全米の大学キャンパスで、言論の自由が「パレスチナ問題に関しては適用されていない」と一部が主張しています。その問題の一例として、ニューヨーク市のフォーダム大学リンカーン・センター・キャンパスで「パレスチナのための正義を求める学生の会」(Students for Justice in Palestine)発足の権利を巡り学生が大学を提訴した件を見ていきます。学生の自治会は満場一致で同グループを承認しましたが、学生部長がこれは「賛否両論を引き起こし」「対立をあおる」可能性があるとし却下しました。1月3日、学生らは裁判所に学生自治会の承認を回復させるよう求めました。フォーダム大学卒業生で、現在はラトガース大学法学部の学生であるアハメド・アワドに話を聞きます。アワドは今回の申立人の一人です。「パレスチナ・リーガル」(Palestine Legal)のディマ・ハリディ理事長にも話を聞きます。