今年3月コロラド刑務所のトム・クレメンツ所長が殺害された事件で、新たな動機が浮上してきました。コロラド・インディペンデント紙によると、エバン・スペンサー・エーベル容疑者が殺人に至った理由は、当初疑われていたような白人至上主義グループへの忠誠心というよりも、むしろ数年にわたって独房監禁の状態におかれ他の人間との通常の接触を阻まれたために精神的な煩悶を抱えていたことが大きかった可能性があります。同誌編集者のスーザン・グリーンに話を聞きます。この調査報道について語るグリーンは長くデンバー・ポスト紙の記者でしたが、コロラド州における重要な政治および調査報道の情報源であるインディペンデント紙を維持・復活させるために企業メディアを辞して転職しました。その理由についても聞きます。