長らく待たれていた国務省の報告書が、キーストーンXL石油パイプラインの中止を求める取り組みに大打撃を及ぼしています。1月31日に発表された影響評価は、パイプラインの北部分が気候変動に大きな影響を与えないだろうと述べています。オバマ大統領は昨年の演説で、このプロジェクトを承認するかどうかは確実に「炭素汚染問題を著しく悪化させないこと」が条件だと語っていました。提案されているパイプラインは8万3000バレルの原油を毎日アルバータのオイルサンドから米メキシコ湾岸にある精製所まで輸送する計画ですが、反対派は環境へ甚大な影響がでると述べています。ホワイトハウスは、まだ決定を下しておらず、連邦政府当局による更なる評価を待つとしています。オバマ政権は、キーストーンXL石油パイプラインを許可すべきなのでしょうか。本日はフレンズ・オブ・ジ・アース(FoE)のエリック・ピカと米国石油協会のシンディー・シルドを迎え、議論します。