デイリーニュース

  • 警察が報告書を改ざん? 殺人事件で容疑者を有罪にするため? 兄の無罪を証明しようとした妹の発見

    2013年、スティーブン・オディアーセは、ブロンクスで15歳のフアン・ペレスを射殺したとして有罪判決を受けました。31歳だったオディアーセは、唯一の目撃者による証言で有罪とされましたが、証人は事件当時、酩酊状態だったと認めました。オディアーセは、仮釈放の許可が可能となるまでの最短収監期間が25年の無期判決を受けました。オディアーセの妹、カリーマ・トルースデールはその後、兄の無実を証明するため活動を開始します。事件の現場をくまなく調べ、銃撃を目撃したと言う女性をついに発見することができました。何よりも衝撃的だったのは、この女性が殺人事件の直後、刑事と話をし、銃撃した人物はオディアーセの人相や風体と合わないと述べていたことでした。しかし、スティーブン・オディアーセの弁護士に提出された警察の報告書には、この目撃者ついての言及は皆無でした。改ざんされた警察報告書の謎について、スティーブン・オディアーセの弁護士の一人、ジョナサン・エデルスタインと、ニューヨーカー誌専属記者のジェニファー・ゴナマンに詳しく聞きます。ゴナマンは最新記事として、"A Woman's Quest to Prove Her Brother's Innocence Leads to a Discovery"(「兄の無実を証明しようとした女性が見つけた事実」)を発表しています。

    dailynews date: 
    2017/4/19(Wed)
    記事番号: 
    1
  • メキシコ人作家バレリア・ルイセリーが語る子供の難民、移民を語る言葉の見直し

    トランプ大統領は、米国への移民の入国と米国内に住む移民たちに対する弾圧を引き続き行うと明言していますが、テキサス・オブザーバー紙によって「トランプ時代に必読の最初の本」として評された新刊に目を向けます。この本は、メキシコ生まれの作家バレリア・ルイセリーによって書かれたTell Me How It Ends: An Essay in 40 Questions(『このお話はどういう風に終わるの:40の質問のエッセー』)です。ルイセリーは、もっとも高く評価されている若手メキシコ人作家の1人です。彼女は最近、米国に避難するために命をかけてメキシコ国境を越えた中米からの数十の子供の難民たちのために、ここ米国でボランティアとして通訳をしました。バレリア・ルイセリーに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/18(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 僕が彼女の声」:強制送還から逃れるため教会に避難している母親を助ける10歳の少年にインタビュー

    ジャネット・ビスゲラは2月、移民税関捜査局(ICE)への定期出頭を行わず、その代わりにファースト・ユニテリアン教会に彼女の4人の子供と共に避難しました。子供のうちの3人は米国生まれです。デモクラシー・ナウは最近、デンバーのファースト・ユニテリアン教会に、ジャネットと彼女の10歳の息子ロベルトを訪ねました。

    dailynews date: 
    2017/4/18(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トランプが透明性への要求を拒否:納税申告書とホワイトハウスへの訪問者記録を非公開にし続けると明言

    トランプ大統領が納税申告書とホワイハウスへの訪問者記録の公開を拒否し、米政府はその透明性の欠如に対する新たな批判に直面しています。ショーン・スパイサー大統領報道官は4月17日、トランプは会計監査の対象となっているため、納税申告書は公開しないと述べました。スパイサーのこの発言のほんの2日前に、10万人以上の人々がトランプの納税申告書の公開を求めて行進をおこなったかりです。ワシントンDC、ニューヨーク市、シカゴ、シアトルを含む、全米の十数以上の都市で集会がおこなわれ、南フロリダでは活動家たちがトランプが週末を過ごしていた彼の私有リゾート施設「マー・ア・ラーゴ」まで行進しました。一方、民主党議員たちは、トランプが彼自身の納税を公開しない限り、税法改革や税率改正でトランプと協力しないと明言しています。共和党議員も十人以上が、トランプに納税申告書を公開することを求めています。「コモン・コーズ・ニューヨーク」(Common Cause New York)の代表であるスーザン・ラーナーに、さらに詳しく話を聞きます。彼女はニューヨーク市の「納税公開を求める行進」(Tax March)の運営委員会のメンバーでした。

    dailynews date: 
    2017/4/18(Tue)
    記事番号: 
    1
  • トルコは独裁国家になるのか?大統領権限を強化する国民投票 エルドアン大統領が勝利宣言

    トルコで16日、大統領に権限を集中させるかどうかを問う国民投票が行われ、レジェプ・タイイップ・エルドアン大統領は勝利を宣言しました。一方、トルコの最大野党は選挙で違法行為があったとして、投票結果の破棄を求めています。非公式集計によれば、賛成票が51%と僅差での勝利でした。イスタンブール、アンカラ、イズミールの三大都市では反対票が上回っています。野党は数千件の不正投票の報告を受けたと述べ、カメラで捉えられたものもあると述べています。改憲案では、エルドアンは最長2029年まで大統領を務めることが可能となり、トルコが独裁国家となる可能性があると批評家は述べています。トルコ政府は勝利宣言後、2016年のクーデター未遂事件の後に発令された緊急事態宣言の延長を発表しました。

    dailynews date: 
    2017/4/17(Mon)
    記事番号: 
    3
  • アーカンソー州で司法が混乱 前代未聞の大量死刑計画を連邦裁が差し止め

    米アーカンソー州で予定されていた前代未聞となる大量の死刑執行が連邦地裁に差し止められたことにより、州政府の計画は混乱に陥っています。ウェンデル・グリフェン判事が計画の一時停止を申し渡した14日、死刑反対派の数百人が州都リトル・ロックで抗議行動を行いました。死刑執行用の混合薬物臭化ベクロニウムの入手に際し、州が虚偽の申請を行っていた疑いのあることが停止の理由です。クリスティーン・バーカー連邦判事も翌日、死刑執行に使われる鎮静剤ミダゾラムに関する懸念から、死刑執行計画の一時停止を命じました。州政府は控訴するとしています。州政府の主張が認められれば、死刑執行計画は今日にも再開する予定です。

    dailynews date: 
    2017/4/17(Mon)
    記事番号: 
    2
  • トランプ大統領は北朝鮮への威嚇と軍事行動を止めよ 識者が緊張緩和を呼びかけ

    マイク・ペンス副大統領は17日、韓国と北朝鮮間の非武装地帯を予告なしに訪問しました。北朝鮮はそれに先立つ15日、建国の父生誕記念の大規模な軍事パレードを行い、続いてミサイル発射実験を行っています。副大統領の訪問は米国と北朝鮮間の緊張の高まりと重なりました。空母や複数の戦艦を含む米国の艦隊が朝鮮半島に展開されています。米NBCニュースは先週、北朝鮮が核実験に踏み切るとトランプ政権が判断した場合、北朝鮮に先制攻撃をする用意があると報じました。北朝鮮の新型弾道ミサイル発射実験はペンス副大統領が韓国に到着する数時間前に行われています。ミサイルは発射直後に爆発し、実験は失敗に終わりました。

    dailynews date: 
    2017/4/17(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 700人の移民が営利企業経営の勾留施設でハンガーストライキ 劣悪環境と1日1ドルの賃金に抗議 

    非正規移民数百人がワシントン州タコマの営利企業が経営するノースウエスト勾留施設で劣悪な環境と極端に低い賃金に抗議してハンガーストライキを決行しています。活動家で「ノースウェスト勾留施設レジスタンス」グループと「ミヘンテ」のメンバーである非正規移民のマル・モラ・ビラルパンドに、話を聞きます。ハンガーストライキを実行しているクリスチャン・ロペスのパートナーのアレクシス・エリクソンにも聞きます。クリスチャンはワシントン州タコマのノースウエスト勾留施設でハンガーストライキを行っていましたが、ニューメキシコ州の刑務所に移送され、メキシコへの強制送還に直面しながら、ハンストを続けています。アレクシスとクリスチャンの間には米国で生まれた子どもが3人います。

    dailynews date: 
    2017/4/14(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ラルフ・ネイダー ユナイテッド航空は「なぜ 飛行機から好き放題に客を放り出すことができるのか」

    ユナイテッド航空の乗客が空港警備員によって暴行を受け、飛行機から引きずり降ろされた事件が大きな話題を呼んだばかりです。長年にわたる消費者運動家ラルフ・ネイダーは、1970年代始め、予約を取り消された乗客に賠償を行うことを義務づけるよう航空会社に圧力をかけました。ネイダーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/14(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 米国による大量破壊爆弾投下は侮辱 アフガニスタン市民の反応:「子どもにこんな仕打ちをする母親はいない」

    米軍が13日アフガニスタンに投下されした爆弾は、 「すべての爆弾の母」とも呼ばれています。カブールにいる本日のゲストたちの話では、現地の一般市民はこんな攻撃を行う母親がいるものかと言っています。バシール・ビタはアフガンユース平和ボランティアの指導者です。ハキムは医師で10年以上アフガニスタンで人道援助を行ない、戦争に代わる非暴力の代替手段の構築に専念するアフガニスタンの若者たちによる、民族の違いを超えた団体、「アフガン平和ボランティ」アと活動を共にしています。非暴力反戦団体「Voices for Creative Nonviolence(創造的非暴力の声)」の共同コーディネーター、キャシー・ケリーにも話を聞きます。彼女は今月初めにアフガニスタンから戻って来たばかりです。また、テンプル大学メディア・コミュニケーション教授でアフガニスタン系アメリカ人芸術家と作家協会のメンバーであるワザマー・オスマンにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/4/14(Fri)
    記事番号: 
    2

Pages