オハイオ州大陪審は、ジョン・クロフォードを射殺した白人警官の起訴を否決しました。8月、22歳のアフリカ系アメリカ人クロフォードが銃で他の客を威嚇しているという通報をした人物があり、その後クロフォードはウォルマート内で射殺されました。実際にはクロフォードは、同店で販売されている未装填のライフル型BBガンを棚から手に取ったのでした。新たに公開された監視カメラ映像で、警察への通報者の説明と実際に起こったことには大きな食い違いがあるのが明らかになっています。現在、米司法省は、クロフォードの公民権が侵害されなかったか連邦による事件の見直しをすると発表しています。2人のゲストをお招きしました。ウォルマートに監視カメラ映像公開を求める運動を仕掛けた全米組織「カラー・オブ・チェンジ」(Color of Change)事務局長ラシャド・ロビンソンと、今回の射殺事件に対する抗議活動を組織してきたオハイオ学生協会(Ohio Student Association)の創設メンバーのジェームズ・ヘイズです。