デイリーニュース

  • 「彼らは私たちを殺すためにいる、私たちが黒人だから」警察に射殺されたフィランド・カスティールの恋人が語る

    ミネソタ州では7日、何千人もの人がフィランド・カスティールのための徹夜祭に参加しました。カスティールが勤務していたモンテッソーリ学校の外に多くの人々が集まりました。セント・ポールにある州知事邸の外にも2日連続で人々が集まり、カスティールの恋人ダイヤモンド・レイノルズ(気前のよいレイノルズ)が演説をしました。カスティールが射殺された直後、レイノルズはまだ車内にいて、警官が彼女と幼い娘に銃口を向ける様子をビデオに撮り、フェイスブックでライブ配信しました。彼の遺体が隣に横たわる中、彼女は状況を語りました。レイノルズは州知事邸の外でのスピーチで、射殺事件の直後の様子をライブストリームで流した理由をこう話します。「この警官たちは私たちを守ったり、私たちの役にたとうとしてここにいるのではないと、世界に知らせるためです。彼らは私たちを暗殺するためにいるのです。彼らは私たちを殺すためにいます。私たちは黒人だからです」。

    dailynews date: 
    2016/7/8(Fri)
    記事番号: 
    4
  • NAACPバートン・ルージュ支部代表 アルトン・スターリングを殺害した警官の逮捕を要求

    ルイジアナ州バトン・ルージュで5日午前に警官によってアルトン・スターリングが射殺されて4日が経ちますが、現地では今も抗議行動や通夜が続いています。スターリングは、37歳のアフリカ系アメリカ人で、5児の父親でした。関与した警官2名は、とも白人でした。現場に居合わせた人の動画では、2人の白人警官がスターリングを地面に押さえつけ、そのうちの1人がスターリングに向かって少なくとも2回発砲しています。この2名の警官ブレーン・サラモーニとホウイー・レイクの逮捕を要求している全米黒人地位向上協会(NAACP)バートン・ルージュ支部代表のマイケル・マクラナハンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/8(Fri)
    記事番号: 
    3
  • マーク・ラモント・ヒル:ダラス警官襲撃事件があっても国家の暴力に抗議する運動は止まない

    現在までのところ5人の警官が死亡し、6人が負傷したダラスの襲撃事件は、少なくとも一人のスナイパーによって行されました。発砲が始まったのは現地時間午後8時45分頃で、警官による暴行を終わらせるよう要求する平和的なデモの終盤でした。アルトン・スターリングがルイジアナ州バトン・ルージュで、フィランド・カスティールがミネソタ州ファルコン・ハイツで警官に射殺されたのを受け、このところ警官の暴行や国家の暴力行使への抗議が全国に広がっています。警官による暴行に対する動きについてマーク・ラモント・ヒルに話を聞きます。「ダラスの事件があったからといって、国家暴力への信念に基づいた批判をやめるわけにはいきません。殉職した警官の数よりもずっと多くの人命が警官の手で失われているのです」

    dailynews date: 
    2016/7/8(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ダラスで警官5人射殺 オバマ大統領は「悪質で計算された卑劣な攻撃」と非難

    テキサス州ダラスで警官5人が射殺され、6人が負傷しました。警官たちはデモの警戒にあたっていたところでした。このデモは、最近ルイジアナ州バトン・ルージュでアルトン・スターリングが警官に射たれたり、ミネソタ州のファルコン・ハイツでフィランド・カスティルが警官に射たれたことに抗議するものでした。当局は、犯人をミカ・ザビエル・ジョンソンと特定。彼はこう着状態が続いた末、警官ロボットによって射殺されたと警察は発表しました。警察署長デヴィッド・ブラウンは記者会見で、警察官たちは彼を殺害する前に交渉したと語りました。犯人は「白人を殺したかった、特に白人警官を」と警官に告げていたそうです。オバマ大統領のコメントを聞いた後、元ニューヨーク市警察刑事グラハム・ウェザースプーンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/7/8(Fri)
    記事番号: 
    1
  • マーク・ラモーン・ヒル&マイカル・デンゼル・スミス:黒い肌の人間への国や州の暴力を止めろ

    ワシントン・ポスト紙によれば、2016年初めから全米で505人が警官により殺害されました。アフリカ系の黒人、中でも若い黒人男性に対する警察による暴力数は群を抜いています。ルイジアナ州バトンルージュおよび、ミネソタ州ファルコン・ハイツでの警察による射殺事件について、2人のゲストに話を聞きます。マーク・ラモン・ヒルはジャーナリストでモアハウス大学アフリカ系米黒人学の著名な教授でNobody: Casualties of America’s War on the Vulnerable, from Ferguson to Flint and Beyond(『ノーバディ――ファーガソンからフリントを越えて広がる、米国の弱者に対する戦争の犠牲者たち』)の著者です。マイカル・デンゼル・スミスはネイション誌への寄稿者です。スミスの新著はInvisible Man, Got the Whole World Watching: A Young Black Man’s Education(『インビジブル・マン、世界の注目を浴びる――ある若き黒人男性が学んだこと』)です。

    dailynews date: 
    2016/7/7(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 警察バッジを持った殺人者 殺しのライセンスを手にする者:バトンルージュの黒人男性射殺事件で全米にショックが走る

    ルイジアナ州バトンルージュでは、7月5日早朝、5人の子の父親アルトン・スターリングが警官に射殺された事件を撮影した2本目のビデオが公開されました。スターリングは37歳のアフリカ系米国人でした。事件に関与した警官2人はどちらも白人です。このビデオには、スターリングが白人警官2人に組み伏せられている様子が映されています。バトンルージュを基盤とする若者のメンター・プログラム「殺人をやめろ」(Stop the Killing)創設者アーサー・"シルキー・スリム"・リードに話を聞きます。警官によるアルトン・スターリング射殺を収めた1本目のビデオは、リードの組織が提供しました。

    dailynews date: 
    2016/7/7(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「警官(ブルー)の命も大事」法案成立から2か月 5人の子を持つ黒人男性が警官に射殺される

    ルイジアナ州バトンルージュでは、7月5日早朝に警官に射殺された5人の子の父親アルトン・スターリング追悼に数百人が集まりました。スターリングは37歳のアフリカ系米国人でした。事件に関与した警官2人はどちらも白人です。目撃者が撮影したビデオには、射殺されたときスターリングが警官に組み伏せられていた様子が映っています。米司法省は今回の射殺事件を調査すると発表しました。スターリングが殺されたことで、バトンルージュでは2日間に渡りデモが行われたほか、6日夜にはミズーリ州ファーガソン、そして、州間高速道路676を封鎖するデモの参加者が逮捕されたフィラデルフィアでも抗議活動が行われました。ルイジアナ州下院議員テッド・ジェームズと、アーティストで活動家でもあるドニー・ローズに話を聞きます。連邦司法省による調査についてテッド・ジェームズ議員は「今回、連邦政府は記録的スピードで反応しました。悲しいのは、このような事件があまりにも頻繁に起こるので、連邦政府も州当局側も警官が黒人男性を射殺した時、どう対応するべきかを学んでしまったということです」と語ります。

    dailynews date: 
    2016/7/7(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「あなたは彼を4度撃った」:警察による黒人男性射殺をガールフレンドがライブ中継

    ミネソタ州セント・ポールでは、テールライトが壊れているとして停車を命じられた黒人男性フィランド・カスティルが警官に射殺された事件で、数百人が州知事官邸前での抗議に集まりました。7月6日、カスティルは、ガールフレンドのラビィッシュ・レノルズと彼女の幼い娘を乗せた車の停車を警官に命じられました。その後、警官がカスティルに対し発砲し、致命的となったこの事件直後の模様を、レノルズはフェイスブックでライブ中継しました。衝撃のビデオの中で彼女は、車中で瀕死の状態でいるカスティルとその隣にいる彼女と娘に対し、警官が銃を突きつけたままでいる様子を実況しました。全米黒人地位向上協会(NAACP)ミネソタ支部長のネキーマ・レヴィ=パウンズは、「この手の事件で、黒人の被害者や目撃者が犯罪者扱いされるのは珍しいことではありません」と言います。

    dailynews date: 
    2016/7/7(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 20 人が殺害されたダッカの人質立てこもり事件で脅かされるバングラデシュの政教分離の伝統

    バングラデシュでは 1 日に起き20 人が殺害された襲撃事件への服喪が続いています。首都ダッカの外交地区にあるトレンディなレストランを、爆発物や銃および刀剣を携えた武装グループが占拠し11 時間にわたる立てこもりの間に、外国人客 20 人を殺害しました。さらに、治安当局がレストランに突入し 6 人の容疑者のうち 5 人を殺害した際、警官 2 人が死亡しれました。治安当局によると、実行犯はバングラデッシュのエリート家庭出身の若者達で、その多くが国内の名門大学に通っていました。バングラデシュ最高裁判所の法廷弁護士サラ・ホセインを迎え、バングラデシュの政教分離の伝統が受けてきた脅威の歴史について聞きます。「我々は他の勢力と闘かってきました。軍隊、そしてもちろんいまも政教分離の装いのもとに現存する権威主義と闘かってきました。さらに、バングラデシュの政治プロセスを牛耳る原理主義者達と闘ってきました。こうした独自の特性を抱えていることが、我々が攻撃にさらされる理由だと思います」と、ホセインは言います。

    dailynews date: 
    2016/7/6(Wed)
    記事番号: 
    6
  • 米国の政策は変わらず:ブッシュ政権下 米国への入国を拒否されたタリク・ラマダン オバマとクリントンを批判

    2004 年、タリク・ラマダンはインディアナ州ノートルダム大学での教職を得、かつ、『タイム誌』の世界最高の思想家100人に選出されました。ところが、米国での教授を開始する 9 日前に、ブッシュ政権は米国愛国者法(PATRIOT Act)の、「テロを支持もしくは信奉する」非市民の入国を拒否する権限を米政府に与える規定を発動し、彼の査証を取り消しました。ラマダンはジョージ・W・ブッシュ時代を振り返り、オバマ大統領とヒラリー・クリントン元国務長官がブッシュの中東政策の多くをどのように引き継いできたかを検証します。

    dailynews date: 
    2016/7/6(Wed)
    記事番号: 
    5

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