デイリーニュース

  • 金融業界が記録的な収益をあげる中、米国内の飢餓は増大 ロバート・シーアが問う、「我々が投票したコミュニティ活動家はどこに?」

    今週発表された米政府の新レポートからは、経済破綻から1年あまり経った後の驚くべき様相がうかがわれます。17日、ニューヨーク会計監査官事務所は、金融業界の収益は、3年前に達成した記録を超える見通しであることを発表しました。4大企業の9月までの収益は、225億ドルにのぼっています。一方、従来考えられていたよりはるかに多くの米国人が飢餓に陥っていることもあきらかになりました。農務省の推定によると、2008年度、十分な食物を手に入れるのが困難だった米国人は、子供も含めて5000万人にのぼります。ジャーナリストのロバート・シーアに話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2009/11/19(Thu)
    記事番号: 
    3
  • イラク連邦議会選挙、選挙法案拒否で暗礁に

    2010年1月に予定されているイラク連邦議会選挙が、暗礁に乗り上げています。イラク副大統領が、米国の介入と占領により難民となったイラク人への議席の割り当てに関して選挙法草案に拒否権を行使したためです。スンニ派であるタレク・ハシミ副大統領は、11月にイラク連邦議会が可決した選挙法案の第1条が海外在住のイラク人に発言権を与えていないとして反対しています。アナリストのラエド・ジャラールに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/11/19(Thu)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領中国訪問、反体制派は敬遠、貿易、気候変動に関する確約なし

    オバマ米大統領の初の中国公式訪問は、いかなる確約も得られず、中国のお膳立てに乗っただけだと批判されています。オバマの中国訪問、そして今後の米中関係について英国人作家でジャーナリスト、When China Rules the World: The End of the Western World and the Birth of a New Global Order(『中国が世界を制覇する時:欧米世界の終焉と新グローバル体制の誕生』の著者である、マーティン・ジェイクスに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/11/19(Thu)
    記事番号: 
    1
  • イスラエル さらなる入植地拡大計画に国際批判広がる

    イスラエルが、占領下のパレスチナ人の土地に違法な入植地を再び拡大しようとして国際的な批判を浴びています。東エルサレムのギロ入植地に新たに900戸の住宅を建設する計画を発表したのです。これに対しパレスチナ自治政府首脳は、1967年の境界線を国境とするパレスチナ国家を公式に支持した国連安保理決議に再び国際的な支持を集めようと先週から新たな活動を開始しています。Palestine Inside Out: An Everyday Occupation(『パレスチナ徹底記録 日常としての占領』)の著者でカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のサリー・マクディシ教授に話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/11/20(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 米支援のエルサルバドル軍によるイエズス会司祭6人の殺害から20年 「暗殺学校」米フォートベニング基地前で数千人が抗議集会へ

    今週末、米ジョージア州フォートベニング基地に数千人が集まり、この基地の閉鎖を求める毎年恒例の抗議集会を行います。ラテンアメリカにおける最悪の人権侵害事件のいくつかは、「暗殺学校」と批判者たちが呼ぶこの米陸軍基地の教習センターで訓練された者たちが引き起こしたものだからです。今年の抗議集会は、エルサルバドルで活動中の6人のイエズス会士が米軍支援のエルサルバドル軍兵士によって殺害されてから20年目にあたります。エルサルバドル政府はつい数日前、これら殺害された司祭たちに対して民間人に授与する同国最高の表彰を行い、死後初めて彼らの功績を称えました。この司祭たちとラテンアメリカ全般の状況を非営利平和団体「オフィス・オブ・アメリカス」代表のブラゼ・ボンペインに話してもらいます。彼はカトリック系のメリノール宣教会の元司祭で、 40年以上にわたってラテンアメリカの人権向上に努めてきました。

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    dailynews date: 
    2009/11/20(Fri)
    記事番号: 
    2
  • カリフォルニア大理事会が大幅な学費値上げを承認 学生と教職員は公教育崩壊を非難

    数千人の抗議の学生と警備の武装警官が対峙する中、カリフォルニア大学(UC)理事会は32%の学費値上げを承認しました。この票決で同大の学費は総額で初めて年1万ドルを突破することになります。同大ロサンゼルス校(UCLA)の学生活動家ゼン・ドクターマン、米国教員連盟のUC代表ボブ・サミュエルズの2人と今回の抗議運動と米公教育の民営化の波について話し合います。
    dailynews date: 
    2009/11/20(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ナオミ・クライン、気候変動問題で裕福な国々が貧しい国々に賠償金を支払うべき理由

    
2週間後のコペンハーゲンでの気候変動サミット開催を前に、ベストセラー作家のジャーナリスト、ナオミ・クラインは、気候変動問題をめぐり、より厳しい地球環境に適応するためのあらゆる対策(より強固な防潮堤の設置や、より高価で環境負荷の低い技術への転換など)がこの環境危機を招いた国々の責任であるとの主張の背後にある草の根運動について詳しく語りました。また、シアトルWTOでの抗議行動やデビュー作『ブランドなんか、いらない―搾取で巨大化する大企業の非情』から10年目を迎えたことについて、クラインに聞きました。
    dailynews date: 
    2009/11/23(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 米上院、医療保険制度改革法案の審議入りを決定 賛成60反対39

    
前週末、米国の医療保険制度改革は上院議会での最初のハードルを乗り越えました。上院議会は21日夜、上院多数党の院内総務ハリー・リードのまとめた医療保険制度改革法案について投票し、各党の方針に沿って賛成60、反対39で審議入りを決めました。民主党議員58人全員と無所属議員2人がこの提案に賛成し、共和党議員40人のうち39人が反対票を投じました。投票後すぐに開かれた記者会見で、リードは「まだまだ長い道のりではあるが、ゴール地点は視界に入ってきている」と述べました。政治ブログポータル、ハフィントン・ポストのライアン・グリムに、この投票について、また、米連邦準備理事会を監視対象にすることをめぐる下院金融委員会の投票について話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/11/23(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 罪状なしで拘束されたバグラム収容所の元被収容者2人が語る拷問と不当拘禁

    オバマ政権は、アフガニスタンのバグラム収容所の抑留者700人を12月までに総工費6000万ドルの新しい施設に移送することを約束しました。しかし、ブレイブ・ニュー・フィルムズが公開したビデオの中で、悪名高いバグラム収容所に収容されていた2人の男性は、逮捕された当初の理由が明らかにされないままの移送で何が変わるのかという疑問を投げかけています。アブデルとヌーアのラキーブ兄弟は、正式な罪状もないまま逮捕され、拷問を受け、タリバンの広報担当者と間違えたという謝罪だけで釈放されたと言います。
    dailynews date: 
    2009/11/24(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 米国初のマリファナ・カフェがポートランドにオープン

    11月にオレゴン州ポートランドにオープンしたカナビス・カフェは、米国初のマリファナ・カフェです。同カフェでは、マリファナは売っていませんが、ポートランドに約2万1000人いると見られる認可を受けた医療大麻使用者に公の場でマリファナを摂取出来る場所を提供しています。同カフェを経営するNORML (マリファナ法改正を求める米国の全国組織)のオレゴン支部長マデリン・マルティネスから話を聞きます。

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    dailynews date: 
    2009/11/24(Tue)
    記事番号: 
    3

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