デイリーニュース

  • 「ドナルド・トランプには恐怖を覚える」:元共和党議員が2016年大統領選 気候変動否定派と最高裁を語る

    元共和党下院議員のミッキー・エドワーズは、現代の保守派政治創始者と呼ばれています。エドワーズは「ヘリテージ財団」(Heritage Foundation)の初代理事会の一員でした。エドワーズは下院共和党政策委員会委員長も務めました。しかし、大統領選や気候変動、グアンタナモ問題に至るまで、現在の米国の政局に対するエドワーズの分析に、視聴者は驚くかもしれません。

    dailynews date: 
    2016/3/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 元共和党下院議員ミッキー・エドワーズ:米政治システムは民主的ではない

    3月15日は「スーパー・チューズデー・パート3」と呼ばれ、フロリダ、イリノイ、ミズーリ、ノースキャロライナ、オハイオの各州と、北マリアナ諸島自治連邦区で民主、共和各党の、予備選挙および党員集会での投票がおこなわれます。共和党の予備選ではオハイオ州とフロリダ州に注目が集まっています。オハイオ州のジョン・ケーシック知事、そしてフロリダ州選出のマルコ・ルビオ上院議員は、それぞれの地元州で勝利をおさめられるのか、それともドナルド・トランプが共和党大統領候補指名をさらに確実にするのでしょうか? バーニー・サンダース上院議員は3月第2週の予備選のミシガン州につづき、またも予想外の勝利をおさめることができるでしょうか? 世論調査によれば、クリントン元国務長官とサンダース議員は、オハイオ、イリノイ、ミズーリ州で接戦となっています。しかし米国の選挙はどれほど民主的なのでしょう? 元オクラホマ州選出の下院議員で、The Parties Versus the People: How to Turn Republicans and Democrats into Americans(『政党対市民――共和党員と民主党員をアメリカ市民に変えるには』)著者、ミッキー・エドワーズに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/3/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • フロリダ州予備選 ジム・クロウ時代の法律でアフリカ系アメリカ人成人の4人に1人が投票できず

    重罪で有罪判決を受けた人の投票を禁じる重罪犯選挙権剥奪法(felony disenfranchisement laws)という州法のために、投票できない人の数は全米で600万人近くにのぼります。フロリダは選挙権を剥奪された有権者の数が全米最多の州です。同州の成人の1割以上が、重罪で有罪判決を受けたために投票できません。黒人成人の4人に1人近くが選挙権を剥奪されています。「フロリダ権利回復連合」(the Florida Rights Restoration Coalition)議長のデズモンド・ミードに話を聞きます。ミードは、「公正な民主主義を求めるフロリダ州民」(Floridians for a Fair Democracy)の議長も務め、現在も元重罪犯として投票の権利を剥奪されています。

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    2016/3/14(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 死人が出かねなかったトランプの集会 セントルイスの活動家11日の選挙集会での混乱を語る

    ミズーリ州セントルイスで11日に行われたトランプの集会で31人が逮捕され、トップニュースになりました。12日付のニューヨーク・デイリー・ニュース紙は、血まみれになったアフリカ系アメリカ人抗議者の写真を一面に掲載し、「ドナルドの手で流血沙汰」という見出しをつけました。セントルイス在住のフリーランス・ライターでコミュニティ活動家のウマー・リーに話を聞きます。ネイション誌に"Why the Trump Rally in St. Louis was So Different."(「セントルイスのトランプ集会がこんなにも他と違う理由」)という記事を書いたばかりです。

    dailynews date: 
    2016/3/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • サンダース候補 辞任要求が高まっているシカゴ市長ラーム・エマニュエルに「支持してくれなくてありがとう」

    15日のイリノイ州での民主党予備選に先立ち、バーニー・サンダース上院議員は、同州最大都市シカゴの市長が大統領選で自分を支持しないことに感謝を述べました。サンダースは、民主党のシカゴ市長ラーム・エマニュエルが、ウォール街の銀行家たちとなれあいの関係を保ちながら、市の公立校を閉鎖し教師を解雇していることをあげ、同市長からの支援は望まないと述べました。サンダースはエマニュエル市長の辞任を求めるとまでは言いませんでしたが、市長辞任を要求しているシカゴ住民への共感を表明しました。サンダースがこの発言をしたイリノイ州サミットのアルゴ・コミュニティ高校で紹介役を務めたのは、ヘスス・”チューイ”・ガルシアでした。ガルシアは、2015年の市長選で、対立候補として現職のエマニュエルに果敢な挑戦を行いましたが、落選しました。現在はサンダースの全米代理人の一人として選挙戦に関わっています。番組のもう一人のゲスト、ベロニカ・モリス=ムーアは「若者による恐れをしらぬ指導」(Fearless Leading by the Youth)の青少年オルガナイザーで、イリノイ州クック郡のアニタ・アルバレス州検事の再選に反対する「さよなら、アニタ」(#ByeAnita)運動の組織化を支援しました。エマニュエルとアルバレスはいずれも、ラクアン・マクドナルド殺害事件を隠蔽した疑いで辞任要求に直面しています。

    dailynews date: 
    2016/3/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ヘイトに「ノー」:トランプの選挙集会を中止に追い込んだシカゴの活動家たち

    共和党の最有力大統領候補ドナルド・トランプは支持者がふるう暴力を黙認しているという批判の声が高まっています。テレビ番組『ミート・ザ・プレス』(Meet the Press)に出演したトランプは司会者のチャック・トッドに、アフリカ系アメリカ人の抗議者の顔面を殴打したトランプ支持者の弁護士費用を支払うよう、スタッフに指示したと述べました。11日、トランプはイリノイ大学シカゴ校で 選挙集会を予定していましたが、場外で数千人が反トランプ抗議活動を行ったため、集会の開催を中止しました。会場内外で数度にわたるもみあいが起き、少なくとも5人が逮捕されました。トランプ支持者の一人がナチ式敬礼をしている写真が撮られています。この抗議活動の直後、トランプは、騒ぎの原因はバーニー・サンダース上院議員の支持者たちだと非難しました。13日、トランプはツイッターに「バーニー、ご用心!私の支持者があなたの支持者に向かうぞ!」というメッセージを載せました。抗議活動の組織にかかわったイリノイ大学シカゴ校の学生と教授に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/3/14(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ベルタ・カセレスは暗殺前 ホンジュラスのクーデターを支援したとヒラリー・クリントンを名指しで非難

    ヒラリー・クリントン元国務長官は、2009年ホンジュラスで起きたクーデターへの対処について新たな疑惑にさらされています。民主的に選ばれたマヌエル・セラヤ大統領がこのクーデターで追放された後、ホンジュラスは世界で最も危険な地域の一つとなりました。先週、先住民の環境活動家ベルタ・カセレスが自宅で暗殺されました。カセレスは2年前のインタビューで、クーデターを支援したとしてクリントン元長官を名指しで非難していました。「私たちはクーデターの中から立ち上がりました。クーデターを克服できていません。元に戻すことはできません。違法な状態がずっと続きました。やがて、選挙が行われることになりました。ヒラリー・クリントンは、自著『ハードチョイス(困難な選択)』の中で、ホンジュラスに何が起こるかを事実上予告していました。北米の人たちが私たちの国にちょっかいを出していることを示す証拠です。セラヤ大統領の復権は二の次だったのです。ホンジュラスでは選挙が行われる予定でしたが、メル・セラヤが大統領に復帰することは許さないということを、彼女(クリントン)は承知していました」とカセレスは話します。ほとんど知られていないカセレスの映像を紹介するとともに、歴史学者グレッグ・グランディンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/3/11(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 「イスラエル贔屓」を自称する トランプ候補に ルビオ候補とクルーズ候補は中立的すぎと批判

    マイアミで開催された共和党の候補者討論会で、マルコ・ルビオ、テッド・クルーズ、ジョン・ケーシックの3候補は、イスラエル=パレスチナ間の交渉には一切反対する立場を明らかにしました。イスラエルに倣って占領下の西岸地区を「ユダヤ・サマリア地区」[イスラエルの一部だという意味]と呼ぶルビオ候補は、「イスラエルとパレスチナの和平も30年ぐらいのうちには成立するかもしれない」と発言しました。和平交渉を支持したのはトランプ候補だけでした。

    dailynews date: 
    2016/3/11(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ハゲタカ: ルビオ候補を支援する億万長者ポール・シンガーはアルゼンチン債務危機で数十億ドルの利益

    アルゼンチンは国の債務から利益を搾り取ろうと14年間もつきまとった米国のヘッジファンドと、支払いの合意に達しました。これらのヘッジファンドはアルゼンチンの債券を同国の財政危機に乗じて捨て値で買い取り、その後、全額の返済を求めていました。前アルゼンチン大統領クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネルは、ヘッジファンドを「ハゲタカファンド」と呼び、支払いを拒否していました。しかし、右派の新大統領マウリチオ・マクリが就任すると、アルゼンチンは、米国の億万長者ポール・シンガーが経営するエリオット・マネジメントをはじめ4つのヘッジファンドに合計46億5千万ドルを支払うことに合意しました。この合意条件では、アルゼンチンに要求していた総額の約75%、実際支払った債務費用の数倍の金額をヘッジファンドが手にすると見られています。ジャーナリストのグレッグ・パラストに話を聞きます。彼の最新記事は"Rubio’s Billionaire Wins Ransom from Argentina"(ルビオ支援の億万長者がアルゼンチンを恫喝し金を勝ち取る)です。

    dailynews date: 
    2016/3/11(Fri)
    記事番号: 
    6
  • キューバをめぐり共和党候補者が激突 クリントン候補はサンダース候補を 「古くさい共産党シンパ」 と批判

    2016年の米国大統領選で、ラテンアメリカ政策がどのように取り上げられているかを見ていきます。10日に開催された討論会では、マルコ・ルビオ候補とテッド・クルーズ候補がキューバとの国交正常化へ踏み切ったオバマ大統領を酷評しました。オバマ大統領の取り組みを評価していたトランプ候補は一歩引いて、もっとよい条件が獲得できたはずだと述べました。一方、9日夜には、元国務長官のヒラリー・クリントン候補が、バーニー・サンダース候補が1980年代に行ったキューバとニカラグアに関する発言を批判しました。

    dailynews date: 
    2016/3/11(Fri)
    記事番号: 
    4

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