デイリーニュース

  • 黒人初のオスカー受賞監督ロジャー・ロス・ウィリアムズ 『アニメで息をふき返した人生』と「白人ばかりのアカデミー賞」 論争を語る

    ロジャー・ロス・ウィリアムズにサンダンス映画祭で初上映されたばかりの新作Life, Animated(『アニメで息をふき返した人生』)」について聞きます。ウィリアムズは2010 年に、 Music by Prudence(『プルーデンスが奏でる音楽』)で アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞を受賞し、初めてオスカーを手にしたアフリカ系アメリカ人監督になりました。また、長編ドキュメンタリー作品God Loves Uganda(『神はウガンダを愛する』)は批評家たちから絶賛されました。受賞についてウィリアムズは「歴史の重みを感じる」と語ります。「アカデミー賞はハリウッドの現状を映し出しているにすぎません」とし、アカデミー賞はボイコットしないが、代わりに、若手の映画作家たちの指導を続けることでマイノリティへの認識と多様性の推進に努めたいと語ります。

    dailynews date: 
    2016/1/27(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 自閉症を受けとめて―息子の強みを支えたジャーナリストのロン・サスカインド 親たちへのアドバイス

    新作ドキュメンタリー映画Life, Animated (『アニメで息をふき返した人生』)で、ジャーナリストのロン・サスカインドは、息子オーエンとの体験を語ります。オーエンは、3 才の時に退行性の自閉症と診断されましたが、その後大学に進学し、現在は二つの仕事に携わっています。ベストセラーとなった著書Life, Animated: A Story of Sidekicks, Heroes, and Autism (『アニメで息をふき返した人生 相棒、ヒーロー、そして自閉症』)を踏まえながら、ロン・サスカインドは、自分も含め自閉症の子をもつ親たちは、自分達の子供が何に対して熱心かを見つけようと取り組んでおり、「不足しているものと強みとを結び付けることで、子供たちが困難をきりぬけることがよくあります」と話します。さらに、乏しい社会的資源の中で自閉症の子供に合う学校や支援のある生活環境を探す親の苦労や、保険会社が自閉症の子供に益する療育費をカバーするよう求める支援運動について論じます。

    dailynews date: 
    2016/1/27(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 『アニメで息をふき返した人生』―ディズニーのアニメを介して自閉症の息子の心をつかんだ家族

    本日は、独特の方法で人々と関わりを持つことを学んだ自閉症の青年をゲストに迎えました。オーエン・サスカインドは 3 才の時に退行性の自閉症と診断されました。オーエンは口をきかなくなり、「自分の殻に閉じこもった」と家族は言います。彼は何年もの間、話しをしませんでした。あるとき、彼の父で、ピュリッツァー賞受賞者でもあるジャーナリストのロン・サスカインドは、オーエンの好きなディズニー映画のキャラクターを使って彼と話すというユニークな方法を発見しました。数多くのディズニー映画のセリフを記憶していたオーエンはコミュニケーションの新しい方法を学び、この発見が彼ら家族の人生を変えました。この出来事をテーマにしたロン・サスカインドの著書Life, Animated: A Story of Sidekicks, Heroes, and Autism (『アニメで息をふき返した人生 相棒、ヒーロー、そして自閉症』)はベストセラーになりました。オーエンはその後大学に進学し、現在は二つの仕事に携わっています。いまは20 代になったオーエンはケーブルTV局「コメディ・セントラル」の特番で、ディズニー映画『アラジン』でオウムのイアーゴの声を演じたメディアンのギルバート・ゴッドフリードと共演しました。

    dailynews date: 
    2016/1/27(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ロバート・レッドフォード:将来的にサンダンス映画祭は劇映画、ドキュメンタリー、短編に分かれるかもしれない

    伝説的な俳優で監督のロバート・レッドフォードは1978年、ユタ州パークシティでサンダンス映画祭を設立しました。同映画祭は今や5万人を動員する、米国最大の映画祭の1つです。「今のような規模になるとは全く思っていなかった」と、レッドフォードはデモクラシー・ナウ!に語りました。彼は、同映画祭はユタ州パークシテイという小さな開催地の環境には大きすぎるかもしれないと言います。現在検討中と彼が言う解決法は、別々のイベントで劇映画、ドキュメンタリー映画、短編映画を見せるように同映画祭を分けることです。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 伝説的俳優ロバート・レッドフォードが語る気候変動と#アカデミー賞は白人だらけ

    俳優で監督のロバート・レッドフォードが設立したサンダンス映画祭は、映画、演劇、音楽において独立性の高い意見の表現力を高め、聴衆の幅を広げていく手助けをしています。パークシティからレッドフォードに、有色人種締め出しをめぐって起きているアカデミー賞ボイコットの呼びかけと、気候変動に関する彼の行動主義について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 『大統領の陰謀』から40年後、レッドフォードが『真実』で演じる、権力に挑んだジャーナリスト

    40年前の1976年、伝説的俳優ロバート・レッドフォードは、ジャーナリストを使った史上最も有名な映画の1つ、『大統領の陰謀』で主演しました。レッドフォードとダスティン・ホフマンは、後にニクソン大統領を辞任させることになったウォーターゲート事件を調査した、ワシントン・ポスト紙の記者ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインを演じました。彼の最新映画Truth(『真実』)の中で、ロバート・レッドフォードはまた別のジャーナリスト、CBSのダン・ラザーを演じています。この映画は、CBSのプロデューサー、メアリー・メイプスの2005年の回顧録が基になっています。これは、ジョージ・W・ブッシュがベトナム戦争中に米国空軍州兵の中で特別待遇を受けていたことをメイプスとラザーが報道した後で、メイプスが解雇され、ラザーが降板させられたことについての回顧録です。レッドフォードが1978年に設立したサンダンス映画祭の会場であるユタ州パークシティから、彼に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 行動は今、泣くのは後:ティム・ディクリストファー、アリア・ドー、ジョシュ・フォックスが語る市民的不服従と気候アクティビズム

    ジョシュ・フォックスの新ドキュメンタリー、How to Let Go of the World and Love All the Things Climate Can’t Change(『世界を解き放ち、気候が変えられない全てのことを愛する方法』)の中で取り上げられた2人の活動家に、地球温暖化と闘う上での直接行動の役割について話を聞きます。アリア・ドーは、ニューヨーク市クイーンズ区ファー・ロッカウェイの「教育と地域開発のための活動センター」(Action Center for Education and Community Development)の共同設立者で代表です。ティム・ディクリストファーは、2008年に彼の故郷であるユタ州の数千エーカーの公有地における石油とガス掘削を阻止するために入札者を装ったことで21ヵ月間連邦政府に拘束されましたが、その後、「気候のための不服従運動センター」(Climate Disobedience Center)を設立しました。フォックスからは、気候正義活動の1つのツールとして、この映画を持って旅し、無料で配給する計画についても話を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ジョシュ・フォックスが語る彼の新ドキュメンタリー『世界を解き放ち、気候が変えられない全てのことを愛する方法』

    2015 年は世界が史上最も暑い年となり、米国東海岸では史上最悪のひとつに数えられる雪嵐の後始末が続いています。そんななか、ジョシュ・フォックスによる新ドキュメンタリーを取り上げましょう。フォクスは、How to Let Go of the World and Love All the Things Climate Can’t Change(『世界を解き放ち、気候が変えられない全てのことを愛する方法』)の中で、気候変動の影響と闘う地域社会の奮闘を追って、ニューヨーク市からマーシャル諸島、中国まで世界中を旅しました。あるシーンでは、「太平洋気候戦士」(Pacific Climate Warriors)の一団が「我々は溺れない、我々は戦う」という掛け声を上げています。フォックスのこの新しい映画は、サンダンス映画祭で初上映され、2016年夏にはHBOで放送されます。彼のその他の映画には『ガスランド』があります。これはフラッキング(水圧破砕)産業の悪影響を初めて明らかにしたドキュメンタリーで、アカデミー賞にノミネートされました。

    dailynews date: 
    2016/1/26(Tue)
    記事番号: 
    1
  • #オスカーは白人だらけ 黒人の映画製作者がハリウッドのレイシズムと排除を批判 ボイコット運動が高まる

    白人ではない俳優が2年連続で1人もノミネートされなかったことを受け、アカデミー賞のボイコットを呼びかける俳優や映像作家が増えています。白人男性が多数を占める映画芸術科学アカデミーはこれに対し、2020年までに非白人と女性のメンバーを倍増させ、投票資格を全面的に見直すと約束しました。二人のアフリカ系アメリカ人の映画製作者に聞きます。スタンレー・ネルソンの最新作はThe Black Panthers: Vanguard of the Revolution(『ブラックパンサー:革命の先駆者』)です。ドーン・ポーターのTrapped(『捕われの身』)はサンダンス映画祭での上映がワールド・プレミアとなります。「野球が人種的に分離されていた頃を思い出します。当時は「ニグロ・リーグ」がありました。有能なスポーツ選手のすべてが認められていると本当に思っている人なんて、いるのでしょうか?」とポーターは言います。

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    2016/1/25(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 「邪悪なフェミニストめ!」 バーチャルリアリティーで体験する中絶反対派の嫌がらせ

    1月中旬、米国ではロー対ウェイド判決43周年をめぐって中絶反対派の抗議が連続して行われました。ワシントンD.C.では、新設される中絶クリニックの建設現場に抗議者が押し寄せ、胎児の写真を掲げました。この抗議で隣接するチャーター・スクールは2日間休校になりました。サンダンス映画祭での新プロジェクトは、中絶反対派の総攻撃をくぐって中絶クリニックに到達しようとする女性の疑似体験ができるプロジェクトです。"Across the Line"(『ラインを超えて』)は、中絶反対派の本物の音声を実体験できる、7分間のバーチャル体験プロジェクトです。このプロジェクトの共同考案者で「バーチャル・リアリティのゴッドマザー」として知られるノニー・デ・ラ・ペーニャと、制作責任者で米国家族計画連盟の副代表でもあるドーン・ラガンズに聞きます。

    dailynews date: 
    2016/1/25(Mon)
    記事番号: 
    3

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