷な独裁者と手を結んできたのです。」

    dailynews date: 
    2018/1/2(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 警告の義務 精神科医とメンタルヘルス専門家がトランプ大統領の「危険な症状」を評価

    トランプ大統領の精神的な不安定さに関して強い懸念を抱くメンタルヘルスの専門家らの議論をリードする人物のインタビューを再放送します。バンディ・リー医師はイェール大学医学部で教鞭をとる司法精神医学の専門家で、イェール大学で行われた「警告の義務」(Duty to Warn)カンファレンスを主催しました。またベストセラーとなったThe Dangerous Case of Donald Trump: 27 Psychiatrists and Mental Health Experts Assess a President(『ドナルド・トランプの危険な症状:27人の精神科医とメンタルヘルス専門家が大統領を評価』)を編集しました。
    バンディ―・リー医師は、イェール大学や同大学医学部もしくは精神医学科の見解を代表している訳ではないと表明しています。

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    2018/1/1(Mon)
    記事番号: 
    3
  • トランプ弾劾運動の高まりを憲法学者ジョン・ボニファスが語る

    2018年はトランプ大統領に対する弾劾運動が拡大するとの予想も聞かれます。昨年秋には6人の民主党議員が、トランプ大統領の司法妨害などに基づく弾劾条項を議会に提出しました。下院では12月、民主党議員の3分の1近くにあたる58人がこの案に賛成票を投じましたが却下されました。トランプ大統領の弾劾手続きを正式に要求したコミュニティは、全米で少なくとも17に上っています。憲法学者で「民衆のための言論の自由」(Free Speech for People)の共同設立者兼理事長のジョン・ボニファスのインタビューを再放送します。

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    2018/1/1(Mon)
    記事番号: 
    2
  • トランプの性的嫌がらせを告発し 連邦議会の調査を求める女性たち

    本日のデモクラシー・ナウ!特別番組は、性的嫌がらせや性的暴行をめぐって複数の告発を受けているトランプ大統領に対し、辞任を求める運動がますます盛り上がっていることに目を向けます。この呼びかけは、世界中の女性たちが名乗り出て、男性有力者らから受けた多くの性的嫌がらせや性的暴行、レイプを告発する国際的な「#MeToo」運動の中で再び起こっています。こうした中、2017年12月にはトランプに性的嫌がらせを受けたと告発した16人の女性のうちの3人がニューヨークで記者会見を開き、議会に行動を取るよう求めました。女性たちはトランプに触られたり、撫でられたり、キスを強要されたと語りました。番組では、そのうちの2人に話を聞きます。サマンサ・ホルビーは、トランプ経営時代の「ミス・アメリカ」コンテストにノースカロライナ州代表として出場しました。またジェシカ・リーズは、1979年に民間航空機のファーストクラスの席でトランプに遭遇した際の経験を語ります。

    dailynews date: 
    2018/1/1(Mon)
    記事番号: 
    1

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