ノルウェー外務省は1月3日、イエメンにおける人道的危機への「大きな懸念」を理由にアラブ首長国連邦(UAE)への武器及び弾薬の供給を停止すると発表しました。UAEはサウジ先導の連合軍に参加しており、3年近くイエメンで空爆を行っています。一方、米国および英国はサウジアラビアに対し数十億ドル単位の武器をいまだ供給し続けています。米国はサウジアラビア軍への後方支援も行っています。イエメンではサウジアラビアによる空爆で1万人以上の市民が犠牲となり、300万人以上が難民になっています。イエメンでは国民の8割以上が食料、燃料、水および医療へのアクセスを失いました。タイムズ・オブ・ロンドン紙イエメン特派員として2010年から15年までサヌアを拠点に報道したイオナ・クレイグ記者に話を聞きます。クレイグは2016年、イエメンでの報道でオーウェル賞を受賞しました。