物議をかもしているニューヨーク市警(NYPD)の「路上尋問(stop-and-frisk)」プログラムに対し、同作戦が憲法違反で、有色人種の市民を不当にターゲットにしていることを問う歴史的裁判が進行しています。 最近の資料によれば、過去10年間にNYPDの路上尋問の対象となった500万人の大部分はアフリカ系アメリカ人またはラティーノで、内90%は違反切符 を切られることも、逮捕をされることもありませんでした。法廷で公開された、密かに録音された警察のテープを紹介するとともに、3人のゲストの話を聞きま す。憲法上の権利センター(The Center for Constitutional Rights)の専従弁護士で路上尋問連邦集団訴訟の弁護団一員でもあるスニータ・パテル、何度も路上尋問をされた経験を3月に裁判で証言した、ハーレム在住のニコラス・パート、そしてガーディアン紙とネイション誌の記者ライアン・デヴローです