デイリーニュース

  • 米国に逆らい アリスティド元ハイチ大統領が帰国

    オバマ政権の意向を無視してハイチの元大統領ジャン-ベルトラン・アリスティドが今日、米国支援の2004年のクーデターで追放されて以来初めての帰国を果たします。この放送の数時間前にアリスティド一家と支援者一団が南アフリカから飛行機に乗り込み、ポルトープランスに向かいました。デモクラシー・ナウ!のホスト、エイミー・グッドマンも彼の帰国を記録するためにその機に同乗しています。彼女のリポートをお送りします。

    dailynews date: 
    2011/3/18(Fri)
    記事番号: 
    4
  • カダフィが停戦を宣言 国連安保理のリビア飛行禁止空域設定決議に対応

    国連安保理が17日にリビア上空の飛行禁止空域を設定し、最高指導者ムアンマル・カダフィの軍隊から民間人を守るために「必要なすべての措置」を取ると決議したことで、多国籍軍によるリビア国内への空爆の脅威が高まっています。リビア外相は今日、軍事作戦の即時停止を発表しました。リビアへの国際介入の問題を広範囲に論じてきたUCLAの法学教授アスリ・バリに分析してもらいました。

    dailynews date: 
    2011/3/18(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「国民にロシアン・ルーレットをやらせるのか?」ラルフ・ネイダー原発産業の段階的停止を提唱

    米国大統領選の元候補者で長年にわたる消費者運動家で核批判者であるラルフ・ネイダーが、全原子力発電所の現状に関する公聴会開催を通して米国の原子力発電の段階的廃止を強く提唱しています。「米国では現在110カ所ほどの原子力発電所が稼働している。その多くは老朽化しており、サビやぼろパイプや穴の開いたポンプや可燃性物質でガタガタだ… 水を沸騰させて蒸気を作るだけしか能の無い原子力発電のために、なんで国民にロシアン・ルーレットをやらせるのか?…これは制度的な狂気だ。この国の人々に言いたい。東日本でいま起きていることがここで起きる前に、目を覚ませ、と」
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    dailynews date: 
    2011/3/18(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 「問題の重大性を過小評価」 専門家は日本に核警戒レベルの引き上げと退避地域の拡大を迫る

    日本の当局者は福島第一原発の原子炉冷却作業を急いでいますが危機は増大しています。損傷した原発の警戒レベルは今日、「4」からスリーマイル島事故と同等の「5」に引き上げられましたが、この決定に多くの核専門家は憤慨しています。「われわれの専門家はレベルはすでに『6.5』で、さらに『7』へと悪化している。これはチェルノブイリと同じレベルだ」と東京の原子力資料情報室のフィリップ・ホワイトは言います。福島原発の放射線被ばくによる長期的な健康被害について、社会的責任を果たすための医師団(Physicians for Social Responsibility)のアイラ・ヘルファンド博士にも話を聞きましょう。

    dailynews date: 
    2011/3/18(Fri)
    記事番号: 
    1
  • リビアの反政府勢力、インターネットと放送電波を使ってカダフィ政権と戦うため、ベンガジのメディアセンターを運営

    反政府勢力が掌握している東リビアのベンガジ市から、ムアマル・カダフィ派の勢力に対抗する戦いを報道するために反政府勢力が新設したメディアセンターを、デモクラシー・ナウ!の通信員アンジャリ・カマトが訪問レポートします。

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    6
  • 米国支援のクーデターによる追放から7年、ハイチの元大統領、アリスティド、故国への帰還を準備中

    ハイチの元大統領ジャン=ベルトラン・アリスティドは、7年間の亡命生活の後、ハイチへの帰還に向けて準備中です。アリスティドは、2004年に米国が支援したクーデターで追放されて以来、南アフリカで暮らしてきました。 ヨハネスブルグからのレポートで、デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンが、アリスティドの故国帰還への同行を準備中のアリスティドの弁護士のアイラ・カーツバンと俳優のダニー・グローバーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 日本の著名な環境活動家、原子力発電を終わらせる国際運動を呼びかけ、「欲と怒り、無知に基づく常軌を逸したシステム」に挑む

    日本の代表的な文化人類学者で環境運動家の大岩圭之助に横浜で話を聞きます。大岩は、日本の代表的な「スローライフ」環境団体、ナマケモノ倶楽部の創設者です。「民主主義がこんなにも空ろになってしまったということをふたたび実感しています。 我々は無力で、政府と一私企業である東京電力に管理されています。自然と調和して生きるため、ライフスタイルと思考方法をもう一度探し求める必要があります」と大岩は語ります。

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 広島 被爆者を受け入れるため、科学チームと医療センターを組織

    もうひとつの緊急援助活動について広島で広島平和記念資料館を管理する平和文化財団のスティーブン・リーパーに話を聞きます。「広島では人々は放射能の問題に敏感です。惨事の問題に敏感です。放射能について詳しい場所として知られており、医師団がいます。医師団は、どんな放射能が出ているかを見分けようと機器を携えて現地に向かいました。我々はまた、有毒な放射能の被害を受けた被爆犠牲者を受け入れるよう、多数のアパートを準備し、病院も受け入れ準備をおこなっています」とリーパーは語りました

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 仙台からの報告: 放射能の恐怖で救援活動に障害

    公式発表されている地震と津波による死亡者数は5000人に達し、少なくとも9400人が行方不明になっています。 約85万世帯で電力がなく、150万世帯で水道が止まっています。 食糧と石油の供給は底をつきかけています。 最悪の被災地のひとつ仙台にいる、ビデオジャーナリストの神保哲生に話を聞きます。神保に人口2万人の半数が現在行方不明になっている陸前高田市の被害状況を話してもらいます。神保の話では、放射能への恐れが救援活動を遅らせています。「日本政府は事態についていけません。支援活動や救援活動に専心できる人員がいないのです」と神保は語ります。 ★ 字幕動画はこちら

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    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「原子炉炉心完全溶融の深刻な危機」: 日本の原発危機、最新情報

    日本政府当局は、機能が損なわれた福島第一原子力発電所に軍用ヘリコプターから水を投下させていますが、原子炉の大規模な溶融の恐れが増しています。 水は目標を外れ、発電所の原子炉と使用済みの燃料棒の冷却に失敗した模様です。「防護壁が崩れ落ち、炉心は溶融しています。格納器の損壊も予想されます。 これらの格納施設が損壊することにより、外気に向かって窓を全開にするようなことになります」とビヨンド・ニュークリア(Beyond Nuclear)のポール・ガンターは語ります。 米国の原子炉は日本の原子炉よりも安全だという専門家もいますが、調査ジャーナリスト、カール・グロスマンによると、米原子力規制委員会は1985年の報告書で、米国の100を超す原子力発電所のいずれかが20年の間に深刻な炉心事故を起こす可能性は50%にのぼると認めているといいます。 ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/3/17(Thu)
    記事番号: 
    1

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