アースデー(地球の日)の22日、マーチ・フォー・サイエンスという国際的な抗議行動が実施され、世界中で何十万人もの科学者と科学を支持する人たちが街頭に出て訴えました。南極大陸も含むすべての大陸で、あわせて600以上の行進や集会が行われました。ワシントンDCの大行進をはじめ、米国では西海岸から東海岸まで全米各地で大規模な行進が行われました。演壇に立ったのは、科学教育番組(The Science Guy)の司会を務めたビル・ナイ、アースデー創設者のデニス・ヘイズ、環境保護庁の前・環境の正義担当官でありトランプ大統領就任後に辞任したムスタファ・アリ、米国地質研究所(U.S. Geological Survey)のサム・ドロージュ、気候変動による急速な氷河の退行を記録する団体「氷河徹底調査団」(Extreme Ice Survey)のジェームズ・ベイログなどでした。