デイリーニュース

  • マーシャル諸島の気候変動活動家キャシー・ジェトニル=キジナー 水面上昇する中 サバイバルの詩を披露

    ハワイとフィリピンの間の太平洋中央に位置するマーシャル諸島は、世界の島々でも最も海抜が低く、今年10月には気候変動緊急事態を宣言しました。「マーシャル諸島では水に浸からずに済むように、島全体の物理的な地形を変えることを考慮しています」とマーシャル諸島の詩人で気候変動活動家キャシー・ジェトニル=キジナーは話します。自国への影響を語るとともに、最新の自作の詩を朗読してもらいます。

    dailynews date: 
    2019/12/12(Thu)
    記事番号: 
    4
  • ウガンダで初めて「未来のための金曜日」のストライキを行ったバネッサ・ナカテ マドリッドでCOP25抗議活動に参加

    スペインのマドリッドで行われている第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)からの放送です。ウガンダで初めて「未来のための金曜日」(Fridays for Future)の気候ストライキを実行したバネッサ・ナカテに話を聞きました。「自分のコミュニティと祖国の人々の生活を変えるために何かをしたいと思いました。ウガンダは農業に大きく依存しており、多くが農業で生計を立てています。農場が洪水で破壊されたら、農場が干ばつで破壊されたら、そして収穫が減ってしまったら、それは食費の高騰を意味します。そうすると本当に恵まれた人しか食べ物が買えなくなってしまうのです」とナカテは語ります。

    dailynews date: 
    2019/12/12(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「市民の力による解決を望む」:企業への抗議活動で活動家がCOP25会議から追い出される

    第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)の会場内には12月11日、数百人の活動家が集まり富裕国に、気候変動対策活動への資金提供を強化するよう強く求めました。この抗議活動はデモクラシー・ナウ!が生中継を終える直前に始まりましたが、その内の何人かに話を聞きました。彼らは世界中から集まった活動家で、「フレンズ・オブ・ジ・アース・ナイジェリア」(Friends of the Earth Nigeria)のリタ・イイケ=ウワカ、チリのサンディエゴの「未来のための金曜日」(Fridays for Future)のアンジェラ・バレンズエラ、「エクアドル・アマゾン先住民同盟」(Confederation of Indigenous Nationalities of the Ecuadorian Amazon/CONFENIAE)のサンドラ・トゥクプ、「アーティビスト・ネットワーク」(Artivist Network)のアマレン・サザンナンザー、「アクションエイドUSA」(ActionAid USA)のブランドン・ウー、そしてエクアドル・アマゾン、サラヤクのキチュワ・コミュニティ(Kichwa Community of Sarayaku)の先住民リーダー、ニーナ・グアリンガなどです。

    dailynews date: 
    2019/12/12(Thu)
    記事番号: 
    2
  • グレタ・トゥーンベリがCOP25を批判 気候変動危機への対応は「巧みな会計操作やクリエイティブなPR」でしかない

    マドリッドで行われている第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)で、スウェーデンの気候変動活動家、16歳のグレタ・トゥーンベリが12月11日、世界の指導者に向けスピーチを行いました。その数時間前、トゥーンベリはタイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれました。今回の会議は、当初チリのサンティアゴで開催される予定だったため、トゥーンベリは会議の前に北アメリカ各地を回り気候変動活動の指導者たちと会っていましたが、会場は突然スペインの首都に変更されました。トゥーンベリはスピーチで、地球の二酸化炭素予算は残り僅か8年しかないと警告し、大胆な対策を強く求めました。「一番危険なのは行動しないことではないと私は思っています。本当に危険なのは政治家やCEOが、対策を採っているフリをしながら、実際は巧みな会計やクリエイティブなPR以外はほとんど何もしないことです」と彼女は語りました。

    dailynews date: 
    2019/12/12(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「恥を知れ!」中低開発地域「グローバルサウス」の先住民族の指導者と代表たちが、マドリードでのCOP25でドラマチックなウォークアウト

    デモクラシー・ナウ!がスペインのマドリードで開催中の国連気候変動サミットで生中継を行っていた時、国連気候サミットに来ていた数百人の気候変動活動家や運動に関わる人々が会議場内で抗議行動を起こしました。デモンストレーションが始まるなか、「先住民族環境ネットワーク」(Indigenous Environmental Network)代表であるトム・ゴールドトゥース、「地球の友インターナショナル(Friends of the Earth International)」議長のカリン・ナンセン、そしてナイジェリアの気候活動家で「母なる地球の健全協会」(Health of Mother Earth Foundation)のニモ・バッセイ(Nnimmo Bassey)、そしてブラジルの先住民気候活動家、ダイアラ・ツカノの話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/12/11(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 民主党が大統領を正式に弾劾訴追の決議案をとりまとめる中、ロー・カンナ議員はトランプへの「万人による厳しい糾弾」を促す

    下院民主党は、トランプ大統領に対する弾劾条項2項目を発表しました。これにより、2か月以上の調査の後、重大な犯罪と軽犯罪とで大統領を正式に訴追します。10日、ナンシー・ペロシ下院議長が弾劾調査委員会の議長団に加わり、「権力の濫用」と「議会の妨害」での大統領訴追を発表しました。民主党によると、トランプは、ウクライナ大統領がトランプ言うところの「好意的な行為」への求めに従って、2020年大統領選でトランプの政敵であるジョー・バイデンを調査していると発表するまで、米連邦議会が承認した、税金によるウクライナへの軍事援助資金の拠出を留保しました。また、トランプは、その後、大統領の動きを調査する米議会による試みを阻止しようとしたと民主党は主張しています。カリフォルニア州選出の民主党議員であり、下院行政監視改革委員会のメンバーであるロー・カンナ議員に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/12/11(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「これまで見た中で最も恐ろしい火災だ」:気候変動に煽られ大規模化した山火事の煙にのみ込まれるオーストラリア

    気候危機に対処するためにマドリードに世界の指導者が集まるなか、大規模な山火事がオーストラリアを炎と煙に包み込んでいます。気候変動による100件以上の火災により、少なくとも6人が死亡し、シドニーの大気の質は汚染度が危険レベルの12倍にまで押し上げられました。11日、数千人もの人々が極度の大気汚染にも動じず、シドニー市庁舎の外で、気候変動に対して無策の政府に抗議しました。デモクラシー・ナウ!はスペインのマドリードで開催中の国連気候変動会議の会場内から生中継していますが、オーストラリアの環境科学者で、「クライメット・アナリティックス」(Climate Analytics)の責任者であり、パリ協定に関して世界各国の進捗状況をモニターする「クライメット・アクション・トラッカー」(Climate Action Tracker)のコーディネーターであるビル・ヘアに話を聞きます。同グループの新しいレポートは、世界の気温が今世紀末までに摂氏2.8度上昇することになりそうだとしていますが、これは科学者たちが、気候変動の最悪の影響を制限するために必要と述べている気温上昇率の2倍にもなります。

    dailynews date: 
    2019/12/11(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 大富豪で大統領選予備選に出馬中のマイク・ブルームバーグ COP25でプレス演説するも、質問には答えず

    元ニューヨーク市長で2020年の大統領選に出馬中のマイケル・ブルームバーグは、10日、国連気候サミットでスピーチし、「ホワイトハウス(米政府)からは誰も来ないから」気候会議に参加しに来たと語りました。このイベントは報道機関向けと称されましたが、ブルームバーグはメディアからの質問への回答を拒否しました。ブルームバーグは11月に大統領選に出馬し、それ以来、千万ドルの自己資金数を選挙戦に費やしています。デモクラシー・ナウ!司会者のエイミー・グッドマンは、会議場内でブルームバーグを追い、格差の問題にどのように対処するのか、また大統領選に勝つための彼の戦略は、すべてのライバルを上回る選挙経費をかけることなのかと、尋ねました。ブルームバーグはすべての質問に答えることを拒否し、ブルームバーグの大統領選キャンペーンマネージャーであるケビン・シーキーは、この大富豪が「大統領候補として」参加しているのではないと主張しました。

    dailynews date: 
    2019/12/11(Wed)
    記事番号: 
    1
  • COP25  先住民の若者と長老が姑息なタールサンド計画を支持するカナダに抗議

    先住民の女性のグループは12月10日の朝、先住民女性や少女が行方不明になったり殺されたりしている危機的状況への具体的対策を求め、スペインのマドリードの米国大使館前でデモを行いました。デモはマドリード警察によって数分で止めさせられました。12月9日には、先住民の若者と長老たちがマドリードのカナダ大使館の外に集まり、アルバータ州のタールサンド抽出と、先住民の土地を横断するアルバータ州からウィスコンシン州までタールサンドを運ぶパイプラインなど、新たな化石燃料インフラ認めるカナダ政府に抗議しました。アサバスカ・チペワイアン・ファースト・ネーション族のメンバーで、「先住民気候行動」(Indigenous Climate Action)の代表であるエリエル・デランガーに話を聞きます。「今回の会議でカナダは、気候危機取り組みの先導的存在を自負し、自国の先住民とも素晴らしい関係を持っていると言っています」、「しかし現実には、アルバータ州のタールサンドに関する計画提案のどれひとつとして却下されてはいません」と彼女は言います。

    dailynews date: 
    2019/12/10(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「母なる地球の声を聞いて」:マドリッドのCOP25で先住民の若者指導者たちが化石燃料抽出に抗議

    「私たちの運動はリサイクル運動に止まることなく、プラカードを掲げることより勇敢でなくてはなりません」と、サンティ―・ダコタとホー・チャンク族のメンバーで、「サステインUS」 (SustainUS)の若者代表であり、スペインのマドリードでの国連気候会議の若者帰国活動家たちの公開討論会に参加したローズ・ウィップルは言います。カナダと米国の先住民たちがこの会議に参加し、化石燃料抽出、新たなパイプライン計画、彼らの領土の環境破壊に反対する発言をし、先住民の権利を集中させる運動を求めています。

    dailynews date: 
    2019/12/10(Tue)
    記事番号: 
    4

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