デイリーニュース

  • ホンジュラスから中継:マヌエル・セラヤ大統領がクーデター政府を無視して帰国

    マヌエル・セラヤ大統領が避難しているホンジュラスの首都テグシガルパのブラジル大使館から生中継でお届けします。セラヤの劇的な帰国の後、クーデター政府は外出禁止令を出しましたが、数千人のセラヤ支持者たちは禁止令を無視し、ブラジル大使館前に集結しました。警察は9月22日の午前中、群集を追い払うために催涙ガスを発射しました。ブラジル大使館内から行われたセラヤの演説を聞き、アンドレス・コンテリスとマーク・ワイズブロットに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/9/22(Tue)
    記事番号: 
    1
  • イラク従軍兵の両親に米政府から間違い郵便 待ち望む大統領からの追悼書簡ではなく

    イラク戦争に従軍した米陸軍予備役特技兵のチャンセラー・キースリングの両親が昨日、米政府の退役軍人管理局から1通の手紙を受け取りました。彼らの息子が復員後の社会適応プログラムをきちんと終えるようにと依頼するものでした。問題は、息子チャンセラーは5カ月近く前にイラクで自ら命を絶ったということです。父親のグレッグ・キースリングに話を聞きます。実は、彼はまだ受け取っていない手紙を待っています。オバマ大統領からの息子に対する追悼の手紙です。しかし米国にはずっと以前から、自殺した兵士の遺族には大統領からの追悼の手紙を送らないという方針があるのです。
    dailynews date: 
    2009/11/11(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 性的暴行 不十分な医療 女性兵の直面する数多の問題

    米軍内での性的暴行の発生率もまた米国の総人口中のそれを上回っています。国防総省が今年発表した調査では、女性兵の3人に1人が兵役期間中に少なくとも1回の性的暴行を受けていました。昨年報告された3000件近い性的暴行の内の63%が強姦と加重暴行です。しかも、これを軍での性的トラウマの異常発生と呼ぶ人がいるにもかかわらず、復員女性兵たちへの医療の提供は甚だしく不十分なままなのです。
    dailynews date: 
    2009/11/11(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 医療保険が無いため2008年に2200人以上の米退役軍人が死去 ハーバード大医学部調査

    今日はベテランズ・デイ(米退役軍人の日)ですが、ハーバード大学医学部の新調査チームの推定によると、昨年1年で、イラクとアフガニスタンで同時期に戦死した米兵の4倍の数の米陸軍退役軍人たちが医療保険がなかったために亡くなっているということです。同調査によれば無保険だったために2008年に死亡した65歳未満の退役軍人は2266人に上ります。この調査報告の共同執筆者で国民医療保険制度に賛成する医師たち(Physicians for a National Health Program)の共同創設者ステフィー・ウールハンドラー同医学部教授に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/11/11(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 『ウィリアム・クンスラー:世界を攪乱』: 高名な急進派弁護士の生涯と遺産を検証する新作ドキュメンタリー

    米国でもっとも憎まれもっとも愛された弁護士と呼ばれた、故ウィリアム・クンスラーを描いた新作ドキュメンタリーができました。William Kunstler: Disturbing the Universe『ウィリアム・クンスラー:世界を攪乱』の抜粋を紹介し、共同監督であるクンスラーの二人の娘、エミリー・クンスラーとサラ・クンスラーに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/11/12(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 政府の緘口令に逆らい、米環境保護庁の弁護士、米政権が支持する気候変動対策「排出量取引」案に反対を表明

    米環境保護庁(EPA)は、米連邦議会で審議中の気候変動法案の主要部分を公の場で批判した同庁のベテラン弁護士の口を封じようとしたとして批判の矢面に立たされています。EPAは先週、ローリー・ウィリアムズとアラン・ゼイベルの両弁護士に、二人がユー・チューブに投稿したビデオを削除するか編集するよう命じました。ビデオは排出権取引案は地球温暖化に対して効果がなく、「致命的な欠陥がある」と警告し、代案として払い戻し付きの二酸化炭素料金などの解決策を推奨しています。

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    dailynews date: 
    2009/11/12(Thu)
    記事番号: 
    2
  • オバマ政権 イスラエルとパレスチナの最終地位交渉開始を訴え しかしイスラエルの入植地建設凍結の主張は放棄

    和平交渉再開の前にイスラエルの入植地拡大凍結を訴えていたオバマ政権 ですが、その主張を放棄したようです。オバマ大統領は22日、国連総会の傍らイスラエルのネタニヤフ首相、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談しましたが、この方針転換はそのときに示唆されたものです。パレスチナ人弁護士でPLOの法律顧問でもあったダイアナ・ブットゥと、イスラエル人の歴史家でオックスフォード大の国際関係論の教授であるアビ・シュライムの話を聞きます。シュライムには最新作Israel and Palestine: Reappraisals, Revisions, Refutations(『イスラエルとパレスチナ:再評価、改訂、反駁』)などの著作があります。
    dailynews date: 
    2009/9/23(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 米大使が米軍のアフガン増派に懸念を示すなか 米国によるタリバンへの間接的資金提供を明らかにする新レポートが登場

    アフガン戦争拡大に関する重要な戦略閣僚会議直前に提出した異見のなかで、カール・アイケンベリー在アフガニスタン米大使はアフガン政府が汚職およびその他の内政問題に取り組まないままでの米軍増派の効果に懸念を示しました。そんな中、米軍とNATO軍が戦っているまさにその相手である武装勢力に、どのようにして米政府の資金が回っていってしまっているかを明らかにした報告書が登場しました。調査報道ジャーナリストのアラム・ロストンは、アフガニスタン国内にいる米国防総省の民間請負業者が米国の資源供給路を襲撃から守るため、武装勢力に金を払っているという顛末を追跡しています。
    dailynews date: 
    2009/11/12(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ピッツバーグG20金融サミット 活動家グループへの警察の妨害行為の告訴を連邦判事が却下

    米ピッツバーグでのG20金融サミットを前に同地にはさらに数千人の警備要員が追加投入されました。 かつて鉄鋼の街と呼ばれたピッツバーグで、コンベン ションセンターの周りに高い金属の柵が張り巡らされています。サミットに反対する活動家の2グループがさまざまな嫌がらせを受けたとしてピッツバーグ警察を告訴していましたが、連邦判事は22日その訴えを却下しました。シーズ・オブ・ピース(Seeds of Peace)とスリー・リバーズ・クライメート・コンバージェンス(Three Rivers Climate Convergence)という2グループは、警察による違法な身体検索、車両差し押さえ、家宅捜索や一時拘禁措置で、今週これから行われるサミットの抗議行動に参加できないよう妨害されたと訴えています。
    dailynews date: 
    2009/9/23(Wed)
    記事番号: 
    2
  • コペンハーゲン気候サミットが近づく中 汚染大国の米中が本格的汚染削減の夢を打ち砕く

    国連では22日に世界の指導者たちが会して気候変動に関する1日地球サミットが行われました。しかし具体性に乏しいまま、さらには世界最大の汚染国たちが自ら自国の二酸化炭素排出削減量を決定しようとしているという新たな兆候が見られる中、地球温暖化に最も脅威を受けている貧困国たちは自分たちが取り残されようとしていると警告しています。 受賞歴を持つNYタイムズの記者アンディ・レブキン、環境運動家のテッド・グリック、そしてインドの先住民権運動家アナ・ピントの話を聞きます。彼女はすでにピッツバーグ入りしてG20金融サミットのリーダーたちに地球温暖化に立ち向かうよう訴えています。
    dailynews date: 
    2009/9/23(Wed)
    記事番号: 
    1

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