デイリーニュース

  • チェルシーの爆弾事件を受け米国のイスラム教徒が恐れる憎悪犯罪と法執行機関による過剰反応

    ニューヨーク、ニュージャージー、そしてダヒール・アダンという男が10人を刺したされているミネソタ州セントクラウドでのテロ攻撃とそれへの対処についての討論会を放送します。警察が9月17日の爆弾事件の容疑者である28歳のアフマド・カーン・ラハミを逮捕したことを受け、政府による過剰な保安強化と、個人による憎悪犯罪への懸念が高まっています。「私たちは、特にヒジャブ(頭髪を隠すために使うスカーフ)からイスラム教徒だと分かる米国人イスラム教徒女性たちは、自分の身の危険を恐れています。」と、「イスラム教徒コミュニティ・ネットワーク」(Muslim Community Network)の代表デビー・アルモンタザーは言います。ニューヨーク市立大学法科大学院の法律学教授で、「移民と非市民の権利クリニック」(Immigrant & Non-Citizen Rights Clinic)を運営するラムジ・カッセムから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/9/20(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 交通安全法での勝利から50周年 ラルフ・ネーダーが企業の「静かな暴力」を語る

    本日のゲストは、長年にわたって消費者運動に取り組むラルフ・ネーダーです。ネーダーは、1965年の画期的な書籍『どんなスピードでも自動車は危険だ』の著者でもあります。同書は、米国史上最も包括的な自動車安全法の制定を議会に促しました。今月は、「国家交通・自動車安全法」と「高速道路安全法」の署名から50周年の記念の月に当たります。リンドン・ジョンソン大統領は、1966年9月9日にこの画期的な法案に署名し、交通事故による年間死亡者数は大幅に減少することとなりました。この法案は、車両と運転手に対する連邦安全標準の遵守を義務化し、「国家道路交通安全局」を設立するものでした。ネーダーはまた、自分を監視し信用を落とそうとしたゼネラル・モーターズに対する訴訟で意義のある和解を勝ち取り、その和解金を使って「市民のための法律研究センター」(Center for the Study of Responsive Law)を始めました。ネーダーはこのほど、新著Breaking Through Power: It’s Easier Than We Think(『権力の突破:それは考えるよりもたやすい』)を出版しました。ネーダーは来週、これに関連してワシントンDCで会議を主宰します。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    6
  • ラルフ・ネーダー:第三政党候補に対する「スポイラー」呼ばわりは政治的に偏狭な語の使用だ

    2016年第一回大統領選候補討論会から第三政党候補が排除されたことについて、4回にわたって大統領候補となったラルフ・ネーダーが議論します。ネーダーは、共和党のドナルド・トランプ候補を打ち負かすためには民主党のヒラリー・クリントン候補に投票しなければならないという議論に反論します。ネーダーは、両候補に反対する投票者は、自らが選んだ第三政党候補者の支援活動をすべきだと主張します。「米国憲法修正第1条の権利を行使して大統領選に出馬する第三政党候補を『スポイラー』(台無しにする人)と呼ぶことは、政治的に偏狭な言葉を使うことであり、米国人によって許されるべきことではありません」とネーダーは語ります。ネーダーが2000年に大統領候補として出馬したことが、ジョージ・W・ブッシュがアル・ゴアに勝つことを許したという批判について聞かれると、ネーダーは、彼らは「罪を着せる人を探してるだけだ」と語りました。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    5
  • ネーダー: トランプはあらゆることでペテンを続けて来た空威張りのたかり屋だ

    ニューヨークタイムズ紙は、ドナルド・トランプが自身の不動産プロジェクトで1980年から少なくとも8億8500万ドルの税制上の優遇措置をニューヨーク市で受け、市がトランプの高層ビルの一部の税控除を却下しようとした際には、3代の市政権を相手に訴訟を起こしていたと伝えています。消費者支援運動家のラルフ・ネーダーに話を聞きます。ネーダーは、「(トランプは)納税者のたかり屋です。納税者は彼が払わなかった税金を埋め合わせるか、公的サービスを減らされる羽目になるのです」と語ります。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    4
  • ラルフ・ネーダー:バーニー・サンダースは第三政党を拒否して自身の運動の混乱を招いた

    長年にわたって無所属の上院議員だったバーニー・サンダースは、民主党大統領候補選に敗れた後、第三政党の候補ではなくヒラリー・クリントンを支持することで選挙戦を終えました。「サンダースが始めたこの巨大で目を見張る運動は今、頓挫してしまいました」と、4回にわたって大統領候補となったゲストのラルフ・ネーダーは語ります。「サンダースは、18年にわたる私の誘いに一度も応えませんでした。彼は一匹狼なのです。ここまでなら支持できると考えるものより進歩的な行動に駆り立てられるのが嫌なのです。その結果、彼に投票した数百万の人々は今、混乱の中にいます。彼らはどこに行けばいいのかわからなくなっています」。ネーダーは、新著Breaking Through Power: It’s Easier Than We Think(『権力の突破:それは考えるよりもたやすい』)を出版しています。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 帝国に関する討論:テロ攻撃がもう一度起こればドナルド・トランプは大統領になるか

    大統領候補討論会の参加者を第三政党候補まで広げることは、先週末にニュージャージー州とニューヨークで起こった攻撃に関する討論にどのような意味を持つのでしょう。元大統領候補のラルフ・ネーダーが議論します。「暴力は何も解決しません。(中略)国家のテロは、国家以外によるテロよりもはるかに多くの人々を殺しています」。ネーダーは、クリントンは「より体系的なタカ派」であり、トランプは「予想不可能に好戦的」だと指摘します。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 二大政党政治の専制:ラルフ・ネーダーが第一回大統領討論会からの第三政党候補の排除について語る

    1週間後の26日に行われる第一回大統領候補討論会から、第三政党候補が排除されることが公表されました。大統領討論委員会は16日、「緑の党」のジル・スタイン医師とリバタリアン党のゲリー・ジョンソンの両候補が、世論調査で15パーセント以上の支持を獲得するという参加資格をクリアしなかったと発表しました。この発表とほぼ同時に、過去の主要政党候補者の中でもドナルド・トランプとヒラリー・クリントンは最も不人気な候補であることが世論調査で示されています。4回にわたって大統領候補となり、討論会から排除されて来たラルフ・ネーダーの反応を聞きました。ネーダーは、新著Breaking Through Power: It’s Easier Than We Think(『権力の突破:それは考えるよりもたやすい』)を出版しています。

    dailynews date: 
    2016/9/19(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 口述史保存プロジェクト「ストーリーコー」の新企画#WhoWeAreは希望と思い遣りの物語集

    口述資料を保存する全国プロジェクトで受賞したストーリーコー(物語り隊)が新キャンペーン#WhoWeAre(私たちの本当の姿)を開始しました。「希望と思いやり」をテーマにした逸話が取り上げられています。その中には、驚くような展開を見せるものもあります。その中から二つ、取り上げてみましょう。一つはブロンクスのソーシャルワーカー、ジュリオ・ディアズが語る、仕事から帰る途中で遭遇した10代の若者にナイフを突きつけられた時の話です。もう一つは父親と息子が自分の夢の実現について語り合ったものです。

    dailynews date: 
    2016/9/16(Fri)
    記事番号: 
    6
  • 殺人相次ぐフィリピンで人権懸念が深まる中 殺し屋が大統領の暴力的な過去を証言

    フィリピンでは ロドリゴ・ドゥテルテが6月に大統領に就任して以来、超法規的殺人が相次ぎ、数千人の命が奪われました。ドゥテルテは、麻薬使用者を厳しく取り締まることを選挙運動の中で約束しました。彼は長年市長を努めたダバオ市でも麻薬撲滅運動を推進し、その強権的な手法によってヒューマン・ライツ・ウオッチから「死の部隊の市長」と呼ばれました。大統領選挙中に行った犯罪撲滅の公約によって、ドゥテルテには新しいあだ名がつきました。「フィ リピンのトランプ」です。14日には元殺し屋が証言し、ドゥテルテが市長だった時代に、彼から個人的に暗殺を依頼されたと述べました。この直前に、ラオス 訪問中のオバマ大統領が予定されていたドゥテルテとの会談をキャンセルする事件が起こりました。ドゥテルテがオバマを「くそったれ」と呼び、いわゆる麻薬 戦争について会談で口出ししないよう警告をしたたためです。フィリピンの活動家でフェミニストのニノチカ・ロスカに話を聞きます。彼女はフェルディナンド・マルコス独裁国家時代のフィリピンを舞台にした小説State of War(『戦争状態』)の著者です

    dailynews date: 
    2016/9/16(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 連邦最高裁は共和党スコット・ウォーカー州知事の違法献金疑惑の調査を続行させるか?

    ウィスコンシン州の共和党知事スコット・ウォーカーが第三者機関「成長のためのウィスコンシン・クラブ」( Wisconsin Club for Growth)を通じて違法な資金調達を行った疑惑の新報道について、ウィスコンシンにいるネイション誌のジョン・ニコルズ記者に聞きます。こ の記事のソースは、ウィスコンシン州最高裁判所が2015年に中止を命じた調査の報告書が、漏洩したものです。 「ウォーカー知事は以前もこの手のスキャンダルを乗り越えてきましたが、もしも連邦最高裁判所が調査の続行を許可すれば、今度こそは困難に直面するかもし れません」とニコルズは言います。 シチズンズ・ユナイテッド裁判の判決文には、「資金の透明性、誰がどのように資金を行っているかを把握することは、汚職や、企業や富裕層による政治支配に対する市民の当然の懸念に対処するため必要不可欠の要素であると書かれています」とニコルズは指摘します。

    dailynews date: 
    2016/9/16(Fri)
    記事番号: 
    5

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