【21/02/17/2】アラバマ州ベッセマーのアマゾンの労働者は、米国のアマゾン倉庫で初めての労働組合結成にむけ、投票を続けています。アマゾンの労働者が要求しているのは、新型コロナウィルスに対する安全対策の強化と、トイレに行くための休憩時間を取ることすらできないほど、極端に高い生産性基準の撤回です。「私たちの声を聞いてもらいたいのです。人間らしく扱ってもらいたい、私たちが問題を抱えている時に無視しないでほしいのです」と、アマゾンのBHM1施設の労働者で、労働組合結成に当初からかかわっているジェニファー・ベイツは訴えます。また、鶏肉産業で働き、小売・卸売・百貨店労働組合(Retail, Wholesale and Department Store Union)の組合員で、オルグでもあるマイケル・フォスターにも話を聞きます。「アマゾンは今、大きな権力を持っています。そして、私たちは組合として、労働権の確立を求めてアマゾンと闘おうとしています。まさにダビデとゴリアテのイメージです」と、ベイツは言います。