デイリーニュース

  • タリク・ラマダン メディナの爆弾攻撃を語る:サウジ政権は地域における暴力の犠牲者ではなく加害者だ

    サウジアラビアの国王は、 4 日、メディナにある預言者ムハンマドのモスク周辺で起きた自爆攻撃の実行犯たちに対し[呵責なき措置」を取ると宣言しました。同日、武装グループは、サウジアラビア各地の3 ヶ所で自爆攻撃を行いました。聖地メディナでは預言者ムハンマドが埋葬されているとされるモスク周辺で起きた攻撃で、治安部隊の隊員 4 人が死亡しました。このモスクは、世界のムスリムにとってもっとも神聖な場所のひとつです。4 日の攻撃に関して犯行声明は出されていませんが、「イスラム国」を名乗る勢力がシーア派ムスリムとサウジアラビアの治安部隊を標的に同様な爆弾攻撃を実行したことがあります。このスンニ派ムスリムの武装グループはサウジ王政の打倒を呼びかけています。オックスフォード大学現代イスラム学教授のタリク・ラマダンにこれらの襲撃がもつ意味に関して話を聞きます。   

    dailynews date: 
    2016/7/6(Wed)
    記事番号: 
    4
  • タリク・ラマダン:イラク戦争は米国に経済的利益をもたらし中東全域を不安定に陥れた

    先週、イラク、トルコ、バングラデシュ、サウジアラビアで起きた武装グループによる襲撃で、 300 人以上が命を落としました。暴力事件は、世界中のムスリムが神聖な月「ラマダン」の終わりを告げる祝いの準備をしている中で、続発しました。イラクでは週末、人混みでわくバグダッドのショッピングセンターでの自動車爆弾による自爆で 250 人以上が殺害され、2003 年の米国による侵攻以降最大の死者を出す襲撃となりました。これを受けイラクの内務大臣が辞任し、イラク内政の不安定化がさらに高まっています。続発する襲撃と政治的混乱について、オックスフォード大学現代イスラム学教授のタリク・ラマダンを迎えて話を聞きます。ラマダンは、米国主導のイラク侵攻を始めとするイラクにおける西側諸国の政策が地域の不安定化をもたらしたとし、「その政策は米国とヨーロッパ諸国が武器を売り、なおかつ地域を牛耳るのに役だっている」と言います。

    dailynews date: 
    2016/7/6(Wed)
    記事番号: 
    3
  • タリク・アリ 英イラク参戦報告書を語る:英国を非合法な戦争に導いたトニー・ブレアは戦犯だ

    イラクが服裳 3 日目に入る中、英国では待望のイラク参戦調査報告書が発表されました。調査委員会の委員長チルコットの名をとって「チルコット・レポート」とも呼ばれる報告書は、聖書の 3 倍にあたる 260 万語で構成されています。報告書は、当時の英首相トニー・ブレアと米大統領ジョージ・W・ブッシュの間で取り交わされた私信を引用し、明確な情報を欠いていたにもかかわらずブレアが英国を参戦に追い込んでいったようすを詳述しています。例えば、ブレアは侵攻の 8 ヶ月前にブッシュに、「私はあなたの味方だ、何が起ころうとも」と書いていました。その後 2003 年 6 月、侵攻開始後 3 ヶ月足らずで、ブッシュに宛てた私信でブレアはイラクでの課題は「ほんとにすごい。我々が遂行できる状態にあるのか、まったく確信がもてない」と書きました。さらにブレアは、「もしうまくいかなかったら、地域のすべてが崩壊する」とも言及していました。英国在住のパキスタン人著述家でコメンテーターのタリク・アリを迎え、話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/6(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イラク亡命者:英イラク参戦調査報告書 イラク戦争は嘘に基づいていたと確認

    イラクでは 2 日、バグダッドで車に仕掛けられた爆弾による死者数が 250 人に達し、2003 年の米国の侵攻以降、犠牲者が最大の自動車爆弾事件となりました。イラクが喪に服しているこの時期に、英国ではイラク参戦に関する待望の調査報告書が発表されました。報告書は当時の英国首相トニー・ブレアが、サダム・フセインによる脅威を故意に誇張しイラク参戦を導いたと非難しています。米国主導によるイラク制裁、侵攻および占拠への反対運動を行った、イラクからの亡命者サミ・ラマダニに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 「世界にとって衝撃的な脅威」:伝記作家ウェイン・バレットが語るドナルド・トランプ

    ウェイン・バレットはドナルド・トランプについて1970年代後半から報道し始めました。彼は、肺癌のために大部分の時間を自宅で過ごしながらも、現在も報道を続けています。「彼には全くトランプ・オーガナイゼーションを経営する能力などありません。彼はトランプ・オーガナイゼーションを経営するのにふさわしくありません。したがって、彼はもちろん米国を経営するのにふさわしくありません」とバレットは言います。「彼は米国にとっての危険を象徴するだけでなく、我々が世界に及ぼす影響力の大きさを考えれば、世界にとって本当に衝撃的な脅威なのです。私は今は多くの時間、病床にいますが、彼は私をここから奮い立たせます」。

    dailynews date: 
    2016/7/5(Tue)
    記事番号: 
    6
  • トランプの非公式伝記作家ウェイン・バレット:「彼の妻たちの扱い方は、たたただ嘆かわしい」

    2016年の大統領選キャンペーンの間中、ドナルド・トランプは、フォックス・ニュースの記者メーガン・ケリーが厄介な質問をしたのは彼女が生理中だったからとほのめかしたり、女性は中絶することで「罰っせられる」べきだと言ったりして、性差別の嫌疑を繰り返し受けています。長年に渡ってドナルド・トランプを追い続けているウェイン・バレットに、トランプと彼の3人の妻との関係について話を聞きます。「イヴァナとの彼の離婚は本当に信じられないくらい醜悪でした」とバレットは言います。

    dailynews date: 
    2016/7/5(Tue)
    記事番号: 
    5
  • トランプのタージマハル・カジノの労働者たちがストライキを行う中、トランプによる労働者虐待の長い歴史を検証

    トランプのタージマハル・アトランティックシティ・カジノの約1000人の客室係、料理人、ベルマン、接客係が7月1日の金曜日から週末にかけてストライキを行い、2014年の破産手続きの間にカットされた医療や年金、その他の福祉手当の復活を要求しました。これは、ドナルド・トランプが彼のホテル、カジノ、リゾートで直面した数十年の労働争議の最新のものでしかありません。ドナルド・トランプを数十年調査してきたウェイン・バレットは、「トランプの成功への道には死体が散乱している」と言います。

    dailynews date: 
    2016/7/5(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ウェイン・バレットが語る ドナルド・トランプが守らなかった約束、納税申告、副大統領候補の可能性があるクリス・クリスティー

    ウェイン・バレットはドナルド・トランプについて報じる屈指の記者と考えられています。彼はトランプを数十年間、追い続けてきました。彼の1991年のトランプの伝記は、Trump: The Greatest Show on Earth: The Deals: the Downfall, the Reinvention(『トランプ:地上最大のショー:取引、転落、再出発』)という題名で電子書籍として再出版されたばかりです。デモクラシー・ナウは6月最終週、ウェイン・バレットの自宅で彼に話を聞きました。彼は肺癌の闘いのため、大部分の時間を自宅で過ごしています。トランプがより大きなカジノを建てるため、アトランティック・シティに手頃な価格の住宅を建設するという約束をし、それが守られなかったことについて、バレットに聞きました。「トランプは、マリーナにあるトランプ・キャッスル・カジノへの道路やアクセスについてアトランティック・シティからあらゆる種類の協定を取り付けるところでした。彼は低所得者向け住宅を建てることに同意したんです。トランプはその計画実行のための人材を抱えていました。その人物は、ニューヨーク市で同じことをすでにしたことがあった。彼らは、あらゆる種類の約束を交わし、それはアトランティックシティ市との契約として文書化されました。そしてトランプは、そのどれも守らなかったのです」。

    dailynews date: 
    2016/7/5(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 無料アパートを賄賂代わりに提供など、捜査報道記者を脅したドナルド・トランプ

    捜査報道記者のウェイン・バレットは1970年代以来、ドナルド・トランプの恥ずべき行為を暴露し続けています。バレットに、この億万長者の大物がしてきた尋常でない申し出についての思い出話をしてもらいましょう。「彼は私にこう言いました。ウェイン、君はブラウンズビルに住まなくたっていいんだよ。私はアパートをたくさん持っているんだから」と、バレットは記憶を辿ります。「そして、別のときには、トランプは、彼が他のジャーナリストを訴えて破産させることによって破滅させた過程について私に話し始めたんです。」

    dailynews date: 
    2016/7/5(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トランプの「偉大な師匠」は、ジョセフ・マッカシーの赤狩りの顧問かつNY市のマフィア一家の弁護士だった

    7月18日から開催されるクリーブランドでの共和党全国大会まであと2週間もありませんが、同党の大統領候補指名が確実視されている候補者ドナルド・トランプについては、現金とダビデの星を背景にしたヒラリー・クリントンイメージという反ユダヤ的なツイートをしたり、メキシコが米国を攻撃することをジョークにするなど、新たな論争の種が尽きません。ドナルド・トランプの伝記作家で、Trump: The Greatest Show on Earth: The Deals: the Downfall, the Reinvention(『トランプ:地上最大のショー:取引、転落、再出発』)の著者であるウェイン・バレットに時間いっぱい話を聞きます。バレットは1970年代からトランプについて報道してきました。まずはトランプと故ロイ・コーンとの親密な関係について話を聞きます。コーンは、かつて、赤狩りのジョセフ・マッカーシー上院議員の主任顧問を務めていました。

    dailynews date: 
    2016/7/5(Tue)
    記事番号: 
    1

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