デイリーニュース

  • NYPDの複数警察官10代少女への強姦で起訴 活動家たちは集団的性暴力の終焉を求める

    ニューヨーク市で2人の警察官が、強姦、誘拐、公権乱用で起訴され、ニューヨーク市警(NYPD)を退職しました。検察官によれば、NYPDの元刑事エドワード・マーティンズとリチャード・ホールは18歳の女性が運転していた車を止め、彼女のバッグに少量のマリファナと、わずかの抗不安薬を見つけて彼女を逮捕しました。検査の結果、2人の警察官のDNAが、この10代の女性から発見されました。2人の元警察官たちは、自分たちの弁護として、行為は同意の上だったと主張しています。「暴力は学ばれる」と、反家庭内暴力プログラムに取り組んでいるオーガナイザーで教育者のマリアム・カバは言います。「常に暴力にさらされている人たちは、それを使って当たり前です。」

    dailynews date: 
    2017/11/7(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 家庭内暴力と軍国主義がテキサスの大量殺人のような銃乱射事件を「次々と起こさせる」理由

    11月5日にテキサス州サザーランドスプリングスの教会で礼拝に出席していた26人を殺害したとされる26 歳の白人男性デビン・パトリック・ケリーには、家庭内暴力歴がありました。彼は妻を繰り返し殴り、義理の息子に暴力を振るった容疑で軍法会議にかけられています。しかし、彼が米空軍を懲戒除隊となったのち、担当官が彼の犯罪歴を連邦データベースに報告しなかったため、ケリーは11月5日に使用した銃を何の問題もなく購入することができました。「女性メディアセンター・スピーチプロジェクト」(Women’s Media Center Speech Project)の代表ソラヤ・チェマリ―と、反家庭内暴力プログラムに取り組んでいるオーガナイザーで教育者のマリアム・カバと共に一連の銃乱射事件と家庭内暴力との関係を検証します。

    dailynews date: 
    2017/11/7(Tue)
    記事番号: 
    1
  • パラダイス文書 数百万件の漏洩文書が示すトランプ取り巻きの裏つながりと租税回避の実態

    先週末1340万件という膨大な数の文書が漏洩、そこから世界で最も裕福な男たちが数十億ドルにのぼる資産をオフショアのタックスヘイブン(租税回避地)に隠している様子が明らかになりました。パラダイス文書として知られるこの文書には、トランプ政権の閣僚や顧問、主要な資金提供者十数人の関与が示されています。さらに英国のエリザベス女王の個人資産数百万ポンドがケイマン諸島のオフショア投資に隠されていたこと、カナダ首相ジャスティン・トルドーの上級顧問が数百万ドルに上るオフショアへの租税回避を助けていたことなども明らかになりました。パラダイス文書共同執筆者のフレデリック・オーベルマイヤーに詳しく聞きます。オーベルマイヤーはドイツの有力紙南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)の調査記者で、以前にはパナマ文書の調査にも取り組み、Panama Papers: The Story of a Worldwide Revelation(『パナマ文書:世界的な暴露のストーリー』)の共著者でもあります。

    dailynews date: 
    2017/11/6(Mon)
    記事番号: 
    5
  • テキサス州では9月にもプラノで乱射事件が起こっていた 別居中の夫による妻と友人7人の射殺事件をメディアが見過ごした理由

    テキサス州サザーランドスプリングスで5日に起きた銃乱射事件はメディアに大きく取り上げられていますが、同州では9月にも別の乱射事件が起こり、こちらはほとんど注目されていません。同州プラノで別居中の夫が妻と友人らを殺害し、プラノ史上最悪のドメスティック・バイオレンス事件となった事件です。この事件では、27歳のメレディス・ハイトが自宅で友人らとNFLのカウボーイズの試合を見ていたとき、侵入してきた別居中の夫が発砲し、ハイトとほかの7人の成人が殺されました。犯人は警察によって殺されました。地元ニュースによると、ハイトは7月に離婚を届け出ていました。ハイトの母親は娘について、「友人や家族を家に招くのが好きで、その日も離婚後初めての集まりを開き、夫はそれが気に入らなかったのです」と語ります。「テキサス・ガン・センス」副代表で広報担当のエド・スクラグスと、「あらゆる街に銃規制を」( Everytown for Gun Safety)の調査責任者のサラ・トフティに話を聞きます。トフティのチームは、家庭内暴力と銃乱射事件との関係について新しい報告書を発表したばかりです。

    dailynews date: 
    2017/11/6(Mon)
    記事番号: 
    4
  • テキサス州銃乱射事件 ドレクセル大学教授 「何が白人男性をこうした行動に走らせるのか」

    テキサス州サザーランドスプリングスで5日に起こった銃乱射事件は、同州史上最悪の銃乱射事件の1つとなりました。ラスベガスではわずか1カ月前、やはり白人男性のスティーブン・パドックがコンサート客らに発砲する事件を起こし、自分を含む59人が死亡しています。銃乱射事件の大半は白人男性が起こしています。人種と白人至上主義、銃乱射事件のつながりについて、ドレクセル大学の政治学教授でDecolonizing Dialectics(『脱植民地化の弁証法』)著者のジョージ・チカリェッリョ=マーに話を聞きます。チカリェッリョ=マーは、米国の銃乱射事件はなぜいつも白人男性によって起こされるのかとの問いを発したことが原因で、大学構内への立ち入り禁止処分を受けました。

    dailynews date: 
    2017/11/6(Mon)
    記事番号: 
    3
  • テキサス銃乱射で26人死亡 「過激」な銃ロビーと不十分な身元調査をテキサス人らが批判

    テキサス州サザーランドスプリングスで5日に起きた銃乱射事件のデビン・パトリック・ケリー容疑者は、防弾チョッキとルガー社製の攻撃用ライフル「AR-556」を身に着けてファーストバプテスト教会に侵入、少なくとも26人を射殺し、20人以上が負傷しました。被害者の中には妊娠中の女性や14歳になる牧師の娘、5歳の子どもを最年少に複数の児童が含まれています。ケリーは妻子を襲って軍法会議にかけられ、刑に服した経歴があるにもかかわらず、2016年4月にサンアントニオのアカデミー・スポーツ&アウトドアズ店でルガー社製ライフル「AR-556」を購入しています。ケリーは身元確認の用紙に銃器購入の資格を失効させる犯罪歴はないと記入していました。銃規制と身元確認の実態について、「テキサス・ガン・センス」の副代表で広報担当のエド・スクラグスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/6(Mon)
    記事番号: 
    2
  • テキサス州教会銃乱射事件 容疑者はDVで空軍から除隊され収監されていた

    テキサス州サンアントニオ東部の小さな町サザーランドスプリングスのファーストバプテスト教会で5日、26人が殺害され、20人以上が負傷した銃乱射事件が起きました。容疑者はテキサス州ニューブローンフェルズに住む26歳の白人男性デビン・パトリック・ケリーと特定されました。ケリーは2010年に米空軍に入隊した経歴があります。しかし2012年には、妻子を襲ったことで軍法会議にかけられ、1年間収監された後、2014年に「不行跡」処分となり除隊しました。「不行跡除隊」は、「不名誉除隊」とは違い、ケリーが依然として銃器を合法的に購入できたことを意味します。「あらゆる街に銃規制を」( Everytown for Gun Safety)の調査責任者のサラ・トフティに詳しく聞きます。トフティのチームは、家庭内暴力と銃乱射事件との関係について新しい報告書を発表したばかりです。

    dailynews date: 
    2017/11/6(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ギリシャ経済学者ヤヌス・バルファキスが語る 欧州でのナチ復活とISISがドナルド・トランプを「大好き」な訳

    元ギリシャ財務大臣ヤヌス・バルファキスに、ギリシャに於ける極右政党「黄金の夜明け」の台頭について、また彼らの掲げる政策が欧州政界の本流にいかに浸透してきたかについて聞きます。そうした政策のなかには、トランプ大統領が提案する反移民政策に類似したものも含まれています。バルファキスは、ニューヨークの襲撃事件後にトランプが移民取り締まり強化を誓ったことは更なる襲撃を招くだけだと語り、「だからISISはトランプが大好きだ」と指摘します。

    dailynews date: 
    2017/11/3(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ヤヌス・バルファキスが語る グローバル資本主義とトランプの税制計画は貧困層を叩く階級闘争

    トランプ大統領と下院共和党は長年約束してきた国税法の改革案を公表しました。トランプ大統領はこれを「国民への、でっかい素敵なクリスマスプレゼント」と呼びます。批評家は、このプレゼントは最富裕層のための減税だと言います。元ギリシャ財務大臣で経済学者のヤヌス・バルファキスと共にこの法案を見ていきます。「これは、最も貧しく、弱く、権利を奪われた者に対して仕掛けた徹底的な階級闘争です。まさにこの階層の人々に、ドナルド・トランプは支持を呼びかけ、当選したのに」と彼は話ます。

    dailynews date: 
    2017/11/3(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 経済学者ヤヌス・バルファキス:プエルトリコ人は「永遠の債務地獄」から逃れてよいはずだ

    ホワイトハウスはようやく、連邦緊急事態管理庁(FEMA)の災害支援を弾力的に運用して、大きな被害を受けたプエルトリコの送電網やその他のインフラの再建を支援することに同意しました。元ギリシャ財務大臣で経済学者のヤヌス・バルファキスに、プエルトリコの債務危機の歴史と、ハリケーン「マリア」からの復興に際し何をなすべきかを聞きます。

    dailynews date: 
    2017/11/3(Fri)
    記事番号: 
    3

Pages