デイリーニュース

  • 米国自由人権協会の弁護士:トランス女性の殺害の増大と反トランス法の関係は切り離せない

    2016年のこれまでに、20人にのぼるトランスジェンダーの女性が殺害されています。その中には、黒人のトランスジェンダー女性で、8月にオハイオ州コロンバスで彼女の母親の元ボーイフレンドに射殺された28歳のラエリン・トーマスも含まれています。家族は、彼女に発砲したジェームズ・アレン・バードは、ラエリンに対してトランスジェンダーを毛嫌いする発言をおこない、彼女のことをしばしば「悪魔」と呼んでいました。一方、シカゴのウエストサイドで9月10日の週末に、また別のトランスジェンダーの女性が殺害されたかもしれないという報道が入っています。シカゴ警察は遺体は9月11日に発見されたと確認しましたが、詳細は発表されていません。米国自由人権協会(ACLU)の常任弁護士であるチェース・ストランジオに、トランスジェンダー女性に対する暴力の増大について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/13(Tue)
    記事番号: 
    6
  • ノースカロライナ州が反LGBT法で経済的打撃 全米大学競技協会が決勝大会を同州から移転

    ノー スカロライナ州がHB2または「トイレ法」(bathroom bill)として知られる反LGBT法を可決したことを受け、全米大学競技協会(NCAA)は、7つの選手権イベントを同州から他所へ移すことを公表して います。こ の法律は、LGBTの人々を差別から守る条令を無効にし、トランスジェンダーの人々が彼らが自認 する性別に見合うトイレを使うことを禁じるものです。米国自由人権協会(ACLU)の常任弁護士であるチェース・ストランジオは、スポーツ団体や企業が、 ト ランスコミュニティやその支援団体が動員する取り組みに呼応していることを見るのは励みになると言います。

    dailynews date: 
    2016/9/13(Tue)
    記事番号: 
    5
  • バーバラ・リー下院議員 「9.11武力行使権限決議を撤回し 終わりのない戦争を可能にしている白紙委任状を取り下げよ」

    2001年9月11日に米国で起きた同時多発テロ事件から、今週で15年が経ちます。この攻撃から3日のうちに米国議会は、9.11攻撃の責任者とその協力者に対する武力行使の権限を大統領に与える決議(AUMF)をほぼ全会一致で可決しました。ただ一人だけ反対票を投じたのは、カリフォルニア州選出の民主党バーバラ・リー下院議員でした。その日の彼女の演説の一部を放送した後、リー議員本人に、AUMF決議がそれ以降どのように使われてきたかを聞きます。「15年前の決議に反対票を投じたのは、この決議が非常に広範なものであり、恒久戦争への道を開くことになるとわかっていたからです。そして実際にそうなりました」と、リー議員は言います。シリア、イラク、イエメン、ソマリアなど「世界各地で37回以上も、これが使われてきました」。いま議会ではこの決議の撤回にむけて超党派の支援が集まっていると、彼女は言います。

    ☆このセグメントは学生字幕翻訳コンテスト2017の課題動画です。

    dailynews date: 
    2016/9/13(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 下院議員バーバラ―・リーが語るクリントンの健康:透明性は重要だが、我々は前に進まなければならない

    民主党の大統領候補ヒラリー・クリントンは、彼女の肺炎と脱水症の発症について、追加の医療記録を公表すると述べています。連邦議会議員のバーバラ・リーはクリントンが健康に関する詳細を公表し続けるべきだと強く促す一方で、大統領候補の交代があるのではとの下馬評は重要ではないと考えています。「我々は前に進まなければならないと思います。ドナルド・トランプも彼の医療記録を提出するとよいのですが」と、リーは言います。「私が望むのは、米国民が今日我々の前にある問題は、、世界平和と安全、すべての人のための経済、全米で語られている偏見と憎悪をどうするかに深く関わることを理解し、そして米国特有の価値のために団結し発言するようになることです」。

    dailynews date: 
    2016/9/13(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「すべてが即座に打ち切られた」 ロングアイランド大学の教職員と学生たちが締め出しとコース取り消しに抗議

    9月12日からロングアイランド大学(LIU)ブルックリン校では新学期2週目の授業が行われるはずでした。しかし、大学の経営陣は、8月31日に契約が切れた後、ブルックリン校の教職員組合の全400人を締め出しました。新たな契約案によれば、非常勤教授の給与が削減され、常勤教師の給与はサテライトキャンパスの教職員より低く設定されています。この締め出しに際し、LIUは教授たちのEメールのアカウントと医療保険をストップ、大学は教授たちに対して新たに代わりの教員を雇うと話しています。LIUの学長キンバリー・クラインは学生たちに、締め出しは学年度の始まりには影響しないと保証していました。しかし、新学期が始まって以来、授業は代行教員たちによって教えられ、その多くは経験がない科目を教えることを任されています。締め出された教授で、LIUブルックリン校の英語学部長であるスリビジャ・スワミナサンに話を聞きます。LIUの社会福祉専攻の大学院生で、学内団体「社会正義のための活動家たち」(Activists for Social Justice)の代表であるキヨンダ・へスターからも話を聞きます。彼女は9月12日、授業をボイコットした数百人の生徒たちに加わりました。

    dailynews date: 
    2016/9/13(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ラコタ族活動家デブラ・ホワイト・プリューム 「なぜ私はスタンディングロックの『水保護者』になったか」

    デモクラシー・ナウ!は9月初め、スタンディングロックでの対立の状況を現場で取材し、水と土地の権利を求めるラコタ族のベテランアクティビスト、デブラ・ホワイト・プリュームに話を聞きました。プリュームは、サウスダコタ州のパイン・リッジ・インディアン居留地で生まれ育ち、現在はウンデット・ニー・クリークの川岸に住んでいます。プリュームが、ダコタ・アクセス・パイプラインが自分にとって何を意味するかを語ります。

    dailynews date: 
    2016/9/12(Mon)
    記事番号: 
    4
  • アメリカ先住民活動家ウィノナ・ラデューク 「化石燃料に別れを告げるべき時が来た」

    デモクラシー・ナウ!は9月初め、スタンディングロックでの対立の状況を現場で取材し、アメリカ先住民のベテラン活動家で団体「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)代表のウィノナ・ラデュークに話を聞きました。ラデュークは現在、ミネソタ州北部のホワイト・アース居留地で生活し、活動を続けています。ラデュークは長年にわたって、ダコタ・アクセス・パイプラインと類似する「サンドパイパー・パイプライン」への抵抗運動を繰り広げ、成功を収めて来ました。ラデュークが住居のティピーを設けたレッド・ウォリアー・キャンプのすぐ外で彼女を取材しました。レッド・ウォリアーは、米国とカナダに広がる数百の部族を代表して、数千人のアメリカ先住民が野営し、パイプラインの建設に抵抗しているキャンプの一つです。

    dailynews date: 
    2016/9/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 劇的な展開 ホワイト・ハウス、ミズーリ川下のダコタ・アクセス・パイプラインの建設を差し止め

    ダコタ・アクセス・パイプライン問題は先週金曜日(9日)、スタンディングロック・スー族が連邦政府を相手に起こした建設差し止め訴訟で連邦判事が却下の判決を出して1時間もしないうちに、ホワイト・ハウスが介入して建設を差し止めるという劇的な展開を迎えました。スタンディングロックにいるスタンディングロック・スー族の代表、デーブ・アーシャンボルトに話を聞きます。スー族による訴訟を連邦裁判所に起こした弁護士のジャン・ハッセルマンも加わります。

    dailynews date: 
    2016/9/12(Mon)
    記事番号: 
    2
  • スタンディングロックの「水保護者」、ダコタ・アクセス・パイプライン闘争へのオバマ政権の介入にコメント

    ダコタ・アクセス・パイプライン問題が劇的な展開を見せました。連邦判事は9日、スタンディングロック・スー族が連邦政府に対して求めたパイプライン建設の差止請求を却下しましたが、1時間もしないうちにホワイト・ハウスが介入し、建設が差し止められたのです。スタンディングロック出身のフロリス・ホワイト・ブルはこれについて、「完全な勝利ではありませんが、この数カ月にわたって負わされてきた重みが取れていくように感じています。やっと息ができるようになったと感じています」と語ります。スタンディングロック・スー族居留地近くのキャノンボール河畔に集まった数千人のアメリカ先住民の何人かに、政府の介入についての感想を尋ねました。

    dailynews date: 
    2016/9/12(Mon)
    記事番号: 
    1
  • アッティカ刑務所暴動から45年 死者多数の篭城事件で州当局が何をしたか新著が暴く

    アッティカ刑務所の囚人蜂起から45年目の今日、少なくとも全米24州の受刑者たちが全国規模で組織されたストライキに参加する見込みです。アッティカ刑務所はニューヨーク州の悪名高い矯正施設です。1971年にこの施設を占拠した囚人たちとほぼ同様に、今日のストで受刑者たちが抗議しているのも、長期間の隔離措置、不十分な医療体制、過密状態、暴行、強制労働などです。 アッティカ刑務所の蜂起についての衝撃的な新著の著者に話を聞きます。非武装の囚人たちが39人の看守を人質に取り4日間にわたる篭城が続きましたが、最後は武装した州警察が刑務所を襲撃し、2000発もの銃弾を無差別に発射して終結を迎えました。この襲撃で、囚人29人と看守10人、計39人が死亡しました。もう一人のゲストは、アッティカ刑務所内で囚人との交渉に当たったオブザーバー会議の一員をつとめたデイビッド・ロザンバーグです。彼はザ・フォーチュン・ソサエティーの創設者です。

    dailynews date: 
    2016/9/9(Fri)
    記事番号: 
    4

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